トレーラーの運転手はトラックドライバーにとっては、最終到達点と言ってもいい最高峰の資格になります。トレーラーを乗りこなすには、高い技術と豊富な経験が必要で、また資格の取得も必須です。
また、物流業界にとっても、その長い全長を生かした高い積載能力はなくてはならないものになっています。まさにトラックドライバーにとって花形と言えるでしょう。
今回の記事では、そんなトレーラーを乗りこなす、トレーラー運転手の運転技術や仕事内容を紹介していきたいと思います。

トレーラーの運転手はトラックドライバーにとっては、最終到達点と言ってもいい最高峰の資格になります。トレーラーを乗りこなすには、高い技術と豊富な経験が必要で、また資格の取得も必須です。
また、物流業界にとっても、その長い全長を生かした高い積載能力はなくてはならないものになっています。まさにトラックドライバーにとって花形と言えるでしょう。
今回の記事では、そんなトレーラーを乗りこなす、トレーラー運転手の運転技術や仕事内容を紹介していきたいと思います。

トレーラーとは、トラクター部分と荷台(トレーラー)の部分が別れた全長の長い大型の車両の事を言います。
トレーラーには大きく分けて
の2種類があり、目的、用途により、使い分けられています。トレーラーはその構造上、内輪差が激しく、全長もとても長いので運転操作が難しいと言われています。

トレーラーはその全長が優に10mを超えるものもあり、大型トラックに比べてその右左折は、とても神経を使います。
例えば狭い交差点を右折する時などは、内輪差が大きい為に、頭(ヘッド部分)を大きく外側に振って右折しないと、右折した車線側に停止している車と接触したり、分離帯にぶつけてしまう恐れがあります。
次に左折の場合ですが、交差点で左折する場合は前方に頭を深く進入させてから、旋回させる様にします。その際ですが内輪差には十分注意する必要があり、注意しないと脱輪やガードレールなどに接触する危険もあります。
左折の際、大きく対向車線側に車線を越えて旋回しなければならないので、対向車線側に車がいる場合は、一旦トレーラーを停車させて道を譲ったり、相手車に動いてもらう必要がある場合もあります。
とても神経を使うトレーラーの右左折ですが、一般的に左折の方が難しいと言われています。これは、右折の場合は運転席から顔を出して目視ができますが、左折の場合はサイドミラーでの確認しかできない上に、運転席から遠くなる事が一因になります。

トレーラーは全長がとても長い為に前進するだけでも気を使います。
全長だけでなく幅もあるので、対向車とすれ違う時や隣の車線を走っている車にも注意が必要です。また踏切を走行する際も前者との距離を考えなくてはなりません。
全長が長いために前車との距離を見誤って踏切内で立ち往生なんて事になったら大変です。また、普通のトラックに比べて制動距離も長くなるため、車間距離の取り方にコツが入ります。
トレーラーは全長がとても長く、幅が大きい為、常に路面状況を考えて走行しなければなりません。雨が降って路面が滑りやすくなっている時などは注意が必要です。
また、冬の雪道にはとても弱く、橋の上の凍結路面でトレーラーが立ち往生している姿をよく見かけます。その巨大と言ってもいい車体のため、前進するだけでも神経を使うのです。
トレーラーを運転した事がある人ならよく知っていると思いますが、トレーラーのバックはとても難しいです。
大型トラックなら真っ直ぐにバックするだけなら何も難しくないのですが、トレーラーを真っ直ぐにバックさせるのは一筋縄ではいきません。
普通の車であれば、ハンドルを真っ直ぐにしてバックすれば、真っ直ぐバックしてくれます。ですが、トレーラーのバックの場合はハンドルを真っ直ぐにしていても、車体が折れて曲がっていってしまいます。
それを真っ直ぐにするために例えば右に車体が折れているなら、ハンドルを右に切って真っ直ぐに戻さなければならないのですが、最初のうちはなかなか上手くいきません。
余談になりますが、私が自動車学校でけん引免許を取得するのに、とにかく苦労したのが、この直進バックでした。
当時私は、大型トラックの仕事をすでにしていて、トラックの運転には慣れていました。正直自信があったのですが、その自信は見事に打ち砕かれてしまいました。
大型トラックの経験がかえって仇になり、その感覚でバックしてしまうので、車体が曲がってしまうとハンドルを逆に切ってしまうなど、とにかく上手くできなかった事を記憶しています。
直進バックはトレーラー運転手を目指す上で最初の難関といって良いでしょう。
トレーラーを運転する上で一番の難関と言えるのが方向転換になります。と言いますのも、今まで述べてきた、前進、右左折、バックの全ての技術が要求されるのが、この方向転換になるからです。
例えば、方向転換するために、右後ろのスペースにトレーラーを一旦バックするとします。普通はハンドルを右に切るのですが、トレーラーでは最初に左に切って車体の角度をつける必要があります。
角度をつけたら、今度はその角度を維持するためにハンドルを右に切り、更に最後に車体が真っ直ぐになる様に角度を調節しながらハンドルを右に切っていかなければなりません。
トレーラーでは通常の大型トラックと違って、この角度が重要になってきます。正直文字だけで、この動きを理解するのは困難かもしれません。
おすすめなのは、トレーラーのミニカーを使って、動きをイメージしてみると良いと思います。私も教習所に通っていた時は自宅に帰って、ミニカーを使ってよくシミュレーションしてみました。
この方向転換ができる様になれば、トレーラー運転手として十分やっていけるという事だと思います。あとは場数を踏んで慣れるだけです。
トレーラー運転手の給料は、大型トラックや4tトラックに比べて、やはり高い水準になります。とはいえ会社や業種にもよりますので、参考程度に紹介したいと思います。
海上コンテナ、いわゆる海コンのトレーラー運転手の給料は30万前後になります。主に近距離輸送になりますので、その割に給料は高めになります。
次にガソリンなどの危険物を運ぶタンクローリーのトレーラー運転手の平均給料は25〜45万円ほどになります。危険物取扱者の資格を取得しなければならないため、給料は高めです。
最後に長距離トレーラーの運転手になりますが、30〜45万円ほどでしょうか。輸送する距離や重量によって給料が変わってくるので一概にはいえませんが、やはり給料は高めです。
そしてトレーラー運転手の平均年収ですが、400〜600万円ほどが相場になると思います。ただ経験豊富な運転手はさらに高額な給料をもらっている人もいます。
実力や技術、やる気があればもっと上の収入を目指せるのがトレーラー運転手です。

トレーラー運転手になるには、越えなければならないハードルがいくつかあります。まず、大型免許が必要になります。次にけん引免許を取得しなくてはなりません。
順番としては、大型免許を取得してから、けん引免許を取得する形になります。
大型免許の取得にかかる費用ですが、教習所に通う場合、普通免許(MT)を所有している方で30〜35万円ほどになります。仕事をしている方には難しいかもしれないですが、合宿免許で短期取得も可能です。その場合は26〜36万円ほどです。
次にけん引免許の取得にかかる費用は
が相場になります。
どちらの資格も費用も時間もかからない運転免許試験場の一発試験に望めますが、難易度が高く、かなりハードルが高いです。スムーズに合格を目指すなら、教習所に通っての免許取得をおすすめします。
これらの免許は会社によっては、取得の補助があったりするので、その会社に問い合わせてみるのも良いでしょう。また、教育訓練給付制度を利用する事で取得費用を抑えることもできます。

トレーラー運転手はトラック運転手の最高峰かつ、最終到達点と言っても過言ではない職種です。それ故に運転は難しく、トレーラーを乗りこなすには高度な運転技術を必要とします。
特にバックや方向転換は通常のトラックの操作とはまったく違う技術が必要なため、まったくの未経験者が簡単にトレーラー運転手になれるほど甘くはありません。
そういった事から未経験でトレーラーの運転を始めるというよりは、ある程度経験を積んでからトレーラーの運転手になる場合がほとんどだと思います。
私の周りでもトレーラー運転手になった友人が何人かいますが、ある程度大型トラックで経験を積んでトレーラーにステップアップという経路をたどっています。
トレーラー運転手は長距離を運転する事も多く、また、サイズがあるが故に運転が難しく、神経も使います。誰でも簡単になれる職業ではありません。
そういった事から、体力勝負のイメージがありますが、決してそんなことはありません。むしろ体力的には、4tトラックや大型トラックより、負担が少ないといえます。
なぜなら、その長さ故に、ほとんどがパレット積みのパレット下ろし、若しくは海上コンテナのトレーラーのようにコンテナごと置いてくるといった仕事が多いためです。
そういった事もあって最近では、女性の運転手も少しずつ増えてきています。体力的に負担が少ないのもありますが、トレーラーの運転操作には繊細さが必要で、それが女性の感性にあっている事もあるのではないでしょうか。
昨今ではトラック運転手の人手不足が社会問題になっていて、よく、ニュースや新聞に取り上げられています。そんな今だからこそ、私はトレーラー運転手という職種をおすすめします。
トレーラー運転手という職業は専門性があり、やり甲斐のある仕事です。企業にとっても貴重な人材であり、将来性のある仕事と断言できます。興味のある方は是非チャレンジして下さい。

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