長距離ドライバーの年収事情を解説!歩合給の収入目安や150社の給料平均も紹介
  • 年収・給与
  • 2026/02/27

長距離ドライバーの年収事情を解説!歩合給の収入目安や150社の給料平均も紹介

長距離ドライバーの年収は高いと聞くものの、「働き方に見合う給料なのか?」「初年度年収も高いのか?」と疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

長距離ドライバーは片道300km以上の輸送を担い、走行距離や夜間運行に応じた手当が給与へ反映されやすい職種です。

そのため、配送経験が浅い段階でも一定水準の収入を得られ、働き方によって年収500万円台も狙えます。

一方で、給与は会社ごとの制度や歩合比率によって差が生じるため、年収の実態を把握しておくことが大切です。

そこで本記事では、最新の長距離ドライバー年収事情と、給料の仕組みについて解説します。高年収を目指すためのステップも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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長距離ドライバーの仕事内容とは?

職種

走行距離の目安
(片道)

特徴

長距離ドライバー

300km〜1,000km超

・高速道路を主に使用
・数日かけて往復するケースが多い

中距離ドライバー

100km〜300km未満

・隣接する県や地方を跨ぐ移動
・日帰り、または1泊2日が中心

地場ドライバー

50km〜100km未満

・同一県内や近隣都市への配送
・毎日帰宅が可能


長距離ドライバーとは、配送拠点から数百km以上離れた目的地まで荷物を運搬する職種です。

一般的には、片道300km以上の走行が長距離輸送に分類されます。

主な業務は大型トラックによる物流拠点間の幹線輸送です。

一度に大量の貨物を運ぶことが多く、深夜から早朝にかけての運行も含めて物流インフラを支える重要な役割を担います。

長距離ドライバーになるには?

項目

詳細

主な車両

・10tトラック
・トレーラー
・ウィング車

主な配送物

・加工食品
・工業製品
・建築資材
・宅配便の路線荷物

必要免許

大型自動車免許


長距離ドライバーになるには、長距離輸送の実務経験は必須ではありません。ただし、配送業務の経験は求められるケースが多いのが実情です。

長距離輸送は走行距離が長く事故リスクも高まるため、企業側は荷扱いや安全運転、時間管理などの基礎的な配送スキルを重視する傾向があります。

そのため、運送業の経験がない方は地場配送や中距離輸送で経験を積み、長距離ドライバーへ挑戦するのが一般的です。

また、長距離輸送では大型トラックによる運行が中心となるため、大型免許の取得を目指すことになります。

長距離ドライバーの1日

長距離ドライバーのスケジュールは、走行距離や荷物の種類によって変動します。

【1日の業務スケジュール例】

03:00 営業所 出発
03:30 地域Aにて荷下ろし・荷積み
08:00 地域Bにて荷下ろし・荷積み
09:30 地域Cにて荷下ろし・荷積み
12:30 再び地域Bにて荷下ろし・荷積み
14:00〜15:00 帰社
参考:株式会社K.U.S.ロジスティクス・サポート

業務のメインは、高速道路を利用した幹線輸送です。

運転開始から4時間以内、または4時間経過直後に30分以上の運転の中断が義務付けられているため、サービスエリアなどで休憩や仮眠を取りながら運行します。

目的地で荷物を下ろした後は、現地の荷物を積み込んで戻る帰り便をこなすのが一般的です。

拘束時間は長めですが、一度出発すれば上司や同僚に干渉されず、運転に集中できる独自のワークリズムがあります。

長距離ドライバーの平均年収

トラックドライバーと全産業の年収比較

職種

平均年収

月給(概算)

トラックドライバー

491万円

約41万円

全産業平均

478万円

約39万円


長距離ドライバーの平均年収は全産業平均をやや上回る水準に位置しており、収入面では一般的な会社員と大きな差はないといえます。

長距離ドライバーの場合は、長時間運行や深夜運行といった手当が加算されるため、地場ドライバーより年収が高くなる傾向があります。

そのため、年収500万円〜600万円程度に到達するケースも珍しくありません。

生活でみると、単身世帯であれば生活費を賄いつつ貯蓄も可能で、家賃や車両維持費を含めても一定の余裕を確保しやすい収入帯です。

既婚世帯の場合でも、共働きであれば住宅ローンや教育費を含めた家計設計が現実的となる水準といえます。

参考:
トラック運転手 - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)
令和6年分 民間給与実態統計調査|国税庁

長距離ドライバーの初年度年収を調査

職種

平均年収

月給(概算)

最低額

約376万円

約29万円

最高額

約500万円

約39万円


プレックスジョブが保有する長距離ドライバー求人のうち、未経験可の求人約150件を調査しました。

結果、長距離ドライバーの初年度年収は平均約438万円、月収換算では約34万円であることがわかりました。

長距離ドライバーは、未経験からでも一定水準の収入を得やすい職種です。

距離手当や深夜手当、残業手当などが給与に反映されるケースが多く、地場配送と比較して初年度から収入が高めに設定されやすい傾向があります。

求人を比較する際は基本給だけでなく、各種手当や歩合制度の有無まで確認することが重要といえるでしょう。

長距離ドライバーの年収モデルを紹介

具体的な長距離ドライバーの年収例を紹介します。役職登用やインセンティブ制度の有無で、将来的な昇給幅が異なります。

【株式会社プレコヴィユニット】長距離ドライバー年収モデル

経験・役職

年収例

給与構成

入社2年目ドライバー

400万円

月給27万円
各種手当+賞与

入社3年目リーダー職

450万円

月給30万円
残業代
各種手当+賞与

入社5年目副所長職

500万円

月給35万円
各種手当+賞与

入社12年目所長職

650万円

月給41万円
各種手当+賞与


株式会社プレコヴィユニットでは、全ドライバーの66%が年間で昇給を実現しており、月額2,000円〜4,000円の幅で着実にベースが底上げされます。

副所長などの管理職へステップアップすることで賞与額も年間約70万円まで上昇するため、長期的なキャリア形成が年収アップに直結する仕組みです。

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【株式会社マリンブルー】長距離ドライバー年収モデル

入社年次

年収例

月給目安

入社1年目

450万円

月給28万円〜50万円以上
歩合給

入社2年目
(大型免許あり)

550万円

月給31万円以上
歩合給

入社5年目
(大型免許あり)

600万円

月給40万円以上
歩合給


株式会社マリンブルーでは、経験や資格を考慮してスタート時の給与が決定されますが、インセンティブ制度があり頑張りに応じて給与に加算されます。

大型免許を活かして効率よく運行をこなすことで、入社2年目でも年収550万円、働き方次第では月収50万円以上を目指せるなど、個人の成果がダイレクトに給与へ反映されます。

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長距離ドライバーによくある歩合給5選

長距離ドライバーの年収を大きく左右するのが、歩合給(インセンティブ)です。基本給に加えて、以下のような項目が支給額に反映されます。

歩合給・手当

内容

走行距離インセンティブ

走行したキロ数に応じて加算される

長距離運行手当

1回の運行ごとに発生する負担に対して支給

売上インセンティブ

運賃売上の一定割合が還元される

無事故手当

安全運転を継続することで得られる固定的な手当

燃費インセンティブ

燃料コストの削減に貢献した際に支給される


それぞれどのようなインセンティブなのか、詳しく解説します。

①走行距離インセンティブ

走行距離のインセンティブは、走った距離に比例して発生する報酬のことを指します。

大型トラックでは1kmあたり15〜35円、中型トラックでは10〜25円程度が単価相場です。

走行距離に対して何%の賃金が発生するか基準が明確なため、ドライバーにとっても納得感が持ちやすいインセンティブです。

また、企業側にとっても運行実績を数値で把握できることから、評価や賃金管理の運用がしやすく、長距離ドライバーの歩合制度として広く活用されています。

②長距離運行による手当

長距離運行による手当は、1運行単位で給与に上乗せされる報酬のことを指します。幹線輸送や夜間走行、宿泊を伴う負担をまとめて評価するものです。

相場は1運行につき5千円〜2万円、とくに移動距離が長い超長距離の場合は2万円〜4万円に達することもあります。

距離歩合とセットで導入されるケースが多く、会社側は1運行あたりのコスト管理を容易にできるメリットがあります。

ドライバーにとっては、走行距離だけでは測りきれない拘束時間や肉体的負担が、目に見える形で給与に上乗せされる仕組みです。

③売上によるインセンティブ

売上によるインセンティブとは、ドライバーが担当した配送業務の売上高(運賃)等の実績に応じて加算支給される報酬を指します。

相場は売上の15〜30%程度です。

高単価案件の受注を重視する企業や、売上への貢献意識をドライバーに求める企業で採用される傾向があります。

精密機器や特殊車両の運搬など、1件あたりの運賃が高い案件を扱うほど、長距離ドライバーの収入増加につながりやすい仕組みです。

④無事故手当

無事故手当とは、一定期間(月単位や年単位)において、事故や交通違反がなかった場合に支給される報酬を指します。

支給額は、月額5,000〜20,000円程度、年間の無事故表彰として5万〜20万円前後を設定する企業が一般的です。

無事故手当は運送業界で広く導入されており、企業側には保険料の増加抑制や安全な物流品質の維持といった目的があります。

ドライバーにとっては、運転スキルが直接収入に反映されるため、安定した手当収入を得られる点がメリットといえます。

⑤燃費インセンティブ

燃費インセンティブとは、会社が設定した基準燃費を一定期間で達成した場合に支給される報酬を指します。

支給額は、月額5,000〜15,000円程度を設定する企業が一般的です。

燃費インセンティブは、燃料費削減やエコドライブ推進を目的として導入されており、デジタルタコグラフ等の運行データを基に評価されるケースが増えています。

ドライバーにとっては、急加速や急ブレーキを抑えた運転が収入に反映されるため、安全意識の向上と安定した手当収入につながる点がメリットです。

長距離ドライバーの年収は配送物によって変わる

長距離ドライバーの年収は、配送物によって変動します。

専門性が高く、リスクや責任が伴う荷物ほど運賃単価が上がり、それに比例して給与も高くなる傾向です。

とくに高年収を目指せる配送物は、以下のとおりです。

ここからは、それぞれの年収相場と配送物の詳細について解説します。

危険物・化学品の運賃単価

危険物・化学品の輸送は、「高圧ガス移動監視者」などの資格が必要となり、安全管理責任も大きいため、運賃単価が高くなる傾向があります。

【危険物・化学品の例】

  • ガソリンなどの石油類
  • 工業薬品
  • 高圧ガス など

運賃単価は一般貨物の1.5〜2.5倍に設定されることが多く、年収ベースでは550万円〜750万円程度を目指せます。

タンクローリーなどの専用車両を用い、法令に沿ったルート管理や荷役対応を行う必要があるため、代替性の低い専門輸送として安定した収入を確保しやすいです。

関連記事:高圧ガス移動監視者とは?資格の取り方や勉強方法まで徹底解説

重量物輸送の運賃単価

重量物輸送は、高い操縦技術と専門的な運行管理が求められることから、運賃単価が高くなる傾向があります。

建設機械や発電設備の運搬では、特殊車両通行許可の取得に加え、誘導車を伴う低速走行やルート調整など、細かな事前計画が欠かせません。

単価は一般貨物の2〜4倍程度となるケースが多く、熟練ドライバーでは年収700万〜900万円に到達する事例もあります。

トレーラーや多軸台車を扱うスキルは希少性が高く、専門職としての市場価値を支える要因になっています。

緊急便・チャーター便の運賃単価

緊急便・チャーター便は、工場のライン停止を回避するための部品配送など、納期の即時性が最優先されることから、運賃単価が高くなる傾向があります。

運賃単価は一般貨物の1.5〜3倍程度となるケースも見られ、年収水準は500万〜700万円程度です。

納期厳守の対応力が求められる分、ドライバーのスキルや信頼性が収入に反映されやすい点が特徴といえます。

長距離ドライバーの給料内訳を解説

運送業の給料内訳

長距離ドライバーは、基本給+歩合給などの稼働に応じた報酬を加えた給与構造が一般的です。ただし、会社の給与構造によって、稼ぎ方は大きく2つのタイプに分かれます。

①安定収入重視型

基本給を中心とした給与体系で、月給の下限が保証されているため収入が安定しやすい点が特徴です。
一方で、歩合比率や昇給幅が比較的低く、年収の伸びには上限が見えやすくなります。

②高収入重視型

走行距離や売上に連動したインセンティブを重視する給与体系です。成果次第で高収入を目指せる一方、運行量や繁忙状況によって月収に変動が生じる場合があります。

どちらもメリット・デメリットがあるので、転職時は給与の内訳を事前に確認しておくことが大切です。

年収ミスマッチを防ぐ転職のポイント

給与の内訳を事前に確認しておくことが大切ですが、実際には求人票へ給与構造が記載されないケースも多く、面接や問い合わせの場で確かめる必要があります。

こうした情報を事前に把握したい場合は、転職エージェントの活用が有効です。

給与内訳をはじめ、福利厚生や職場の雰囲気など、求人票に載らない情報まで把握できます。

さらに、転職活動全体をサポートしてもらえる点もメリットです。

たとえばプレックスジョブでは、履歴書の添削や面接対策といった無料サポートを提供しています。

プレックスジョブでできること5選

長距離ドライバー向けの非公開求人も取り扱っており、選択肢を広げながら転職活動を進められます。

年収と休日のバランスを重視したい方、収入アップを最優先に考える方など、それぞれの希望に合わせた企業紹介が可能です。

キャリア設計に関する相談も受け付けているため、まずはお気軽にご登録ください。

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長距離ドライバーで高年収を目指す3つのステップ

高単価な案件を扱う求人は、事故リスクの観点から経験者募集に限定されるケースが目立ちます。

未経験から効率よく高収入を得るためには、以下のステップを踏むのが現実的です。

  1. 長距離かつ高単価な案件のある会社に入社
  2. 通常の長距離ドライバーとして実務経験を積む
  3. 高単価案件の担当へステップアップ

① 長距離かつ高単価な案件のある会社に入社

将来的に担当したい高単価貨物を扱っている会社への入社がおすすめです。

高単価案件は市場規模が小さく求人数も少ないため、社内で担当者になることを目指すとよいでしょう。

面接の段階で「将来は高単価案件を担当して稼ぎたい」という意思を伝えておくと、会社側も育成計画を立てやすくなります。

② 通常の長距離ドライバーとして活躍

入社後は、一般貨物の輸送を通じて長距離ドライバーとしての基礎スキルを磨きます

数百キロ単位の運行を安全かつ遅延なくこなす実績を積み、会社からの信頼を得ることが重要です。

並行して、大型免許や配送に活かせる資格を取得しましょう。将来的に必要になりそうな資格をリサーチし、計画的にスキルを磨きます。

③ 経験を積み高単価案件の担当にステップアップ

長距離ドライバーとして必要なスキルと資格を身につけたら、「高単価案件への挑戦をしたい」と会社へ相談してみましょう。

ステップアップできれば、一般貨物のみを扱うドライバーと比較して、年収100万〜200万円程度の上積みが期待できます。

自社内で枠がない場合は、積んだ経験を武器に、より条件の良い専門輸送会社へ「経験者」として転職を検討することも有力な選択肢です。

長距離ドライバーの年収アップに有利な3つの資格

長距離ドライバーに有利な資格

長距離ドライバーの年収アップに有利な資格を3つ紹介します。

それぞれ担当できる配送物の幅が広がったり、運送業務に付随する業務に活かせる内容です。

ここからは、長距離ドライバーに資格がどう活きるのか解説します。

関連記事:運送業におすすめな免許・資格12選!転職や年収アップに有利な資格をまとめて紹介

フォークリフト運転技能講習

詳細

難易度

★☆☆☆☆

合格率

非公開

勉強時間の目安※

30~35時間程度

取得期間の目安

7日間

費用の目安

4万円前後

※講習時間込み
参考:フォークリフト運転技能講習 | 東京技能講習協会

フォークリフトを運転できると、現場の待機時間を削減し、次の運行へ速やかに移れます

長距離ドライバーに導入が多い走行距離に応じたインセンティブに反映され、年収アップに繋がります。

荷主からの評価も高く、配車の幅が広がる点もメリットです。

けん引免許

詳細

難易度

★★☆☆☆

合格率

81.10%

勉強時間の目安

5~8時間程度

取得期間の目安

1~2週間

費用の目安

10万円~15万円


けん引免許を取得すると、車両総重量が750kgを超える車をけん引できるようになります。

一度に大量の荷物を運ぶトレーラー案件は運賃単価が高く、一般貨物の年収と比較して100万〜300万円程度の差が出ることもあります。

幹線輸送や重量物輸送など、高年収を狙える専門領域の求人に直結します。

関連記事:牽引免許は難しい?費用から取得方法、一発合格のコツまでわかりやすく解説

高圧ガス移動監視者

詳細

難易度

★★☆☆☆

合格率

80〜85%

勉強時間の目安※

25時間程度

取得期間の目安※

1〜2週間

費用の目安

受験料13,200円+参考書代


高圧ガス移動監視者は、水素や工業用ガスなどの専門輸送を担当するために必要な資格です。

危険物・化学品の運送はリスク管理が求められるため、運賃単価が高く設定されています。

一般貨物の年収と比較して100万〜200万円の上積みが期待でき、長距離ドライバーとして安定した給料を維持しやすくなります。

関連記事:高圧ガス移動監視者とは?資格の取り方や勉強方法まで徹底解説

長距離ドライバーによくある質問

長距離ドライバーによくある質問をまとめました。

それぞれ回答していきます。

ドライバー職で一番年収が高いのは?

A.専門性の高い業務を担当するドライバー職が、高収入を得やすいです。

ドライバー職

全国の平均年収

クレーン運転士

526.9万円

トラック運転手

491.9万円

ダンプカー運転手

491.9万円

トレーラートラック運転手

491.9万円

タンクローリー乗務員

491.9万円

フォークリフト運転作業員

467.3万円

観光バス運転手

461.1万円

送迎バス等運転手

461.1万円

路線バス運転手

461.1万円

タクシー運転手

414.9万円

ルート配送ドライバー
宅配便配達員

394.5万円

引越作業員

394.5万円

参考:令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省

クレーン運転士の平均年収は約527万円と最も高く、次いでトラック運転手やトレーラートラック運転手、タンクローリー乗務員が約492万円となっています。

一方で、タクシー運転手や宅配便配達員は400万円前後と低めです。この差は、取り扱う荷物の特殊性や必要とされる資格、リスクの高さに起因しています。

つまり、危険物や重量物を扱うなど高いスキルや責任が伴う業務ほど収入は高くなる傾向にあります。

安定した収入を求めるなら、専門資格を活かせる職種を選ぶのが有効です。

関連記事:運送業の年収ランキング!大手会社や職種別の給料を紹介

長距離ドライバーにキャリアパスはある?

長距離ドライバーの経験は運送業界で高く評価され、以下のような道があります。

キャリアパス

特徴

運行管理者

・現場経験が活かせる
・内勤のため体力負担が減る
・管理職として給料アップが可能

タクシー

・運転経験が活かせる
・手積み手降ろしがなく、体力負担が減る
・歩合給で高年収を維持できる

バス運転手

・大型車の運転技術が活かせる
・安定した給料体系になる(路線バス)


関連記事:
 運行管理者とはどんな仕事?仕事内容や必要な資格、役割などを徹底解説!
タクシー運転手の年収を調査!モデル給料から歩合制の仕組みまで徹底解説
バス運転手の年収を調査!公務員と民間の給料差や200社の初年度年収を紹介

長距離ドライバーは現実的に何歳まで活躍できる?

A.40〜50代で、体力負担や事故リスクの少ない運送業に移行するのが一般的です。

無理のない範囲で短距離・中距離の配送や内勤に切り替え、60〜65歳の定年まで現役を続けるケースが多く見られます。

高年収を維持しつつ長く働きたい方には、肉体労働の少ないタクシーへの転職も有力な選択肢です。

関連記事:トラック運転手の定年は何歳?年齢制限から長く稼げるキャリアパスを紹介

長距離ドライバーは年収700万や1000万も目指せる?

A.年収700万円は目指せる範囲ですが、会社員として年収1000万円を稼ぐのは難しいです。

基本給が高めに設定され、歩合給でしっかり稼げる環境であれば、年収700万円台に届く可能性はあります。

しかし、かつては可能だった1000万円超えも、現在は働き方改革による残業規制や運賃値下げ競争の影響で難易度が上がっているのが現状です。

特にネット通販の拡大に伴い物流需要は増えているものの、運賃の単価は下がり、ドライバー1人あたりの売上が伸び悩んでいます。

もし1000万円を目指すなら、会社員ではなく独立・開業して個人事業主として案件を選び、裁量を持って働くスタイルが現実的です。

ただし、その場合は車両購入や維持費、営業活動といったリスクも伴うため、慎重に判断しましょう。

参考:建設業・ドライバー・医師の働き方改革総合サイト はたらきかたススメ|厚生労働省

まとめ

長距離ドライバーの年収相場は約491万円です。

全産業の平均年収を上回る水準にあり 、走行距離に応じた歩合給や深夜手当が加算されることで、年収500万円〜600万円も十分狙えます。

高年収を目指すなら、危険物や重量物といった専門性の高い荷物を扱う企業への転職が有効です。

高単価案件を持つ現場では運賃単価が一般貨物の数倍に設定されるケースもあり 、資格を武器にステップアップすることで年収100万円〜300万円の上積みが期待できます。

自身の希望する給与体系に合った職場を探す際は、非公開求人も含めて情報を収集し、条件を比較することが重要です。

長距離ドライバーの仕事に興味がある方は、ぜひプレックスジョブまでご相談ください。

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