食を通じて人の健康を支える栄養士は需要が高く、安定して長く働きやすい職種です。
しかし、転職を考えるうえでは、平均的な年収や日々の給料がどの程度なのかを知っておきたいところではないでしょうか。
そこで本記事では、手取り額を含めた給料の内訳や、長く働いた場合の年収の推移について具体的に解説します。
管理栄養士などの資格取得や、勤務先による条件の差など、年収アップに向けた知識も紹介しています。
栄養士としてのキャリアプランを描き、転職活動を進めるための情報としてご活用ください。

食を通じて人の健康を支える栄養士は需要が高く、安定して長く働きやすい職種です。
しかし、転職を考えるうえでは、平均的な年収や日々の給料がどの程度なのかを知っておきたいところではないでしょうか。
そこで本記事では、手取り額を含めた給料の内訳や、長く働いた場合の年収の推移について具体的に解説します。
管理栄養士などの資格取得や、勤務先による条件の差など、年収アップに向けた知識も紹介しています。
栄養士としてのキャリアプランを描き、転職活動を進めるための情報としてご活用ください。


区分 | 栄養士 | 給与所得者全体(全産業) |
|---|---|---|
平均給料(月額) | 27.9万円 | 34.3万円 |
年間賞与 | 69.5万円 | 74.9万円 |
平均年収 | 404.0万円 | 486.6万円 |
栄養士の平均年収は404万円です。
毎月の給料と年2回の賞与で構成されています。月の給料は約27万9,000円ですが、その大半にあたる26万7,000円を基本給や各種手当が占めています。
残業代にあたる超過労働給与は月1万円程度と少なく、平均残業時間も月6時間にとどまるのが特徴です。
日中勤務が中心の職場が多いこともあり、生活リズムを保ちやすい働き方といえます。
また、年間賞与は69万5,000円で年収の2割弱を占めており、給与所得者全体と同等の水準です。病院や福祉施設などでは、夏と冬の年2回に分けて支給される傾向があります。
額面年収から税金や社会保険料を差し引いた手取り額は年間で約323万円、月あたりに換算すると約27万円です。
家賃を手取りの3割にあたる8万円前後に抑えることで、日々の生活費をまかないながら貯蓄も両立しやすくなります。
※手取り額は、所得税・住民税・社会保険料を差し引いた概算で、額面の約8割として試算しています。
年収に差が生まれる条件については、次の3つの切り口で解説します。
参考:
令和7年賃金構造基本統計調査 職種別統計表 第1表・第5表・第14表(e-Stat)
令和7年分民間給与実態統計調査結果について(国税庁)
栄養士の年収は、従業員1,000人以上の企業で435.0万円、10〜99人の企業で389.5万円と、企業規模が大きいほど高くなる傾向です。
企業規模別の平均年収は次の表で確認できます。
企業規模 | 平均給料(月額) | 年間賞与 | 平均年収 |
|---|---|---|---|
1,000人以上 | 30.0万円 | 74.5万円 | 435.0万円 |
100〜999人 | 27.6万円 | 65.5万円 | 396.7万円 |
10〜99人 | 26.5万円 | 72.0万円 | 389.5万円 |
規模による差は月の給料に表れ、賞与の額は規模による差が小さいのが特徴です。
背景には、大手の給食会社や病院グループほど給与テーブルが整い、昇給や役職手当の幅が大きいことがあります。
大規模な事業所では複数の栄養士が在籍し、主任や管理者の役職が設けられやすいためです。
一方で、10〜99人の企業では献立作成から発注、栄養指導、調理の補助まで幅広い業務を一人で担う機会が多く、早い時期から給食運営の全体を経験できます。
求人を比べるときは、基本給と手当の内訳、賞与の支給実績、昇給の有無を確認すると、入社後の年収の伸び方を見通せるでしょう。
幅広い経験を積んだ栄養士は転職市場でも評価されやすく、長く働くうえでの選択肢が広がります。
参考:令和7年賃金構造基本統計調査 職種別統計表 第1表(e-Stat)
栄養士の年収が最も高い地域は愛知県で、平均年収は464.3万円です。
平均年収の上位10都道府県は次のグラフのとおりで、東京都や神奈川県のような都市部に加え、群馬県や大分県、鹿児島県のような地方の県も上位に入ります。

※都道府県別の年収は、令和7年賃金構造基本統計調査の都道府県別第3表(栄養士、男女計)から算出しています。
差が出る背景には、都道府県ごとの最低賃金や地域手当の違いと、勤務先となる産業の集まり方があります。
愛知県や神奈川県のように製造業の大規模な事業所が集まる地域では、社員食堂や従業員の健康管理を担う栄養士の求人が多く、給与水準が引き上げられやすい傾向です。
群馬県や鹿児島県では年間賞与の額が全国平均を大きく上回り、月の給料の差以上に年収を押し上げています。
生活コストをふまえると、年収の差がすべて暮らしの余裕になるかは地域によって変わります。
東京都や神奈川県では家賃が高いため、年収が全国平均を上回っていても手元に残る額は地方と同じ程度になりやすいでしょう。
地方で年収が高い県では家賃や通勤の費用を抑えやすく、同じ年収でも貯蓄に回せる額が大きい暮らしが見込めます。
参考:令和7年賃金構造基本統計調査 都道府県別統計表 第3表(e-Stat)
栄養士が多く働く医療・福祉の分野では、正社員の月の給料は32.6万円で、正社員以外の24.3万円を上回ります。
雇用形態別の月の給料と、給与所得者全体の平均年収は次の表のとおりです。
区分 | 正社員・正職員 | 正社員・正職員以外 |
|---|---|---|
月の給料(医療・福祉) | 32.6万円 | 24.3万円 |
平均年収(給与所得者全体) | 559.3万円 | 209.5万円 |
年収でみると、給与所得者全体では正社員の年収が正社員以外の2倍を超え、月の給料の差に加えて賞与の有無が大きく影響しています。
差が生まれる理由は、賞与と昇給、退職金の3つです。
正社員は年2回の賞与と年1回の昇給が給与規定で決まっていることが多く、勤続とともに年収が積み上がります。
正社員以外は時給や日給で契約する場合が多く、賞与と退職金の対象から外れるのが一般的です。
栄養士は正規の職員として働く人が8割を超える職種で、資格を持つ専門職として正社員の求人が安定して出ています。
結婚や育児で一度パートに移った場合でも、資格があれば正社員に戻る道が開けているため、長い目で生活設計を立てやすい職種といえるでしょう。
参考:
令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況 雇用形態別にみた賃金(厚生労働省)
令和7年分民間給与実態統計調査結果について(国税庁)
job tag 職業詳細 栄養士(厚生労働省)
栄養士の年収は、20代前半の328.7万円から始まり、50代後半の505.3万円まで年齢とともに上がっていきます。
年齢別の平均年収は次のグラフのとおりです。

経験の積み方によって年収と仕事がどう変わるかを、3つの時期に分けて解説します。
参考:令和7年賃金構造基本統計調査 職種別統計表 第5表(e-Stat)
入職から3年目までは、先輩の栄養士の指導を受けながら、献立作成と給食管理の基本を身につける時期です。
担当する業務は、栄養価の計算、食材の発注、調理員への指示、衛生管理の記録が中心になります。
病院では医師の食事せんに沿った治療食の調製を、保育園や学校では発育に合わせた献立を覚え、栄養の基準と予算の両方を満たす献立を組めるようになることが目標です。
20〜24歳の平均年収は328.7万円になります。内訳は、月の給料が24.4万円、年間賞与が35.8万円です。
手取りは月20万円前後になり、家賃を6万円前後に抑えれば一人暮らしをしながら毎月数万円を貯蓄に回せます。
25〜29歳になると平均年収は361.9万円に上がり、賞与の額が増えることで年収の伸びを実感しやすくなるでしょう。
栄養士養成施設の修業年限に応じて1〜3年の実務経験を積むと管理栄養士国家試験の受験資格を得られるため、最初の3年間は資格取得に向けた準備期間でもあります。
現場で治療食や栄養ケアの実務に触れておくと、試験勉強の理解が深まり、次の時期の年収の伸び方が変わるでしょう。
参考:
令和7年賃金構造基本統計調査 職種別統計表 第5表(e-Stat)
job tag 職業詳細 栄養士(厚生労働省)
4年目から10年目は、栄養指導や献立の責任者を任され、調理員や後輩をまとめる現場のリーダーになる時期です。
病院では入院患者への栄養指導や多職種カンファレンスへの参加、福祉施設では入所者の栄養ケア計画の作成、給食会社では複数施設の献立と原価の管理を担います。
管理栄養士の資格を取得すると、病院の栄養指導や特定保健指導など、栄養士免許だけでは担当できない業務を任されるようになるのが一般的です。
30〜34歳の平均年収は380.8万円、35〜39歳では407.8万円で、30代後半に全国の栄養士の平均年収に並びます。
年間賞与が70万円前後に増えるため、まとまった貯蓄や住宅の頭金を準備しやすい暮らしに変わるでしょう。
年収の上限を上げるスキルは、栄養指導の実績、原価管理、スタッフのマネジメントの3つです。
特定保健指導や糖尿病の栄養指導は診療報酬や委託費の対象になるため、実績のある栄養士は勤務先の収益に直接貢献でき、昇給や役職の評価につながります。
原価管理と人員配置の経験は給食部門の責任者に求められる力で、次の時期の年収を左右するでしょう。
参考:
令和7年賃金構造基本統計調査 職種別統計表 第5表(e-Stat)
job tag 職業詳細 栄養士(厚生労働省)
11年目以降は、給食部門の責任者になるか、臨床栄養などの専門性を深める管理栄養士になるか、キャリアの分かれ道を迎える時期です。
責任者になると、栄養部門の予算と人員の管理、委託会社との契約や行政監査への対応、新人の教育が主な業務になります。
専門性を深める道では、がんや糖尿病、嚥下機能の低下した高齢者への栄養管理など、特定の分野で高度な栄養ケアを担うのが特徴です。
40代に入ると平均年収は430万円台に乗り、55〜59歳の505.3万円で年収のピークを迎えます。
勤続年数が長くなるほど年間賞与が増え、50代後半では賞与が97万円を超えるのが特徴です。
役職に就いた場合の年収は、係長級に相当する主任クラスで556.4万円、課長級に相当する栄養部門の責任者で707.6万円が目安になります。
※役職別の年収は、産業計の役職別年収が非役職の年収に対して何倍かを求め、栄養士の平均年収に掛けて試算した推計値です。
60歳以降も栄養士の資格は有効で、60〜64歳の平均年収は410.0万円と、30代後半に近い年収を保ちます。
責任者として組織を動かす道と、専門分野を深めて患者や利用者に向き合う道のどちらを選んでも、資格と経験を活かして長く働ける職種といえるでしょう。
参考:
令和7年賃金構造基本統計調査 職種別統計表 第5表(e-Stat)
令和7年賃金構造基本統計調査 役職別統計表 第1表(e-Stat)
栄養士が年収を上げる方法は、資格の取得、経験・スキルの蓄積、条件の良い会社への転職の3つです。
いずれも今の職場で取り組めることから始められ、組み合わせることで効果が大きくなります。
年収に最もつながる資格は管理栄養士で、資格手当と担当できる業務の広がりの両面で評価されます。
病院や福祉施設では、管理栄養士に月1〜3万円程度の資格手当を設けている職場が多くみられます。
さらに、病院の栄養食事指導料や入院時の栄養管理は管理栄養士の配置が算定の条件になるため、資格を持つ人は昇格の候補になりやすい傾向です。
栄養士が年収アップのために取得を検討したい資格は次のとおりです。
資格 | 内容 | 活かせる業務 |
|---|---|---|
管理栄養士 | 国家資格。栄養士免許の取得後、養成施設の修業年限に応じた1〜3年の実務経験で受験できる | 病院の栄養指導、特定保健指導、施設の栄養ケア計画 |
認定栄養士・認定管理栄養士 | 日本栄養士会の認定資格 臨床栄養、学校栄養、給食管理など8分野 | 専門分野での指導、部門内の教育 |
専門管理栄養士・特定分野管理栄養士 | 日本栄養士会の認定資格 がん、糖尿病、スポーツ栄養など | 専門外来、チーム医療、スポーツ現場 |
NST専門療法士 | 日本臨床栄養代謝学会の認定資格 栄養サポートチームの一員として活動する | 病院の栄養サポートチーム |
糖尿病療養指導士 | 日本糖尿病療養指導士認定機構の認定資格 | 糖尿病の栄養指導、生活習慣病の外来 |
公認スポーツ栄養士 | 日本栄養士会と日本スポーツ協会の共同認定資格 | スポーツチーム、アスリートの食事管理 |
栄養教諭 | 教員免許 栄養士または管理栄養士の資格に教職課程を加えて取得 | 小・中学校での食育、学校給食の管理 |
特に効果が大きいのは管理栄養士で、国家試験は年1回、直近の合格率は47.6%です。
養成課程の新卒者の合格率が79.3%であるのに対し、栄養士として働きながら受験する人の合格率は11.0%にとどまるため、早めに計画的な学習時間を確保することが年収アップへの近道になります。
NST専門療法士や糖尿病療養指導士は、病院で栄養サポートチームの加算や糖尿病の指導料の算定に関わる資格で、取得すると専門外来の担当や主任への昇格の評価につながりやすいのが特徴です。
参考:
第40回管理栄養士国家試験の合格発表(厚生労働省)
job tag 職業詳細 栄養士(厚生労働省)
栄養士の年収は、経験年数が15年を超えると456.5万円に達し、経験0年の303.6万円から着実に上がります。
経験年数別の平均年収は次のグラフのとおりです。

経験年数とともに年収が上がる背景には、栄養士の業務が献立作成から栄養指導、部門運営へと広がり、任される責任の重さに応じて給与が決まる職場が多いことがあります。
特に5年目以降は、病院の栄養管理や施設の栄養ケア・マネジメントなど、診療報酬や介護報酬の算定に関わる業務を担えるようになり、職場での評価が上がりやすい時期です。
年収につながるスキルは次のとおりです。
経験の積み方としては、今の職場で栄養指導や委員会の担当に手を挙げ、実績を数字で記録しておくことが有効です。
指導件数や加算の算定実績、原価の改善額といった実績は、昇給の交渉や転職時の評価につながります。
※経験年数別の年収は、所定内給与額に栄養士全体の残業代の比率を掛けて月の給料を試算し、年間賞与を加えて算出しています。
参考:令和7年賃金構造基本統計調査 職種別統計表 第14表(e-Stat)
現在の職場で昇給の見込みが小さい場合は、条件の良い会社へ転職することが年収を上げる一つの方法となります。
経験を活かして業務範囲の広いポジションへ直接応募できるほか、給与水準の高い企業規模を選べるためです。
栄養士の求人は、主に以下の職場で募集が行われています。
勤務先が多岐にわたるため、自身の経験が評価される職場を客観的に見極めるうえでは、第三者の視点を取り入れることが効果的です。
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栄養士の平均年収404.0万円は、医療・福祉の専門職のなかでは保育士や歯科衛生士に近く、介護職員や調理師を上回る位置にあります。
関連する職種との比較は、次のグラフと表のとおりです。

職種 | 平均給料(月額) | 年間賞与 | 平均年収 |
|---|---|---|---|
保健師 | 36.1万円 | 118.2万円 | 551.4万円 |
看護師 | 36.6万円 | 85.6万円 | 524.7万円 |
臨床検査技師 | 33.0万円 | 85.5万円 | 482.0万円 |
理学療法士・作業療法士など | 31.0万円 | 71.7万円 | 443.6万円 |
保育士 | 28.6万円 | 84.8万円 | 427.6万円 |
栄養士 | 27.9万円 | 69.5万円 | 404.0万円 |
歯科衛生士 | 29.3万円 | 45.0万円 | 396.0万円 |
介護職員 | 27.8万円 | 54.8万円 | 388.0万円 |
調理師(飲食物調理従事者) | 28.7万円 | 35.2万円 | 379.1万円 |
看護師との差は夜勤手当の有無が大きく、日中の勤務が中心の栄養士とは働き方自体が異なります。
保育士や歯科衛生士、調理師のように日中勤務が中心の職種と比べると栄養士の年収はほぼ同じ帯に収まり、職種の違いより勤務先の規模や地域の影響が大きいといえるでしょう。
需要の面では、栄養士の有効求人倍率は3.51倍で、全産業平均の1.20倍を大きく上回ります。
求職者1人に対して3件以上の求人がある状態で、病院や高齢者施設、保育園のいずれも栄養士の配置を必要とするため、資格を活かして長く働ける見通しが立てやすい職種です。
参考:
令和7年賃金構造基本統計調査 職種別統計表 第1表(e-Stat)
job tag 職業詳細 栄養士(厚生労働省)
一般職業紹介状況(令和8年3月分及び令和7年度分)について(厚生労働省)
栄養士の仕事内容や将来性など、よくある質問に回答します。
A:栄養士の仕事は、病院、福祉施設、学校、保育園、給食会社などで、献立の作成と給食の管理、栄養指導を行うことです。
主な業務は、栄養の基準と予算に沿った献立作成、食材の発注、調理員への指示と衛生管理、喫食状況の記録の4つに分かれます。
病院では医師の食事せんに沿って治療食を調製し、入院患者や家族への栄養指導も担うのが特徴です。
高齢者施設では嚥下状態の確認や栄養ケア計画の作成まで仕事の幅が広がっており、食を通じて人の健康を支える役割を担っています。
A:栄養士の仕事には、献立の締め切りや調理場での立ち作業のような大変な場面がありますが、負担の多くは勤務先の選び方で調整できます。
大変な場面は、人手の少ない施設で調理の補助に入りながら事務作業をこなす日や、食中毒の予防で衛生管理に神経を使う夏場、行事食や監査の準備が重なる時期です。
一方で、交替制の勤務はほとんどなく、月の残業は平均6時間と、日中勤務で生活リズムを保ちやすい面があります。
早番や立ち仕事を苦にせず、献立を工夫して喫食者の反応を見るのが好きな人には、続けやすい仕事といえるでしょう。
A:栄養士には将来性があり、有効求人倍率は3.51倍と、求職者より求人が多い状態が続いています。
理由は、高齢者施設の増加と、入院患者の栄養管理が医療の質を左右するものとして重視されるようになったことの2つです。
福祉や医療の現場での活動が広がり、栄養コンサルタントやフードコーディネーターとして独立する道も見込まれるため、資格を活かした働き方の選択肢は今後も広がるでしょう。
A:栄養士に向いているのは、人の話を聞いて食生活に合わせた提案ができ、細かな数字の管理を苦にしない人です。
栄養士には傾聴力と説明力、指導力が求められ、献立の栄養価や食材の発注量を正確に扱う几帳面さも欠かせません。
喫食者や調理員、医師や介護職と連携する場面が多いため、チームで働くことに喜びを感じる人ほど長く活躍できるでしょう。
A:栄養士として働くには栄養士免許が必要で、厚生労働大臣が指定した養成施設を卒業すると都道府県知事から免許を受けられます。
養成施設には2年制の短大や専門学校から4年制の大学まであり、社会人が入学して資格を取る道も開かれているのが実情です。
免許取得後は、入職前の実務経験を求めない職場が半数を超えるため、資格を取れば未経験からでも栄養士として働き始められます。
現実的な進み方としては、給食会社や保育園で献立作成と給食管理の実務経験を積み、管理栄養士を目指す流れが一般的です。
参考:
job tag 職業詳細 栄養士(厚生労働省)
一般職業紹介状況(令和8年3月分及び令和7年度分)について(厚生労働省)
栄養士の平均年収は404万円ほどですが、専門性や働く地域、職場の規模によって実際の給料は変動します。
実績を重ねてスキルを高め、条件に合った会社へ移ることで、継続的な年収アップが見込める職種といえます。
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