電験二種の転職は実務未経験でもOKと言われる理由
電験二種の有資格者なら、実務未経験でも転職できると言われる理由は、以下の3つがあります。
- 電験二種が独占業務の担当ができる国家資格だから
- 将来的に電験二種の人材不足が予測されているから
- 電験二種は取得の難易度が高くて希少性が高いから
電験二種が独占業務の担当ができる国家資格だから
電験二種の有資格者なら実務未経験でも転職できると言われる理由は、事業用電気工作物の保安監督業務(独占業務)を担当できる国家資格だからです。電気主任技術者の中でも、電験二種は電圧17万ボルト未満に対応できます。電験三種の資格で対応できるのは電圧5万V未満の設備のため、電験二種の資格を持っていれば、より大規模な設備の保安監督業務に対応できます。
資格 | 扱える電圧 |
|---|---|
電験一種 | 制限なし |
電験二種 | 17万ボルト未満 |
電験三種 | 5万ボルト未満 |
出典:電気主任技術者の資格概要|一般財団法人 電気技術者試験センター
電験三種だと扱える電圧が5万ボルト未満のため、主な対象設備は『10階以下のビル・中小規模の工場・コンビニ』などの中小規模の設備となりやすいです。一方で電験二種は17万ボルト未満まで扱えるので、『データセンター・メガソーラー・発電所』などの保安監督業務に対応できるようになります。
上記のような大規模な設備は、現場に電験二種(又は電験一種)の有資格者がいないと運用できません。だからこそ電験二種の有資格者なら、実務未経験でも転職できると言われるのです。
電験二種と三種との転職先の違いが気になる方は、本記事で解説している電験二種のおすすめ転職先と、以下の記事で解説している電験三種におすすめの転職先の違いを比べてください。
関連記事:
電験三種のおすすめ転職先8選|大手企業に受かる5つの方法や求人情報を解説
将来的に電験二種の人材不足が予測されているから
経済産業省が令和3年11月に発表したレポートによると、電験二種が必要な現場は、再生可能エネルギー設備だけで年間100件のペースでの増加が見込まれています。またデータセンターや発電所などの設備を合計すると、年間100件以上のペースで増加し続けることがわかるでしょう。
参照:電気保安人材の現状分析と取組の方向性について|経済産業省
一方で電験二種の入職者数は年300人〜400人程度であり、現職の高齢者が退職することを踏まえると、電験二種として現場で働く人数は現状維持が限界と言えます。つまり電験二種が必要になる設備の需要が高まり続けるにも関わらず、電験二種の供給(働く人数)は変わらない状況なのです。
だからこそ需要と供給のバランスが崩れて、企業側は未経験でも育成前提で採用する可能性が高いです。そのため電験二種の有資格者なら、未経験でも転職しやすいのです。
電験二種は取得の難易度が高くて希少性が高いから
電験二種は資格取得の難易度が高く希少性が高いことも、実務未経験で転職できると言われる理由です。
なお電験二種の合格率(過去5年分)は、以下のとおりです。
年度 | 一次試験 | 二次試験 | 合計 |
|---|---|---|---|
令和6年度 | 29% | 19% | 5.5% |
令和5年度 | 24% | 18% | 4.3% |
令和4年度 | 35% | 24% | 8.4% |
令和3年度 | 26% | 17% | 4.4% |
令和2年度 | 27% | 28% | 7.5% |
参照:第二種電気主任技術者試験の試験結果と推移|一般財団法人 電気技術者試験センター
電験二種の資格試験は一次試験と二次試験にわかれており、ストレートの合格率(一次試験と二次試験の掛け算の数字)は4%〜8%で推移しています。また第二次試験の合格者は、年300人〜600人程度です。
上記のとおり、電験二種は資格取得の難易度が高いため、試験に合格した有資格者は、実務経験なしでも一定の専門知識を証明できます。だからこそ電験二種なら、実務経験がなくても転職しやすいのです。
ここまで紹介したとおり、電験二種の有資格者は実務経験がなくても転職できる可能性は十分あります。とはいえ未経験で対策なしに転職できるほど簡単ではありませんし、転職に向けた準備を一切しないと、ブラック企業に転職してしまう可能性が高くなります。
そこでつづいては、実務経験なしの電験二種保持者が転職するための3つの方法を解説します。
実務経験なしの電験二種が転職する3つの方法
実務経験なしの電験二種が転職する方法は、以下の3つがあります。
- 現職(前職)の業務経験が活かせる転職先を探す
- 大手以外に中小・中堅企業への転職先も検討する
- 経験者が少ない分野・業界の求人情報もみてみる
現職(前職)の業務経験が活かせる転職先を探す
実務経験のない電験二種が転職するなら、現職(前職)で培った経験が活かせる転職先・現場を探すのが効率的です。なぜなら現職の業務経験が活かせる現場なら、電験二種として現場経験がなくても、業界・企業・現場知識のキャッチアップが簡単になるからです。
たとえば電力会社で働いていた方が電力会社の設備を担当できる現場に転職すれば、業界未経験の方より早く戦力になれる可能性が高いです。また電気工事士として商業施設の電気工事を担当していた方なら、商業施設の設備を担当できる転職先のほうが即戦力として判断されやすいでしょう。
業界や企業に関するキャッチアップが不要な場合、採用する企業としても、育成コストを削減できるなどメリットが大きいです。そのため書類や面接の選考でも高評価を得たり、通過しやすくなったりします。
だからこそ実務未経験の電験二種が転職するなら、業務経験を活かせる転職先を探すのがおすすめです。
大手以外に中小・中堅企業への転職先も検討する
電験二種の有資格者でも実務経験がないと、倍率の高い大手企業に転職することは難しいです。そのため実務経験なしの電験二種は大手企業だけではなく、中小・中堅企業の求人も応募するのがおすすめです。
なぜなら知名度の高い大手インフラや大手メーカー、スーパーゼネコンの倍率が高い一方で、中小・中堅企業なら実務経験がなくても電験二種の資格だけでも採用されるケースがあるからです。たとえば特定の産業に特化した保守会社や自社工場をもつ中堅メーカーは、育成する前提で採用をする会社もあります。
なお実務の現場では、電験二種の未経験者がベテラン技術者のもとで、サポート業務からスタートするケースも珍しくありません。また中小・中堅企業で数年の現場経験を積んでから、もう一度転職すれば、大手インフラや大手メーカーに転職できる可能性も広がります。
だからこそ実務経験のない電験二種の有資格者は、大手以外に中小・中堅企業への応募もおすすめです。
経験者が少ない分野・業界の求人情報もみてみる
実務経験のない電験二種が転職するなら、経験者が少ない新しい分野や業界の求人を確認するのも一つの方法です。なぜなら新しい分野のため、その分野や市場に精通した経験者が少ない分、採用する企業側も未経験から育成して戦力化しようと考えているケースが多い傾向にあるからです。
たとえば再生可能エネルギーやデータセンターなどは比較的新しい分野のため、実務経験がなくても電験二種の有資格者なら積極採用している会社もあります。実際の求人を確認しても、再生可能エネルギーは実務経験がなくても、電験二種の資格をもっていれば応募できる求人が多数あるのです。
さらに再生可能エネルギーやデータセンターは、外資系企業の参入により給与水準が高くなっています。そのため未経験でも年収600万円スタートなど、未経験でも好条件で採用されるチャンスがあります。
だからこそ実務経験のない電験二種の方は、経験者の少ない新しい分野(例:再生可能エネルギー設備・データセンター施設など)の求人情報を確認するのがおすすめです。
ここまで紹介したとおり、電験二種の有資格者なら実務未経験でも転職できる可能性があります。さらに実務経験のある電験二種は、転職市場で引く手あまたの状態です。そこでつづいては電験二種の経験者が転職市場で引く手あまたであり、勝ち組と言われる理由を解説します。
電験二種の経験者が引く手あまたで勝ち組な理由
電験二種の経験者が引く手あまたで勝ち組と言われる理由は、以下のとおりです。
- 電験二種は年収1000万円以上の求人もあるから
- 業務経験を活かして即戦力として活躍できるから
- 電験二種の経験者は定年後向けの求人もあるから
電験二種は年収1000万円以上の求人もあるから
電験二種の有資格者で数年の実務経験がある方向けには、年収1000万円を超える求人も多くあります。電験三種だと年収相場が400万円~600万円のケースが多いです。一方で電験二種の場合はスタートから年収600万円~800万円を超えており、管理職になると1000万円を超える求人も少なくありません。
またGAFAMを代表とする外資系企業だと、1年目から年収1000万円を超える求人も多くあります。また国内でも電験二種の価値は高く、東証プライム上場のゼネコンでは上限が1300万円の求人もあります。
上記のように電験二種は転職市場で高い評価を受けるため、引く手あまたで勝ち組と言われるのです。
業務経験を活かして即戦力として活躍できるから
数年の実務経験のある電験二種は、即戦力で活躍できる分、転職市場で引く手あまたの状態になります。というのも電気主任技術者は人手不足の業界で、即戦力として働ける電験二種の有資格者は企業にとって喉から手が出るほど欲しい人材になっているからです。
たとえば実務経験のない電験二種の場合、教育コストがかかったり現場の適性がなかったりして、戦力になるまで時間がかかるケースが多いです。また実務経験があっても電験三種(又は未資格)の場合、現場責任者を担当させることができません。一方で、数年の実務経験のある電験二種なら教育が不要ですし、現場に対する適性も一定保証されています。
つまり採用する企業視点では、経験のある電験二種は採用するリスクの少ない人材なのです。だからこそ実務経験のある電験二種は、転職市場で引く手あまたの勝ち組な状態になりやすいです。
電験二種の経験者は定年後向けの求人もあるから
実務経験のある電験二種の保持者は、定年後(65歳以降)の求人も多くあります。なぜなら電験二種が独占業務を担当できる国家資格であり、現場では有資格者が必須の状態が続いているためです。また仕事内容としても現場で体を動かすことがメインの業務ではないため、定年後でも働きやすい仕事環境です。
実際に大手企業でも定年後再雇用制度などを活用して65歳以降の電験二種を再雇用していますし、当社(プレックスジョブ)では80歳で転職した事例もあります。
上記のように、電験二種は人生100年時代でも、長期目線で働き続けられる職業の一つになっています。だからこそ電験二種の経験者は、仕事のなくならない勝ち組と言われているのです。
電験二種におすすめ転職先5選|非公開求人を紹介
電験二種におすすめの転職先は、以下の5つがあります。
- 再生可能エネルギー
- データセンター
- 発電所・変電所
- メーカー工場
- ゼネコン・サブコン
再生可能エネルギー
電験二種が転職するなら、再生可能エネルギー関連の求人を確認することをおすすめします。
なぜなら再生可能エネルギーは、実務未経験や経験が浅い方でもワークライフバランスを維持しながら、高年収(年収1000万円以上など)を期待できる業界だからです。
また資源エネルギー庁(2025年10月)によると、エネルギー需給の見通し(2040年度)は全体の40%〜50%が再生可能エネルギーになっており、今後も再生可能エネルギー業界は成長が期待できます。
参照:国内外の再生可能エネルギーの現状と今年度の調達価格等算定委員会の論点案|資源エネルギー庁
また再生可能エネルギーは歴史が浅い分、業界に精通した経験者も少なく転職しやすい穴場の業界です。だからこそ実務未経験や経験の浅い電験二種で、高年収を目指す人におすすめの業界となっています。
『電験二種×再生可能エネルギー』の求人情報
◯テレワークあり|東証プライム上場企業の求人情報
【仕事内容】
- 日々点検
- 月次点検
- 年次点検など
【必要な経験・資格】
第1種電気主任技術者、もしくは第2種電気主任技術者の資格をお持ちの方
【想定年収】
500万円~700万円
データセンター
電験二種の有資格者なら、データセンターへの転職を目指すのもおすすめです。なぜなら近年、半導体やクラウドの需要拡大に伴うデータセンターの建設ラッシュにより、データセンターでは電験二種の需要が急増しているからです。とくに大規模データセンターは、数万台のサーバーを常時稼働させているため、多くの電気主任技術者(第一種・第二種)が必要な状態となっています。
またデータセンターは、国内の企業だけではなく、外資系企業の求人も多く、初年度の年収が800万円を超えている企業も少なくありません。とくに即戦力として活躍できる経験者であれば、初年度の年収が1000万円を超えるケースもあります。
なお総務省のレポート(令和7年度)によると、データセンターの需要は2023年から2028年の5年間で、日本国内だけで約2.3兆円増加する見込みとなっています。
参照:データセンター(第Ⅱ部 情報通信分野の現状と課題)|総務省
上記からもわかるとおり、データセンターに対する需要は年々増加しています。一方でデータセンターで働いている経験者は少ないため、現在はまだ知られていない穴場の業界となっている状況です。
だからこそ電験二種の有資格者は、ぜひ一度、データセンターの求人を確認することをおすすめします。
『電験二種×データセンター』の求人情報
◯年間休日128日|電機メーカーG企業の求人情報
【仕事内容】
- 電気設備の点検
- 外部機関への報告
- 設備点検や保守
- 施設の設備不具合解消など
【必要な経験・能力】
設備管理経験
【必要な資格】
第2種電気主任技術者
【想定年収】
700万円~1000万円
発電所・変電所
電験二種を活かして安定したインフラ企業で働きたい方は、発電所・変電所への転職をおすすめします。なぜなら発電所・変電所はインフラの根幹を担う仕事のため、景気に左右されず、倒産のリスクが極めて低いからです。また年功序列の傾向が残っており、毎年、安定して昇給していくのも特徴です。
さらに住宅手当などの福利厚生や退職金の制度も充実しており、生涯賃金は高い水準で安定しています。加えて発電所で働くと、インフラの根幹を支えているという、やりがいを感じることもできるでしょう。
なお現場での待機時間や残業時間も適切に管理されているため、緊急の呼び出しやサービス残業も少ない傾向にあります。だからこそ安定希望の電験二種なら、発電所・変電所への転職がおすすめなのです。
『電験二種×発電所・変電所』の求人情報
◯フレックスタイム制度あり|電力会社の求人情報
【仕事内容】
- 特高受変電設備の保安管理
- 関連電気設備の保安管理
- セカンダリー案件の査定
- 保安監督部との調整業務など
【必要な資格】
第2種電気主任技術者(電験二種)以上
【想定年収】
700万円~900万円
メーカー工場
電験二種を活かしてワークライフバランスを取れる転職先を探している方は、メーカー工場の求人を確認することをおすすめします。なぜならメーカー工場は、完全週休2日制(土日祝休み)の求人も多く、ワークライフバランスを取りやすい傾向があるからです。また想定年収も、比較的高いのが特徴です。
たとえば自動車・化学・半導体などの大手メーカー工場の場合、年収500万円〜700万円のスタートで、将来的に管理職に昇進すれば年収800万円〜1000万円を目指せます。また住宅手当なども充実しており、実質的な所得は1000万円以上になるケースもあります。
なお大手メーカーは高年収である一方で、土日祝日は休みですし、過度な残業を避けることも可能です。だからこそワークライフバランスを取れる転職先を目指す方は、メーカー工場への転職がおすすめです。
『電験二種×メーカー工場』の求人情報
◯寮・社宅制度あり|大手合金鉄メーカーG企業の求人情報
【仕事内容】
- 生産設備の保全計画立案
- 予防保全
- 設備改善プロジェクトの推進
- 協力会社への進捗・工程管理など
【必要な資格】
第二種電気主任技術者(電験二種)
【想定年収】
550万円~900万円
ゼネコン・サブコン
電験二種に加えて、施工管理技士の資格を持っている方は、ゼネコン・サブコンの転職もおすすめです。なぜならインフラの老朽化やデータセンターの新築工事など、電気系の工事が増加している影響もあり、電気に強い施工管理技士の需要が増加しているからです。
一方で施工管理技士は慢性的な人手不足であり、将来的にも人手不足の加速が見込まれています。
参照:建設業における人材確保に向けた取り組みについて|国土交通省 北陸地方整備局
またゼネコン・サブコンは労働時間が長くなりやすいものの、他の業種より年収が高くなりやすいです。さらに人手不足のため、実務経験がなくても転職しやすいという特徴があります。
そのため「忙しくても年収を上げたい」や「実務未経験だけど転職したい」という方は、ゼネコン・サブコンに転職するのも一つの方法です。またゼネコン・サブコンの中で設備管理の経験を積むことで、次の転職では、大手インフラ企業やメーカー工場の電気主任技術者に転職するステップも可能になります。
『電験二種×ゼネコン・サブコン』の求人情報
◯上限年収1200万円|大手サブコン企業の求人情報
【仕事内容】
- 特高変電設備の改造図面の作成、指示業務
- お客様(電気主任技術者)との折衝
- リレー継電器関係の設計及び改造指示業務など
【必要な経験・能力】
- 重電メーカー設計経験者(15年以上)
- 特高変電設備を熟知している方
- 電気主任技術者の方と対等に議論が出来る方
【必要な資格(歓迎)】
第一種電気主任技術者または第二種電気主任技術者
【想定年収】
500万円~1200万円
電験二種の転職に関するよくある質問
最後に電験二種の転職に関するよくある質問に回答します。
電験二種は電験三種より高待遇での転職ができますか?
電験二種は、電験三種より高待遇で転職しやすいです。
なぜなら電験三種より電験二種のほうが担当できる設備の規模が大きく、資格取得の難易度も高いため、転職市場での価値が高いからです。具体的には、電験三種が扱えるのは電圧5万ボルト未満である一方、電験二種は電圧17万ボルト(特別高圧設備)まで担当できます。
その結果、電験二種の転職先でのポジションは重要度が高くなり、必然的に待遇面も良くなるのです。
電験二種より電験一種を取ってから転職すべきですか?
転職先に特別なこだわりがない限りは、電験二種の状態で転職することをおすすめします。なぜなら電験二種が担当できる設備の範囲(17万ボルト未満)で、ほとんどの電気設備に対応できるからです。
電圧が17万ボルトを超える設備は、電力会社の超高圧変電所や巨大製鉄所などの一部に限られています。その一方で電験一種は資格取得の難易度が高いため、労力の割に転職先の幅は広がりにくいと言えます。
なお大前提として、転職する年齢は若いほど有利ですが、電験一種の取得には一定の年数がかかるので、若さという武器を捨てることにもなりかねません。だからこそ転職先に特別なこだわりのない方は、電験二種で転職しても問題ありません。どうしても電験一種を目指したいなら、転職後に取得しましょう。
電験二種の転職で年収1000万円は可能ですか?
電験二種の転職で年収1000万円を狙える可能性はあります。
ただし電験二種で年収1000万円を目指すためには、転職先の業界や会社を適切に選ぶ必要があります。なぜなら年収は資格の有無よりも、所属する業界や会社ごとの差が大きくなるからです。
たとえば外資系企業のデータセンターや再生可能エネルギー業界のリーダークラスであれば、年収が1000万円を超える会社も少なくありません。一方で電験二種でもビルメンテナンスの会社に転職すれば年収は400万円から600万円が目安となります。つまり年収は資格の有無より所属する業界や会社ごとに大きく変わるので、年収1000万円を目指すなら会社選びが大切になるのです。
電験二種は40代・50代の未経験でも転職できますか?
電験二種なら40代や50代の未経験でも転職できる可能性はあります。
なぜなら本記事『電験二種の転職は実務未経験でもOKと言われる理由』で紹介したとおり、電験二種は転職市場で需要の多い資格である一方で、電験二種の有資格者は人材不足の状況となっているからです。
ただし40代以降で未経験転職は、年齢を重ねている分、20代や30代ほどの売り手市場ではありません。
また現職でキャリアを重ねている方の場合でも、電験二種としては未経験のため、転職後に年収が下がるリスクもあります。なお本記事『電験二種の経験者は定年後向けの求人もあるから』で紹介したとおり、電験二種は定年後も安定した仕事があるというメリットもあります。
そのため40代以降の電験二種の転職では、リスクとリターンのバランスを考えることが大切になります。
電験二種を活かして土日休みの企業に転職できますか?
電験二種を活かして、土日休み(完全週休2日制)の企業に転職することは十分可能です。なぜなら電験二種を活かせるメーカーやインフラの求人には、完全週休2日制で土日祝が休みの会社も多いからです。
とくにメーカーでは工場の操業カレンダーに準拠することが多いため、土日祝が休みの求人が大半です。他にもインフラ系や電気保安協会の求人でも、土日祝が休みの求人も少なくありません。
ただしデータセンターや一部のインフラ施設は、24時間365日の常駐管理が必須になるので、土日出勤や夜間シフト勤務となるケースもあります。そのため電験二種を活かして土日休みの企業に転職するなら、自分で求人票をみたり、転職エージェントの担当者に実態を聞いたりすることをおすすめします。
なお電気主任技術者向けの転職エージェントは、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
関連記事:
電気主任技術者のおすすめ転職エージェント・転職サイト10選|電験一種・電験二種・電験三種
電験二種への転職で食いっぱぐれないのは本当ですか?
電験二種は食いっぱぐれない資格であると言えます。なぜなら電験二種が、事業用電気工作物の保安監督業務(独占業務)を担当できる国家資格だからです。つまり電験二種(又は一種)の有資格者しか必要な業務が存在するので、常に一定以上の需要があり続けるのです。
また本記事『将来的に電験二種の人材不足が予測されているから』で紹介したとおり、電験二種が必要な設備は増加し続ける見込みがあります。一方で電験二種(経験者)の人材は現場に不足しているのです。
つまり電験二種の経験者の需要と供給のバランスは、供給不足になり続けるということです。だからこそ電験二種の有資格者が転職して経験を積むと、食いっぱぐれないと言われるのです。
まとめ|電験二種の転職ならプレックスジョブ
本記事では、電験二種の転職について、以下の内容を解説しました。
- 電験二種は実務未経験で転職できる理由
- 実務経験なしの電験二種が転職する方法
- 経験者が転職市場で引く手あまたな理由
- 電験二種の有資格者におすすめの転職先
- 電験二種向けのリアルな非公開求人情報
本記事で紹介したとおり、電験二種の資格があれば、実務経験がなくても転職できる可能性は高いです。また電験二種で実務経験のある方であれば、転職市場で引く手あまたの状態になります。
ただし電験二種向けの求人は専門性が高い分、非公開求人になっていることが大半です。とくに年収が800万円を超えている人気の求人や大手ホワイト企業の求人は非公開のケースも多くなっています。
なぜなら高待遇の求人を一般向け(ハローワークや転職サイト)で公開すると、要件に満たない求職者が大量に応募してくるリスクがあるからです。そのため高待遇の求人を抱えている会社ほど、一部の転職エージェントに非公開求人として紹介しているケースもあるのです。
当社(プレックスジョブ)では、電験二種など電気主任技術者の非公開求人を多数抱えており、これまで年収1000万円を超える方や、20代から80代までの幅広い方の転職支援を行っています。
非公開求人を多数紹介しているので、以下でぜひ確認してください。もちろん完全無料で利用できます。















