未経験で施工管理はやめとけと言われる7つの理由|職種別にきつい理由を解説
  • 転職お役立ち情報
  • 2026/04/13

未経験で施工管理はやめとけと言われる7つの理由|職種別にきつい理由を解説

「未経験で施工管理に転職するのはやめとけ」
「施工管理から他職種に転職したほうがよい」

周囲から上記のように言われて、悩んでいる方も多くいます。

結論、未経験から施工管理に転職して満足している方は多いです。また施工管理として、着実にキャリアアップしている方もいます。一方、施工管理として働く中で、後悔している人がいるのも事実です。

上記の相反する2つがある理由は、施工管理は勤務先企業ごとに年収や働き方が大きく異なるからです。

そこで本記事では、施工管理がやめとけと言われる理由を解説します。また建築や土木などの職種ごとに「やめとけ・きつい」と言われる理由や、未経験で施工管理への転職がきつく感じる理由も解説します。

本記事を読めば、施工管理に就職・転職してよいかを判断しやすくなります。まずは「施工管理はやめとけ」と言われる理由をみていきましょう。

未経験で施工管理はやめとけと言われる7つの理由

施工管理はやめとけと言われる理由は、以下の7つがあります。

  • 労働時間(残業時間)が長い会社が多い
  • 屋外巡回・立ち仕事が多くて体力を使う
  • 施工管理は現場ごとの転勤や出張が多い
  • 施工管理は常に危険と隣り合わせになる
  • 責任やスキルと待遇・給与が見合わない
  • 年収アップには資格の取得が必須になる
  • 3K(きつい・汚い・厳しい)の印象が強い

「施工管理はやめとけ」と言われることは多くあります。とくに年齢の高い方を中心として、施工管理の悪いイメージは根強く残っています。理由は人それぞれですが、上記のいずれかが多いでしょう。

労働時間(残業時間)が長い会社が多い

残業時間が長くて長時間労働になりやすい点も、施工管理はやめとけと言われる理由の一つです。

厚生労働省の調査によると、2024年は施工管理を含む建設業の年間労働時間は1,943時間となっており、全産業平均の1,714時間より200時間以上長くなっています。

出典:毎月勤労統計調査|厚生労働省

とくに工期直前や施工管理の繁忙期は、月60時間から100時間の残業が常態化している現場もあります。

労働時間が長くなりやすいのは、日中は職人への指示出しや安全確認・施主対応をしつつ、夕方以降には工程表の更新や書類作成、協力会社との連絡調整などの事務作業をこなす現場があるからです。

2024年からは建設業界でも残業時間の上限規制が適用されたことで、労働時間は減少傾向にあります。ただし中小企業を中心として、一部の現場は、労働時間が短くなっていないケースも珍しくありません。

結果として、長時間労働が続いている会社があるからこそ、「施工管理はやめとけ」と言われるのです。

屋外巡回・立ち仕事が多くて体力を使う

施工管理は作業員ほどではないものの、体力を使う仕事です。

なぜなら暑い日でも寒い日でも、日中は現場を回りながら、進捗や安全を確認する必要があるからです。なお建築・土木を問わず、現場の巡回は日常業務です。夏場でも屋外の現場や広範囲の現場はあるため、屋外巡回・立ち仕事がつづくと、体力のある男性でも疲れてしまいます。

また施工管理は原則として、作業員のように直接作業をする仕事ではありません。ただし一部の現場は、現場管理だけではなく、搬入サポートや機材の受け渡しなどの肉体労働が必要になるケースもあります。

上記のように体力仕事の要素が多いことも、「施工管理はやめとけ」と言われる理由の一つです。

施工管理は現場ごとの転勤や出張が多い

施工管理は担当プロジェクトごとに勤務地が変わるため、転勤や出張が多くなりやすいです。

とくに大手ゼネコンをはじめとして全国展開している建設会社では、数年単位で転勤や出張がある会社も珍しくありません。またスーパーゼネコンであれば、海外出張の可能性もあります。

結婚や育児などのライフイベントがある20代・30代の方でも数年間の単身赴任があったり、数年おきに引越しが必要になったりする会社もあります。

結果、家庭との両立が難しくなるため、家族に「施工管理はやめたほうがよい」と言われる方もいます。

施工管理は常に危険と隣り合わせになる

建設現場では、高所作業・重機の稼働・掘削作業など、危険と隣り合わせの作業も多くあります

現場責任者である施工管理は、工事全体の安全を守る立場となります。つまり自身の安全確認に加えて、数十人から数百人の職人や協力会社の社員の安全に配慮する必要があるのです。

朝礼やKY(危険予知)活動で注意喚起しても、突発的なトラブルが起こってしまうケースはあります。

責任感が強い方ほどプレッシャーに疲れてしまうことがあるため、「やめとけ」と言われやすいのです。

責任やスキルと待遇・給与が見合わない

施工管理は、仕事の責任や求められるスキルに対して、待遇が見合っていないと感じる方も多いです。

施工管理は、工事現場の四大管理(工程管理・品質管理・原価管理・安全管理)に加え、建設現場で扱う図面や積算などとの技術知識、発注者と職人と板挟みになるコミュニケーション力などが求められます。

また工期に間に合わせる責任を背負う一方、現場で工事が起きないようにするプレッシャーもあります。

上記のとおり、施工管理に求められるスキルや責任は大きいですし、労働時間も長くなりやすいです。

そのため施工管理の年収レンジは高め(平均年収:596.5万円〜641.6万円)ですが、待遇が見合わないと感じてしまう方もいます。とくに現場責任者を担当できる施工管理技士の資格を取得するまでは、年収が600万円以下の会社が多く、「責任やスキルに見合わない施工管理はやめとけ」という人もいるのです。

出典:職業情報提供サイト job tag|厚生労働省

年収アップには資格の取得が必須になる

施工管理として年収を上げるには、施工管理技士の資格取得が必須と言えます。

なぜなら建設業法という法律で、工事現場の責任者である監理技術者・主任技術者を担当するためには、施工管理技士(1級・2級)などの国家資格を取得する必要があるからです。

施工管理技士の難易度は高く、合格率目安は20%〜30%となっています。とくに1級施工管理技士試験に合格するには、300時間〜500時間以上の学習が必要になると言われています。

施工管理技士資格を取得すれば、現場代理人や所長クラスのキャリアアップや転職も現実的になるため、年収としては600万円〜800万円以上も目指せます。一方で施工管理技士の資格を取得できていないと、現場経験が豊富でも年収が600万円を超えられない会社も多くあります。

上記のとおり、施工管理でキャリアアップするには、現場仕事をこなしつつ、資格取得の時間を確保する必要があります。体力的な負担が大きくなりやすいため、「施工管理はやめとけ」と言われるのです。

3K(きつい・汚い・厳しい)の印象が強い

施工管理を含めた建設業界は、3K(きつい・汚い・厳しい)という悪い印象が根強く残っています

10年以上前は月の残業時間が80時間〜100時間を超えていたり、騒音・安全管理の問題が多かったりと、かなりブラックな現場も珍しくありませんでした。また工事現場では、砂埃が舞っているケースも多く、夏は炎天下、冬は極寒の屋外で作業することも多かったです。

その結果、とくに40代や50代以降の方から「施工管理はやめとけ」と言われるケースが多くあります。また上記の話を聞いた20代や30代の若手でも、「施工管理はやめとけ」というイメージが多いのです。

\ 簡単30秒・完全無料 /
> 施工管理未経験歓迎の求人を探す <

職種別|施工管理がやめとけ・きついと言われる理由

施工管理は、「やめとけ」「きつい」と言われることが多いです。

ただし施工管理は職種によって、担当工事や求められる専門性が変わるため、自分の転職する領域で何がポイントかを把握することが重要です。

ここからは職種別に「施工管理はやめとけ」と言われる理由を解説します。

  • 建築施工管理
  • 土木施工管理
  • 電気施工管理
  • 設備施工管理

建築施工管理がやめとけ・きついと言われる理由

建築施工管理がやめとけと言われる主な理由は、担当工事が多く、マルチタスクが必要になることです。

とくに住宅(ハウスメーカー)の施工管理を担当する方は、年間30棟以上の住宅建設に携わるケースも珍しくありません。また同時並行で10棟近くの現場を管理することもあり、現場ごとの進捗把握や品質管理、指示出し、安全管理、作業員教育などを並行して進めていく必要もあります。さらに現場ごとに、施主・職人・設計者とコミュニケーションを取る必要があり、日々、調整業務で多忙になりやすいです。

上記のとおり、建築施工管理は複数現場を同時に担当することも多いため、マルチタスクが苦手な方や、交渉・折衝が苦手な方は「やめとけ」と言われることが多いです。

→建築施工管理の求人をみる

土木施工管理がやめとけ・きついと言われる理由

土木施工管理はやめとけと言われる理由は、天候・気温などの外的要因に左右されやすい点があります。

土木施工管理は、道路・橋梁・ダム・トンネル・河川改修などのインフラ工事が中心です。これら(土木施工管理)の工事は、基本的に屋外で行われるため、気象条件の影響をダイレクトに受けます。

たとえばゲリラ豪雨や台風のタイミングは作業が中断となるため、工事の進捗が遅れます。ただし工期は変わらないため、再開後にリカバリーし、工期に間に合わせるための調整が必要になります。その結果、天候不順があると、再開後は休日出勤や長時間労働で、体力的な負担が増加しやすくなるのです。

また土木施工管理(インフラ工事)は公共工事がメインで、発注者が官公庁(国や自治体)になります。官公庁の公共工事は、民間工事より書類に対して厳格なため、事務作業の負担が大きくなりやすいです。

上記のとおり、独自のしんどさがあるため、「土木施工管理はやめとけ」と言われることがあるのです。

→土木施工管理の求人をみる

電気施工管理がやめとけ・きついと言われる理由

電気施工管理がやめとけと言われる理由の一つに、夜間勤務の負担が大きいことがあります。

というのも電気施工管理は、停電に伴う緊急対応で夜間作業が必要になったり、24時間稼働のプラント工場・大型施設・データセンターなどは三交代制で定期的に夜間勤務が発生したりするからです。

また受変電・幹線・照明・電気設備など、幅広く深い専門性を求められる仕事です。そのため未経験から電気施工管理に挑戦すると、キャッチアップに時間がかかったり、しんどく感じたりする方もいます。

さらに電気を扱う工事のため、感電・漏電リスクに注意することも必要となります。

精神的にもプレッシャーが大きくなりやすいため、「電気施工管理はやめとけ」と言う方がいるのです。

→電気施工管理の求人をみる

設備施工管理がやめとけ・きついと言われる理由

設備施工管理はやめとけと言われるのは、各担当領域で高い専門性が求められることが一つの理由です。

設備施工管理の仕事内容は、空調・衛生(給排水)・消防設備・ガスなど幅広く、領域ごとに専門知識を学ぶ必要があります。また会社によっては、複数領域を担当するケースもあります。そのため未経験から設備施工管理に転職すると、各領域の施工管理の技術的知識を学ぶのに時間がかかってしまいます。

また建築工事の進行に合わせて、後工程で設備施工管理の工事が集中しやすく、工期に近いタイミングの工事となりやすいです。そのため少しの段取りミスも許されない、独特の空気感になることもあります。

設備施工管理は独自のしんどさもあるため、「設備施工管理はやめとけ」と言われることがあるのです。

→設備施工管理の求人をみる

未経験から施工管理をするのがきついと言われる理由

未経験から施工管理をするのがきついと言われる理由は、以下の5つがあります。

  • 経験の豊富な職人たちをマネジメントする必要がある
  • 発注者と協力会社の要望を聞いてまとめる必要がある
  • 施工管理は専門性が高いため、覚えるべき内容が多い
  • 工期直前になると長時間労働や夜勤が増えやすくなる
  • 研修制度・教育体制が整備されない会社はきつくなる

経験の豊富な職人たちをマネジメントする必要がある

未経験から施工管理を担当する方が最初に苦労しやすいのは、自分より現場経験の長い職人や協力会社に指示を出す立場になることです。現場で活躍する職人には、50代〜70代の方も珍しくありません。

30代以下の施工管理には、親より年齢の高い職人に対して、指示をするのがきついと感じる方もいます。

初心者で現場の流れがわからなくても、翌日の段取りを組んで、指示を適切に出すことが求められます。指示が曖昧で手待ちが発生すると、経験が豊富な職人から厳しく責められることもあります。

はじめは施工管理補助として、先輩・上司のサポートからはじめるケースが多いです。ただし協力会社や職人とのコミュニケーションは必須となるため、早くから信頼を獲得する必要があります。

発注者と協力会社の要望を聞いてまとめる必要がある

施工管理は、発注者と協力会社(職人)の板挟みになり、各立場の要望をすり合わせる必要があります

具体的には、発注者サイドからコストを抑えて高品質の形で納品することを求められます。一方で職人や協力会社からは、人手不足や予算不足、資材不足などにより、工期を伸ばすことなどが求められます。

施工管理として、発注者と協力会社の間に立って、現実的な落としどころを見つけることが必要です。

とくに施工管理の現場経験が少ない方は、落としどころの考え方や折衝・交渉経験が不足しているため、それぞれの要求を伝える伝書鳩になってしまい、双方から信頼を失ってしまうことも多いです。

とくにはじめて施工管理を担当する方は、双方からのプレッシャーがきついと感じることがあるのです。

施工管理は専門性が高いため、覚えるべき内容が多い

施工管理は仕事内容の専門性が高く、覚えるべき内容が多いため、きついと感じてしまう方が多いです。

なお施工管理の実務で必要になる知識範囲は、以下のとおりです。

  • 図面の読み方:平面図・断面図・配筋図・施工詳細図の読解
  • 施工知識:各工種の施工方法・手順・許容誤差・検査基準
  • 法令知識:建築基準法・労働安全衛生法・建設業法の基本
  • 工程管理:バーチャート・ネットワーク工程表の作成と運用
  • 品質管理:材料検査・工程検査・竣工検査の基準と記録方法
  • 書類作成:施工計画書・施工体制台帳・安全書類・竣工図書の作成

とくに未経験から転職する方は、実務経験を積みながら、上記の知識を学ぶ必要があります。

またキャリアアップするために、本記事『年収アップには資格の取得が必須になる』で紹介したとおり、施工管理技士の資格取得が必須になります。

上記のように、未経験で施工管理に転職すると、仕事外での学習も必要となります。

だからこそ未経験から施工管理に転職して働くと、きついと感じる方がいるのです。

工期直前になると長時間労働や夜勤が増えやすくなる

工期直前は残業時間や夜勤が増えて、労働時間が長くなりやすいことも、未経験から施工管理をするのがきついと言われる理由の一つです。

施工管理は、担当したプロジェクトを工期までに竣工・納品する仕事です。そのため工期直前になると、工事遅れをリカバリーするために労働時間が長くなることもあります。とくに天候不順や地中障害などのトラブルが多くて進捗が遅れている現場では、連日の残業が起こることも珍しくありません。

とくに未経験から施工管理に転職してはじめての現場では、工期直前のスピード感に慣れていないため、想像よりもきついと感じてしまう人もいるのです。

研修制度・教育体制が整備されない会社はきつくなる

未経験で研修制度や教育体制が整っていない会社に入社すると、現場で放置される可能性もあります。

施工管理を含む建設業界は慢性的な人手不足であり、ポテンシャル採用で未経験者を歓迎する企業は多い一方、十分な研修制度やOJT体制が整っていない会社も珍しくありません。

大手ゼネコンやDXを推進する中堅企業になると研修制度が充実していますが、地場の中小ゼネコンには研修制度がなく、初日から現場を見て学ぶスタイルが続いている会社もあります。

上記のような会社に入社すると、右も左もわからない状態で「きつい」と感じてしまう方が多くいます。

そのため未経験から施工管理を目指すなら、教育体制の整った会社に就職・転職するのがおすすめです。

\ 簡単30秒・完全無料 /
> 教育体制の整った施工管理求人を探す <

施工管理はやめとけと言う人が勘違いしている3つのこと

本記事を読んでいる方には、周りから「施工管理をやめとけ」と言われて悩んでいる方も多いでしょう。

そこでここからは、「施工管理をやめとけ」とアドバイスしてくれる人が知らない最新の施工管理の労働環境について解説します。

  • 2024年の働き方改革で残業時間が減少している
  • IT化・DX化で肉体労働の割合が減少している
  • 転勤や出張のない求人も多くある

2024年の働き方改革で残業時間が減少している

「施工管理はやめとけ」とアドバイスする人の多くは、施工管理は労働時間が長いと思っています

たしかに本記事『労働時間(残業時間)が長い会社が多い』で紹介したとおり、施工管理の労働時間は、他の職種と比べて長いです。ただし2024年から建設業界でも残業時間の上限規制が適用された影響で、多くの施工管理会社が労働環境の改善に取り組んでいます。

実際に当社(プレックスジョブ)と取引のあるゼネコン会社は、役員自らが協力会社・関連会社を回り、労働環境の改善に取り組んだ事例もあります。また残業時間が月20時間以下の求人もあります。

上記のとおり、2026年現在は、労働環境の改善に力を入れている施工管理会社も多くあります。

その結果、施工管理を含む建設業界の年間労働時間は、過去10年間で約150時間減少しています。

年間労働時間

2014年

2,090時間

2024年

1,943時間

出典:毎月勤労統計調査|厚生労働省

ただし現在でも、長時間労働が続いている施工管理会社は残っています。

とはいえ全体の傾向としては、残業時間が減少傾向です。そのためワークライフバランスも意識しつつ、施工管理で働きたい方は、労働環境の整っている施工管理会社を選ぶことが大切です。

IT化・DX化で肉体労働の割合が減少している

施工管理に就職・転職しようとするあなたに「やめとけ」とアドバイスする方は、施工管理が肉体労働で身体的にきついのではないかと心配していることも多いです。

ただし近年は、施工管理でもIT化・DX化が進んでおり、肉体労働の割合は減少しています。

実際に令和5年3月に国土交通省が公開した『建設現場における遠隔臨場 取組事例集(第二版)』では、すでに施工管理アプリや測量アプリを活用したり、リモートでの作業事例があったりするとわかります。

出典:建設現場における遠隔臨場 取組事例集(第二版)|国土交通省

また大手ゼネコンの大林組や大成建設でも、施工管理にドローンを活用する取り組みが進んでいます。

参照:
ドローンを活用した完全無人巡回による建設現場の工事進捗管理の実証実験に成功|大林組
ドローンと3Dスキャンを用いたデジタル点検の本格運用を開始|大成建設

上記のとおり、大手ゼネコンから中堅ゼネコンを中心に、IT化・DX化の推進は積極的になっています。

その結果、施工管理の仕事内容は、肉体労働から頭脳労働・デスクワークの比率も増えているのです。

転勤や出張のない求人も多くある

施工管理の仕事をはじめようとするあなたに「施工管理はやめとけ」とアドバイスする方は、施工管理の仕事が転勤や出張ばかりと考えている方も多いです。

たしかに全国展開している大手ゼネコン・大手サブコンで働くと、転勤や出張が多いことは事実です。

ただし地場ゼネコンや地域密着の施工管理会社は転勤や出張はない求人もありますし、大手ゼネコンでも地域限定職・エリア職なら都道府県内や地方内(例:関東・関西など)で働くことが可能です。

そのため転勤や出張のない環境で働きたい方は、就職・転職時の会社選びを慎重に行うことが大切です。

\ 簡単30秒・完全無料 /
> 転勤・出張のない施工管理求人を探す <

施工管理をやめておくべき人の特徴

実際に「施工管理はやめとけ」と言われる方で、素直に言うことを聞いたほうがよい方の特徴は、以下の3つがあります。

  • ワークライフバランスを最優先に考える方
  • 働き方として内勤・事務にこだわりたい方
  • 周囲との調整業務や折衝が極端に苦手な方

ワークライフバランスを最優先に考える方

ワークライフバランスを最優先に考える方は、施工管理をやめておいたほうがよい可能性が高いです。

もちろん家庭と両立しながら、施工管理で活躍することは可能です。ただし施工管理のスケジュールは、発注者や協力会社・職人との調整次第な部分もあるため、毎日が定時帰りの現場は少ないと言えます。

また工期直前になると、残業時間が長くなったり、土日でも出勤要請がきたりするケースもあります。

そのため「絶対に定時退社したい」「土日祝は働きたくない」と考えている方は、周りのアドバイスを素直に受け入れて、施工管理をやめておいたほうがよいでしょう。

ワークライフバランスを最優先に考えている方は、施工管理ではなく、残業時間が短めで土日祝の休みが多い発注者支援業務やメーカーなどに転職することをおすすめします。

関連記事:【年齢別】施工管理からの転職先おすすめ12選|20代・30代・40代

働き方として内勤・事務にこだわりたい方

屋外での肉体労働が苦手で、内勤・事務にこだわる方も施工管理はやめたほうがよいです。

本記事『IT化・DX化で肉体労働の割合が減少している』で紹介したとおり、近年、IT化・DX化の導入が進んでいる影響で、施工管理でもデスクワークの比率は増加しています。

とはいえ施工管理の業務には、現場の巡回・確認で屋外の労働もあります。とくに未経験から施工管理に就職・転職する方は、現場に慣れたり、全体の流れを掴んだりするために屋外労働が多くなりがちです。

また突発的なトラブルが起こった際には、施工管理自身も現場に足を運ぶケースが多くなります。

このように、屋外労働も一定あるため、内勤・事務にこだわる方は施工管理に向いていないと言えます。

たとえば建設業界の内勤・事務系寄りには、CADオペレーター・建築事務・積算などの職種もあります。

そのため内勤・事務の働き方にこだわる方は、施工管理以外の働き方を検討することをおすすめします。

周囲との調整業務や折衝が極端に苦手な方

周囲との調整業務や折衝が極端に苦手な方も、施工管理はやめたほうがよいと言えます。

なぜなら施工管理の仕事は、発注者・設計士・協力会社(職人)・近隣住民・社内の上司・官公庁など、幅広い関係者・ステークホルダーの利害関係を調整しながら、プロジェクトを推進することだからです。

そのため施工管理として働くと、各現場で調整業務や折衝・交渉の場面が多くなります。とくに発注者と協力会社・職人との板挟みになることが多く、予算や納期の調整が必要になることも珍しくありません

施工管理として働くと、上記のような調整業務・折衝が必須になります。だからこそ周囲との調整業務や折衝が極端に苦手な方は、施工管理の働き方がきついと感じることが多いでしょう。

施工管理でも活躍しやすい人の特徴

ここまで「施工管理はやめとけ」と言われる理由、また本当にやめておくべき人の特徴を解説しました。しかし施工管理として、キャリアアップ・年収アップを実現している方も多くいます

そこでここでは、施工管理で長期的に活躍しやすい人の特徴を解説します。

  • 実力・スキルを高めて年収アップしたい方
  • 周りを巻き込めるリーダーシップがある方
  • 物事が形になることにやりがいを感じる方

実力・スキルを高めて年収アップしたい方

仕事を通じて実力をつけて、将来的に年収を上げたい方には、施工管理がおすすめできます。

なぜなら施工管理は、資格取得や現場経験が直接的に年収アップにつながる仕事だからです。

実際に1級施工管理技士を取得して、現場代理人・監理技術者として働く方は、30代でも年収800万円〜1,000万円以上を稼ぐ方もいます。また施工管理からキャリアアップして、営業も兼務できる現場所長・事業部長クラスになると、年収1,500万円〜3,000万円で転職できる求人もあります。

さらに施工管理は学歴が見られにくい職種の一つであり、中卒や高卒でも採用の間口はあります。

上記のとおり、施工管理は実力主義で、努力した分だけ、年収アップを目指せる職種の一つです。

そのため実力・スキルを高めて、年収アップを目指す方には、とくにおすすめできる転職先です。

周りを巻き込めるリーダーシップがある方

周りを巻き込んでプロジェクトを成功させた経験がある方は、施工管理で活躍できる可能性が高いです。

というのも施工管理の仕事内容が、現場の司令塔的な立ち位置で、協力会社・職人・業者などを動かし、工程どおりにプロジェクトを竣工まで導くことだからです。とくに特定分野のプロフェッショナルである職人や設計者などとコミュニケーションを取る必要があるため、一定以上のリーダーシップは必須です。

さらに施工管理の現場は、急な天候悪化や資材の搬入遅れが起こった際にも、工期に間に合わせるために調整・リカバリーをしなければなりません。ただし突発的なトラブルが起こった際も、協力会社や職人を巻き込んでプロジェクトを進められるリーダーシップがあれば、工事の遅れを取り戻すことが可能です。

だからこそこれまでに周りを巻き込んだ経験がある方は、施工管理として活躍しやすいと言えるのです。

物事が形になることにやりがいを感じる方

物事が目に見える形(建造物など)になることにやりがいを感じる方は、施工管理が向いています

なぜなら建築施工管理では、建物の基礎から内装・設備が入り、引き渡しまで進む過程を見られますし、土木施工管理なら、道路・橋梁・河川などのインフラ設備が完成していくことを見られるからです。

実際に施工管理として働く方でも、「竣工時の達成感は他の仕事では味わえない」「工事に3年かけたプロジェクトの達成感が強い」など、やりがいを感じている方が多くいます。とくに大規模な公共工事を担当したり、普段から人々が利用する民間施設を担当したりする現場はやりがいを感じやすいでしょう。

そのため建造物やインフラ設備を形にすることにやりがいを感じる方なら、長期的に活躍しやすいです。

\ 簡単30秒・完全無料 /
> 施工管理未経験歓迎の求人を探す <

施工管理はやめとけと言われる理由に関するよくある質問

最後に施工管理はやめとけと言われる理由について、よくある質問に回答します。

未経験で施工管理に転職するのはやめたほうがよいですか?

未経験という理由だけで、施工管理の転職をやめる必要はありません

ただし未経験から施工管理に転職する場合、研修制度・教育体制が整備されていない会社に転職するのはやめたほうがよいです。なぜなら研修制度・教育体制が整備されていない会社に転職すると、施工管理の基礎が学べない状態で、施工管理としてキャリアアップ・年収アップするのが難しくなるからです。

そのため未経験から施工管理に転職するなら、教育体制が整備されている会社への転職がおすすめです。

とはいえ施工管理未経験の方が、転職先の教育体制を見分けることは難しいです。そのため未経験からの施工管理転職に強いエージェント担当者からアドバイスを受けつつ、転職先を目指すのがおすすめです。

なお施工管理に強い転職エージェントは、以下の記事で詳しく紹介しています。参考にしてください。

関連記事:施工管理に強い転職エージェント・転職サイト10選【2026年】

施工管理に転職するのが向いている人の特徴はありますか?

施工管理に向いている人の特徴は、以下の3つがあります。

  • 実力・スキルを高めて年収アップしたい方
  • 周りを巻き込めるリーダーシップがある方
  • 物事が形になることにやりがいを感じる方

施工管理は複数の関係者(ステークホルダー)の利害関係を調整しながら、プロジェクトを推進する仕事です。そのため周りを巻き込むリーダーシップは必須のスキルと言えます。

また最終学歴が中卒・高卒の方でも、保有資格や実力次第で高年収を目指せる仕事です。

そのため自分の実力・スキルを高めて年収アップを目指す方にもおすすめな転職先です。

「施工管理は意外と楽、楽すぎる」という話は本当ですか?

一部、事実です

なぜなら2024年4月に建設業界でも残業時間の上限規制が適用された影響があり、施工管理の現場からは施工管理は意外と楽という声が増えているからです。とくにIT化・DX化が進んでいる企業では、「想像より楽だった」「完全週休2日制で残業も月30時間以下だった」という声も増えてきています。

ただし残業時間が長かったり、毎月の休日出勤があったりする施工管理会社が残っているのも事実です。

そのため施工管理でワークライフバランスを重視する方は、就職・転職する会社選びが重要になります。

施工管理がきついと言われる理由はなぜですか?

施工管理がきついと言われる理由は、以下の5つがあります。

  • 経験の豊富な職人たちをマネジメントする必要がある
  • 発注者と協力会社の要望を聞いてまとめる必要がある
  • 施工管理は専門性が高いため、覚えるべき内容が多い
  • 工期直前になると長時間労働や夜勤が増えやすくなる
  • 研修制度・教育体制が整備されない会社はきつくなる

とくに施工管理の仕事は、発注者と協力会社との要望で板挟みになることが多く、精神的に負荷を感じる方も多いです。また工期直前は、長時間労働や夜勤が増えるため、肉体的にきついと感じる方もいます。

上記のとおり、肉体的にも精神的にも負荷がかかることがある分、施工管理がきついと言われるのです。

施工管理未経験で転職した場合の年収はどのくらいですか?

300万円〜400万円でスタートするのが一般的です。

ただし前職で建設現場の経験があったり、電気工事士の資格を持っていたりする方の場合、初年度から500万円以上の年収が出るケースもあります。また年収400万円スタートでも、施工管理技士を取得して一定年数の実務経験を積むことで、年収600万円〜800万円以上も目指せます。

そのため将来的に年収アップを目指したいなら、施工管理への転職はおすすめです。

なお各施工管理技士資格の年収相場・年収目安については、以下の記事を参考にしてください。

まとめ

施工管理はやめとけと言われる理由は、以下の7つがあります。

  • 3K(きつい・汚い・厳しい)の印象が強い
  • 労働時間(残業時間)が長い会社が多い
  • 屋外巡回・立ち仕事が多くて体力を使う
  • 施工管理は現場ごとの転勤や出張が多い
  • 施工管理は常に危険と隣り合わせになる
  • 責任やスキルと待遇・給与が見合わない
  • 年収アップには資格の取得が必須になる

ただし近年は、働き方改革やIT化・DX化の影響で、働きやすさが大幅に改善しています

そのため施工管理は働きやすく、待遇の良い職種に変わりつつあります。

ただし、すべての会社が労働環境改善に注力しているわけではありません。そのため施工管理に転職して後悔しないためには、ワークライフバランスを意識している会社を選ぶことが大切です。

とはいえ施工管理の経験がない方が、自分で施工管理会社の労働環境を判断するのは難しいです。

そのため未経験からの施工管理転職に強いエージェント担当者からアドバイスを受けながら、求人情報を見つつ、転職先を探すことをおすすめします。

\ 簡単30秒登録 /
> プレックスジョブの担当者に相談する <

\ 簡単30秒・完全無料 /
> プレックスジョブで理想の求人を探す <

CTA画像

\役に立った記事はSNSでシェアしよう!/

この記事を書いた人

プレックスジョブマガジン編集部のプロフィール画像

プレックスジョブマガジン編集部

プレックスジョブマガジンは、累計200万人以上の方にご登録いただいている求人サイト「プレックスジョブ」が運営するメディアです。 8年以上にわたりドライバー・製造職・施工管理といったエッセンシャルワーカーの転職支援に携わっており、各業界で働く方・これから目指す方のために、役立つ情報を発信しています。 仕事や転職に関する記事を通じて、キャリア支援をしています。

プレックスジョブマガジンTOPへ

施工管理の求人一覧

大津建設 株式会社の画像

広島県三次市

想定給与
¥200,000〜¥300,000
勤務時間
午前8時〜午後5時(◆ 月平均残業時間:6時間 ◆ 休憩時間:60分 ◆ マイカー通勤可否:可 ※ 駐車場 あり)
勤務地
広島県三次市
詳しく見る
株式会社オリジナルの画像

愛知県名古屋市名東区

想定給与
¥250,000〜¥314,000
勤務時間
午前8時〜午後5時(◆ 働き方:変形労働時間制(1か月単位) ◆ 月平均残業時間:22時間 ◆ 休憩時間:60分 ◆ マイカー通勤可否:可 ※ 駐車場 あり)
勤務地
愛知県名古屋市名東区
詳しく見る
株式会社松田組の画像

山形県南陽市

想定給与
¥198,000〜¥310,000
勤務時間
午前8時〜午後5時30分 , 午前8時〜午後5時(◆ 働き方:変形労働時間制(1年単位) *就業時間(2)は1月~3月の勤務時間 ◆ 月平均残業時間:20時間 ◆ 休憩時間:90分 ◆ マイカー通勤可否:可 ※ 駐車場 あり)
勤務地
山形県南陽市
詳しく見る

あなたにおすすめの記事

職種から求人を探す

お仕事をお探しの方へ

会員登録すると、企業からのスカウトが届きます!また、専属のキャリアアドバイザーに無料で転職相談をすることも可能です!

お問い合わせはこちら

プレックスジョブについて不明点や気になる点がある場合はお気軽にお問い合わせください。

お知らせ

よくある質問

Q. 「プレックスジョブ」の掲載求人には、どのような種類のお仕事がありますか?

物流・建設業界を中心にドライバー(貨物・旅客)や運行管理者、施工管理技士や職人といった様々な職種の求人を掲載しております。中でもドライバーの求人は20,000件を超えており、大型トラックの運転手から軽貨物の配送、タクシー・バスの運転手など、様々な求人を掲載しています。

Q. 未経験でも応募可能ですか?

応募する職種の就業経験がない方でも、積極的に募集している求人も多数ございますので、未経験の方も応募は可能です。一方で、応募条件を経験者のみに限定している場合もございますので、条件をよく確認してから、応募しましょう。


必要資格を持っていない場合でも、入社後に、必要な免許を取得するチャレンジを応援している企業もあります。免許取得支援制度は、会社側が運転免許の取得に掛かる費用を全額もしくは一部を補助してくれる制度です。制度を利用する際には、規定もありますので、事前に確認しておきましょう。

Q. 費用はかかりますか?

登録から転職決定まで費用は一切発生いたしません。どんな求人があるのか知りたい、話だけ聞いてみたいといった方でも問題ございませんので、お気軽にご登録ください。