7トン車のサイズがどれくらいなのかご存知でしょうか?5トン車よりも大きく、10トン車ほどではない。そんな7トン車は、荷物は多く積みたいけれど大型車を運転できるドライバーがいない……といった状況で役に立ちます。
今回は7トン車を購入する予定がある方、これから乗務する予定がある方のために、7トン車の特徴やサイズについて解説していきます。

7トン車のサイズがどれくらいなのかご存知でしょうか?5トン車よりも大きく、10トン車ほどではない。そんな7トン車は、荷物は多く積みたいけれど大型車を運転できるドライバーがいない……といった状況で役に立ちます。
今回は7トン車を購入する予定がある方、これから乗務する予定がある方のために、7トン車の特徴やサイズについて解説していきます。

最初に、7トン車がもつ基本的な特徴について確認しておきましょう。

まず押さえておきたいのは、7トン車は何も7トンきっかりの最大積載量をもつトラックではないという点です。
というのも、7トン車というのは大型と中型の間のトラックを指す総称だからです。したがって一口に7トントラックと言っても、その中には最大積載量が6.7トンのものもあれば7.6トン、8トンといったものもあり、一概にこのサイズとは断定できないのです。
中型に分類されるトラックより大きく、大型トラックよりは小さい、そういう車両のことだと覚えていただいて差し支えありません。増トントラックと呼ばれることもあります。
7トントラックは中型トラックよりも大きいので、当然ながら最大積載量も上です。
4トントラック一台では積みきれない。しかし10トントラックを使ってしまうと荷台が大幅に空いてしまう……といったシチュエーションはしばしば発生するものですが、そのようなときに7トントラックがあると無駄なく積載できて重宝します。
中型トラックと比較した場合、基本的には倍ほどの荷量を扱えると考えてよいでしょう。
トラックは車体が長くなれば長くなるほど方向転換が難しくなっていきます。
7トントラックは大型トラックよりも車体が小さいため小回りが利き、大型車では進入できない道でも通っていくことができます。駐停車したり発進したりといったことも大型車と比べればスムーズにできるでしょう。
7トントラックは、ある程度の積載量と方向転換のしやすさを併せ持った車両であると言えます。
7トントラックは、4トントラックと比べて車体が大きいことから、運転が難しいのでは無いかというイメージを持たれがち。しかし実際に運転してみると、特に中長距離を走る場合においては中型車を上回る快適性を発揮してくれるのです。
また、大型車に乗るときよりもドライバーの目線の高さが地面に近くなるため、大型車と比べれば死角が狭く、安全に配慮した運転がしやすくなるというメリットもあります。
先程、7トン車とは大型と中型との中間にあたるサイズだと説明しました。しかし、だとすると、そもそもどのくらいの大きさの車が大型にあたり、どのくらいの大きさまでが中型に分類されるのでしょうか。
それが把握できていないことには、7トントラックと言われてもいまひとつピンときませんよね。というわけで、ここで一旦、トラックのサイズの見方について確認しておきましょう。

トラックが大型にあたるのか、それとも中型や小型なのかは、最大積載量と車体の寸法で決まります。
このうち小型トラックは比較的わかりやすく、2トン車のことと考えてよいでしょう。しかし近年では、大型と中型との境界は曖昧になりつつあります。
7トン車が「大型と中型の中間」と定義されているのはまさにそれを表している例であると言えるでしょう。寸法や積載量で判断がつかない場合、車両総重量で分ける方法がとられます。
トラックのサイズに関しては道路運送車両法の保安基準にて定められています。各サイズのデータを一覧にまとめましたので、ご参照ください。
大型 | 中型 | 小型 | |
全長 | 12,000mm以内 | 12,000mm以内 | 4,700mm以内 |
全幅 | 2,500mm以内 | 2,500mm以内 | 1,700mm以内 |
全高 | 3,800mm以内 | 3,800mm以内 | 2,000mm以内 |
最大積載量 | 6,500kg以上 | 6,500kg以内 | 3,000kg以内 |
車両総重量 | 11,000kg以上 | 11,000kg以内 | 5,000kg以内 |
ここからは、各メーカーが販売している実際のトラックのサイズを見ていきましょう。
もっとも、寸法や重量はあくまでも目安です。平ボディなのか箱車なのか、ロングボディかどうかなどの条件によっても変わってくるので、実際の数字はディーラーに確認するほうがよいでしょう。

中型トラックと聞いて一番最初に思い浮かぶブランドとして、いすゞ自動車の「フォワード」を挙げる方は多いのではないでしょうか。乗り心地がいいことで知られ、世界的に広く使われている車種ですね。
フォワードの7トン車の寸法は、
です。
有名トラックメーカーの日野自動車も、もちろん中型トラックを製造・販売しています。日野の中型トラックは「レンジャー」という車種ですね。
レンジャーの7トン車の寸法は、
です。
商用車や産業用エンジンの製造・販売で知られる三菱ふそうトラック・バスは、「ファイター」という中型トラックをリリースしています。現在はエクステリアの変更や排ガス規制への適応がなされたモデルが販売されています。
ファイターの寸法は、
いすゞ | 日野 | 三菱ふそう | |
全長 | 7,675mm | 6,840mm | |
全幅 | 2,255mm | 2,350mm | 2,290mm |
全高 | 2,595mm | 2,541mm | 2,495mm |
最大積載量 | 6,400kg | 7,483kg | 6,400kg |
車両総重量 | 10,695kg | 10,780kg |
7トン車は中型車の増トンなので中型免許で乗れるのではないかと考えてしまいがちなのですが、サイズを数字で確認してみると、中型免許では7トン車を運転することができないとわかります。
というのも、中型免許で乗れる車は、限定なしでも車両総重量11トン未満、最大積載量6.5トン以下までと定められているからです。したがって、7トントラックに乗務するためには大型免許が必要となります。

皆さん、いかがでしたか?大型トラックと中型トラックの中間のサイズをもつ7トン車は、4トン車以上の積載量と10トン車以上の運転しやすさを兼ね備えた便利な車両です。
大型免許を持っているドライバーがいれば導入できますから、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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