ドライバー不足が続く運送業界では人材の確保のために採用単価が上がり続けています。そこで企業側としては採用単価をある程度抑えることで、コストを下げていきたいと考えています。
ではドライバーの採用単価はどのように決まっているのでしょうか。また、これを抑えるにはどうすればよいのでしょうか。ここではそれらについて紹介していきたいと思います。

ドライバー不足が続く運送業界では人材の確保のために採用単価が上がり続けています。そこで企業側としては採用単価をある程度抑えることで、コストを下げていきたいと考えています。
ではドライバーの採用単価はどのように決まっているのでしょうか。また、これを抑えるにはどうすればよいのでしょうか。ここではそれらについて紹介していきたいと思います。


人材を一人採用しようとすると平均コストとして30~50万円がかかると言われています。これは求人広告費や人材紹介会社を利用した際の支払いなどのことをさしており求人採用に対して自社の社員が働いた分や経費については含まれていません。
広告宣伝などは最近ではネットで行うことが多いのですが、2週間など決まった期間で求人内容を掲載するのに費用が発生します。もちろん掲載したから必ず応募があるというわけではなく、1人も応募がないということもあります。
人材紹介サービスは人材を紹介してもらって雇用が決定すると、その人の理論的な年収の30%前後を報酬として支払うというものです。この場合はさらに高額な費用がかかることになります。
あくまでも平均の金額は知り合いの紹介などで採用に費用がかからなかった場合なども含めての平均なのです。

ハローワークに求人を出していて、それを見て応募してきた人を採用した場合には実質的には費用は発生しません。その求人採用に関わった自社の社員の労力、人件費がかかるのみとなります。
最近では仕事を探す際にハローワークではなく、まずは「求人サイト」から探すという人が増えています。そういった民間の求人サイトに募集広告を出すためには数週間~数ヶ月という単位で掲載料を支払うことになります。
また、検索の上位に表示されるようにしたり、大きな広告を掲載するためには追加でオプション費用を支払うことになります。
近年増加しているドライバー専門の人材紹介会社を利用するという方法もあります。これはドライバーを必要としている企業が、紹介会社にどういった人材を求めているのかなどを伝えて依頼することで、その条件に合ったドライバーを紹介してもらうというものです。
雇用が決定すると、そのドライバーの理論年収の30%前後、もしくは50~100万円ほどのお金を紹介会社に支払うことになります。
参考:【完全ガイド】外国人採用の基本手続|流れや必要書類についても解説|外国人採用の窓口

採用時にかかった費用のことを採用費用だと思うことがありますが、実際には採用後にも費用がかかることになります。まずその採用者を教育する人間の人件費がかかります。
また、なかにはせっかく採用したもののすぐに辞めてしまうという人もいます。その場合には新たに人を雇う必要が出てきます。さらに時間とお金がかかることになります。
つまり本来の採用単価はこれらの採用した人が会社にしっかりと定着するまでのトータル費用(定着費用)も含めて考えなければならないのです。
まるっきりの新人を雇用した場合は、その人が満足に1人で仕事ができるようになるまでは教育期間となります。その間は大きな利益をもたらすことはできないどころか個人だけ見れば赤字になるかもしれません。
もちろんその人を教育する人の人件費も考える必要があります。こういった教育費も費用として考えなければならないのです。

採用費用をかけて採用したドライバーが会社になじめなかったりしてすぐに離職してしまうと、それまでその人に対してかけた費用が無駄になってしまいます。
さらに新しく人を採用しようとするとあらためて費用が発生することになり、採用単価は膨らむ一方となります。採用することも重要ですが、その人がしっかりと会社に定着するまでしっかりと関わっていくということが何よりも重要となります。

ドライバーが安心して勤務をし、会社に定着していくためにはドライバーの不安に思っていること、不満を感じていることを除いていかなければいけません。給与・残業の時間や手当・休日や休暇・ボーナスなどをはっきりとさせていくことで不安を取り除いていきましょう。
ありがちなこととして、採用するまでに給与や残業について良いことばかりを言っておいて、実際に働きだしたらその話と違うということがあります。こういったときはドライバーは大きな不満とともに会社をすぐに辞めてしまうことがあります。
採用時に良いことばかりを伝えるのはかえって逆効果かもしれません。就職希望者の希望と会社としてできることをすり合わせていけると良いでしょう。
採用したドライバーにはその会社の良いところをうまく伝えていきましょう。
という実際に達成できる会社の魅力を伝えていくことで長く勤務するというイメージを持ってもらうことが重要です。

「人材紹介会社」は人材を必要としている企業から求人の依頼を受け、その内容にあった人材を紹介する会社です
まず就職や転職、派遣を希望しているドライバーが人材紹介会社に登録をしておきます。そしてドライバーを必要としている企業から募集がかかると、その募集内容に合った人材を紹介するというサービスです。
費用は紹介によって採用が決定した場合に発生します。人材紹介でもっとも多い形式です。
ドライバーを正社員として常に雇用していれば問題ないのですが、そうすると常に人的コストがかかるということになります。運送業界にも繁忙期があり、そこにドライバーの人数を合わせていると、他の時期に大きく人件費だけがかかってしまうことになるのです。
しかし人材紹介会社を使って必要な時期に人材を紹介してもらうようにすれば余計なコストが削減できます。また、自分の会社で求人を出して採用する場合よりもコスト削減できることもあります。
また、人材紹介会社に登録する際に
などについて確認がされます。企業としてはその人材紹介会社に希望する条件の人を依頼すれば、その条件を満たした人が紹介されますので、有能なドライバーを簡単に確保できるという強みがあります。
自社で採用してから期待通りの才能を発揮してもらえるかどうかわからないということを考えるとリスクも少なくなると言えます。
基本的には人材紹介会社に希望するような人材を依頼して紹介をしてもらうことになるのですが、すべての人材紹介会社が希望通りの人材を紹介してくれるとは限りません。
中には希望する能力に遠く及んでいないドライバーを紹介されることもあります。

ドライバー不足が続いている運送業界では採用単価が高くなっている傾向があります。
採用に関する費用がどのように発生していて、どうすれば効率的に採用が行えるのかを知った上で採用活動を行えば、採用単価を低下させることにつながっていくでしょう。

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