トラックの新車価格
トラックの新車価格はメーカーが直接提示していないことも多くあります。基本的にトラックの新車価格は販売店やディーラーと相談の上で決定されます。
トラックは一般的な普通車と比べると高額なことが多く、大型トラックなどは高級外車よりも高いということがあります。
そのため、新車で高額なトラックを購入するには顧客の信用調査から行われることとなります。調査から納車まで1年ほどかかる場合もあります。
またこうしたトラックはすべて同じ仕様で大量生産されるものではなく、顧客がグレードなどについてオーダーをして、それに合わせて生産をすることもあります。
そういった事情もあって新車価格が流動的になっているのです。
おすすめ4車種・4tトラックの新車価格

いすゞ フォワード
トラックの人気メーカーである「いすゞ自動車」の中型トラック「フォワード」では安全管理への装備が充実しており、「コネクテッド・プレイズム」によりスマホアプリで車両のコンディションや車検・点検の期日も把握できます。「電子式車両姿勢制御システム(IESC)」や「プリクラッシュブレーキ(衝突回避支援機能/衝突被害軽減機能)」、「ミリ波車間ウォーニング」、「LDWS(車線逸脱警報)」などを標準搭載しており、高度な安全性サポートを実現しています。
IESCは、ドライバーの操作状況や車両挙動をセンサーで検知し、横滑りや横転につながる不安定な車両姿勢と判断した場合に警報音とメーター表示による警告と同時に、エンジンおよびブレーキの自動制御を行うことができます。
車型2RG-FRR90V4、Fカーゴ・GVW8t車・安全装備ADVANCE、4HK1-TCS 177KW(240PS)エンジン/6速Smoother-Fxの価格は「税込1,510万6,300円」となっています。
日野 レンジャー
同じくトラックで有名な「日野自動車」の中型トラック「レンジャー」では、標準幅 標準ルーフ・ベッド付 リーフサスペンションの平ボデー完成車「レンジャー 2PG-FD2ABA」が「税込1,090万8,040円」、広幅 標準ルーフ・ベッド付 リーフサスペンションのトランテックス製ウイングバン完成車「レンジャー 2PG-FD2ABA」が「1,382万7,000円」となっています。
こちらも先進安全装備の性能向上が進められており、サイトアラウンドモニターシステムで前方と左右側方の巻き込みや車線変更を検知するほか、一部オプションとしてドライバーの居眠りや前方不注意などを検知して警告やストップランプやハザードランプを点滅させながら自動ブレーキを行なう「ドライバー異常時対応システム」があります。
マツダ タイタン
マツダでは小型~中型トラックとして人気の「タイタン」がフルモデルチェンジされています。「機能性」「快適性」「省燃費」を追究した作りとなっており、とにかくバリエーションが多いという特徴があります。
中でも「ISIM」の機能によって省燃費自動変速など高次元での燃費と動力性能の両立を実現しました。
車体価格はバージョンや最大積載量によってかなりの幅があります。グレードアップさせていくとそれだけ車体価格も上がっていくことになります。
三菱ふそう ファイター
三菱ふそうでは中型トラック「ファイター」の新モデルを2021年に販売開始しています。衝突被害軽減ブレーキ「ABA5」を「ファイター」に新規標準搭載し、安全な輸送のサポートを強化しています。視線を動かすことなく手元の感覚で様々なオペレーションが可能になる「ステアリングスイッチ」、リアルタイムで燃費を確認できる「マルチファンクションモニター付メータークラスター」、Bluetooth対応のAM/FMラジオも装備したことでドライバーの運転における快適性を向上させています。
車体価格は2021年/車型2KG-FK72FJで「833万1,400円」となっています。
UDトラックス コンドル
UDトラックスは2021年4月にいすゞ自動車の傘下となりましたが、ブランドは存続しています。中型トラック「コンドル」をフルモデルチェンジして販売しています。プリクラッシュブレーキなどのシステム的な安全性能だけでなく、内装や外装でもドライバーの安全性や快適性を追求しています。が特徴です。
販売価格はほとんど記載がなく、2024年1月発売の代表車型で「税込1,055万3,400円」となっています。
4tトラックをリースで使う

トラックリースとは
トラックのリースとはトラックの所有権はリース会社が持ったまま、運送会社などがトラックを使用するというものです。
契約期間が過ぎるとトラックは返却することになります。
トラックリースのメリット
すぐに利用できること、初期投資がかからないこと、修理費用などをリース会社が持ってくれることなどがメリットです。、一度に大金を必要としないというメリットもあります。
また、新車をリースできることもあります。
トラックリースのデメリット
前提として「リース」しているだけですので、契約期間が終了すると返却することになり、自社の車両とはなりません。
ただしオープンエンドリースという契約など契約終了後に買取ができるという場合もあります。
4tトラックを中古で買うには

4tトラックを中古で買うメリット
新車で買うと数百万円~数千万円ほどするようなトラックですが、中古であればかなり安く購入することができます。
また、納期も数ヶ月かかることなく、比較的早く使用できるようになります。そのため、欲しいトラックを早く・多く揃えることができます。
4tトラックを中古で買うデメリット
中古といってもグレードやトラックの状態はバラバラですので、状態の良いものばかりとは限らないことがあります。部品などが古く、修理が必要な場合もあります。
また、中古市場に自分が欲しいトラックが常にあるとは限りません。人気のトラックや冷凍車などの特殊車両はなかなか見つからないこともあります。
4tトラックを中古で買うときの注意点
そのトラックの状態をどれだけ的確に見極めることができるかが最大のポイントとなります。自分が車に詳しい場合はそれぞれの部品の状態を調べてみると良いでしょう。
自信がない場合は整備知識があるような人に同行してもらうと良いかもしれません。
まとめ
4tトラックはトラック市場でも人気の部類に入るトラックです。新車で買うとかなり高額なため、信用できる販売会社やディーラーで購入するのがおすすめです。
また、予算や欲しい車両によってはリースを利用したり、中古で購入するという方法もあります。
メリットとデメリットを見ながら、自分に合った方法を使いこなしていくと良いでしょう。