施工管理(現場監督)の20代・30代の年収と手取り
施工管理(現場監督)の年収と手取りを年齢別に比較した表は、以下のとおりです。
※本記事では、施工管理と現場監督を同じ職種として扱います
年齢 | 施工管理の平均年収※1 | 手取りの目安※2 |
|---|---|---|
~19歳 | 260万円~298万円 | 208万円~239万円 |
20代 | 378万円~508万円 | 298万円~397万円 |
30代 | 536万円~674万円 | 416万円~514万円 |
40代 | 630万円~734万円 | 478万円~546万円 |
50代 | 690万円~800万円 | 518万円~589万円 |
60代 | 511万円~731万円 | 390万円~544万円 |
70歳~ | 374万円~434万円 | 292万円~338万円 |
※1. 2025年11月時点
※2. 東京都の場合、小数点第一位を四捨五入
参照:
建築施工管理技術者|厚生労働省
土木施工管理技術者|厚生労働省
建築分野の施工管理の年収は、10代の260万円からスタートして、50代の800万円がピーク。
また土木分野の施工管理は、10代の年収298万円でスタートし、50代の722万円がピークとなります。
施工管理の20代|年収は508万円で手取りは397万円が目安
20代の施工管理の平均年収は、378万円〜508万円。
手取りの目安は、298万円〜397万円(月:24.8万円〜33.1万円)となっています。
年齢 | 施工管理の平均年収 | 手取りの目安 |
|---|---|---|
20歳~24歳 | 378万円~381万円 | 298万円~301万円 |
25歳~29歳 | 501万円~508万円 | 391万円~397万円 |
20代の年収が他の年齢帯より低い理由は、実務経験が少なく、施工管理技士の資格を持っていない人が多いためです。20代でも実務経験が豊富で、一級建築施工管理技士や一級土木施工管理技士の資格を持っている方なら、20代でも600万円以上の年収も可能でしょう。
なお他の職業と比べると、20代の施工管理の年収は約100万円高いです。
そのため20代で高い年収を得たい方は、施工管理で着実にキャリアを進めば、間違いありません。
仕事の分類 | 20代の平均年収 | 手取りの目安 |
|---|---|---|
建築分野(施工管理) | 378万円~508万円 | 298万円~397万円 |
土木分野(施工管理) | 381万円~501万円 | 301万円~391万円 |
日本全体の平均 | 277万円~407万円 | 220万円~320万円 |
参照:令和6年分 民間給与実態統計調査|国税庁長官官房企画課
施工管理の30代|年収は674万円で手取りは514万円が目安
30代の施工管理の年収は、536万円〜674万円。
手取りの目安は、416万円〜514万円(月:34.7万円〜42.8万円)と幅広くなっています。
年齢 | 施工管理の平均年収 | 手取りの目安 |
|---|---|---|
30歳~34歳 | 536万円~604万円 | 416万円~465万円 |
35歳~39歳 | 654万円~674万円 | 499万円~514万円 |
なお30代の全国平均は、年収431万円〜466万円です。
上記からわかるとおり、施工管理の平均年収は、全国平均より100万円以上高くなります。なお、現在の施工管理業界は人手不足なので、30代なら未経験採用を実施している企業もあります。
ただし40代以降になると未経験の採用が一気に減少するので、施工管理に転職したい方は、早めのタイミングでの転職を検討しましょう。
施工管理の40代以降の年収と手取り
40代以降の施工管理の年収と手取りの目安は、以下のとおりです。
年齢 | 施工管理の平均年収 | 手取りの目安 |
|---|---|---|
40代 | 630万円~734万円 | 478万円~546万円 |
50代 | 690万円~800万円 | 518万円~589万円 |
60代 | 511万円~731万円 | 390万円~544万円 |
70歳~ | 374万円~434万円 | 292万円~338万円 |
40代以降になると、単一の現場を管理するだけではなく、複数現場を統括する工事部長や支店長、または高い技術力が必要な工事のプロジェクトマネージャーの役割が求められます。
施工管理の仕事は、プロジェクト経験の価値が高い世界のため、年齢や経験年数を重ねるごとに、市場価値が上がったり、ベテランとしての需要が高まったりするのが特徴です。
実際、厚生労働省が発表している経験年数別の給与推移は、以下のとおりです。
経験年数 | 給与推移 |
|---|---|
0年 | 26.52万円~28.79万円 |
1~4年 | 27.93万円~29.88万円 |
5~9年 | 31.79万円~34.35万円 |
10~14年 | 36.26万円~38.15万円 |
15年以上 | 41.68万円~46.21万円 |
表のとおり、施工管理は経験年数によって、年収がどんどん上がります。
たとえば未経験者と経験者(15年以上)は、所定内給与額が約20万円変わります。所定内給与額が20万円違って、賞与6ヶ月分のケースでは、年収ベースで約360万円の差になるのです。
ただし施工管理は未経験でも、給与が26.5万円と高めであり、賞与込みの年収は高いです。
賞与 | 月の給与 | 年収の目安 |
|---|---|---|
2ヶ月分 | 26.5万円 | 371万円 |
4ヶ月分 | 26.5万円 | 424万円 |
6ヶ月分 | 26.5万円 | 477万円 |
国税庁の調査(2024年)によると、日本の平均年収は478万円です。そのため賞与6ヶ月分の企業に入れば、未経験でも、日本全体の平均と同じレベルの年収を受け取れるチャンスがあるのです。
そこでつづいては、施工管理が未経験でも給料が高い理由を解説します。
施工管理が未経験でも給料が高い5つの理由
施工管理が未経験でも給料が高い理由は、以下の5つです。
- 施工管理の需要が高まっているから
- 施工管理は高い専門性を求められるから
- 施工管理は残業や休日の出勤が多いから
- 施工管理は資格手当や責任者手当があるから
- 施工管理は体力的にも精神的にもしんどいから
施工管理の需要が高まっているから
未経験でも施工管理の給料が高い理由は、建設業界が慢性的な人手不足である一方で、工事案件の需要は高まり続けているからです。
なぜなら現在は、高度経済成長期に整備された道路・トンネル・上下水道などの社会インフラが、一斉に更新時期(寿命)を迎えているからです。これらを維持・修繕する工事は、景気の良し悪しに関係なく、国や自治体の予算で行われます。また公共工事・民間工事を問わずに、都市部の再開発プロジェクトや災害復旧工事など、建設需要は年々増加を続けています。
一方で、現場を指揮する施工管理者は、団塊世代の引退もあり、減少が続く見込みです。そのため仕事の需要は多いのに、それを担当できる施工管理者(供給)が足りない状況というわけです。
上記のとおり、施工管理の業界は、需要過多になっています。だからこそ施工管理は、職種未経験や若手(20代・30代)の方でも年収が高くなりやすいのです。
施工管理は高い専門性を求められるから
高い専門知識やスキルを求められることも、施工管理の給料が高い理由です。
施工管理の仕事は、単なる肉体労働や作業管理ではなく、図面の読み解きや施工計画の立案などの高い専門性が必要となります。また現場責任者(現場監督)として、現場作業員の安全管理や法令遵守の徹底が求められますし、施主からは予算内かつ工期内で完工するプレッシャーもあります。
さらに施工管理の仕事をするには、国家資格である施工管理技士(一級・二級)の取得が事実上、必須となっており、誰でもカンタンに担当できる仕事ではありません。もちろん無資格未経験でも施工管理の仕事に従事できますが、将来的には、資格の取得がほぼ必須となります。
上記のように、施工管理は工事現場の経験だけではなく、施工管理技士の資格取得など、専門的な知識も求められる仕事なので給料が高くなりやすいのです。
施工管理は残業や休日の出勤が多いから
施工管理の仕事は、残業や休日の出勤が多いことも年収が高くなる理由です。
とくにプロジェクトまでの納期が短い現場では、深夜まで残業したり、休日でも出勤したりして、何とか納期に間に合わせる必要があります。
工事の現場によっては、一日の労働時間が12時間を超える日もあるでしょう。実際、2021年には、月102時間の残業をさせたとして、ゼネコン企業が訴えられている事例もあります。
参照:重大な労基法違反には送検・起訴、月102時間の残業で営業停止の例も|日経XTECH
また現場でトラブルがあったり、大雨で工事が進まなかったりしても、基本的に納期は変わりません。そのため何とかスケジュールに間に合わせるために、休日出勤のケースも出てきます。
このように施工管理の現場では、残業や休日出勤が多いため、年収が高くなるのです。
施工管理は資格手当や責任者手当があるから
資格手当や責任者手当などの各種手当が充実することも、施工管理の年収が高くなる理由です。
たとえば一級建築施工管理技士の保有者は、月1〜3万円の資格手当をもらえる会社が多いですし、一級建築施工管理技士をもっていれば、監理技術者などの責任者を担当することもあるでしょう。そして監理技術者になると、責任者手当として、月5〜7万円の手当がある会社が多いです。
手当が積み重なると、年100万円〜200万円が手当として、年収に上乗せされるケースもあります。このように施工管理は、資格手当や責任者手当が豊富だからこそ、年収が高くなりやすいのです。
施工管理は体力的にも精神的にもしんどいから
施工管理の仕事は、工事が始まる前に、スケジュールの整理や朝礼や準備体操。
日中は現場のパトロールで歩き回ったり、打ち合わせをしたりして、現場作業の終了後には、現場写真の整理や図面の修正などをしなければなりません。
残業や休日出勤の現場もあり、体力的にしんどいです。また常に危険と隣り合わせの現場なので、上から物が落ちてくるリスクもあります。
さらに発注者と職人との調整業務や、スケジュール管理など、精神的にしんどくなる場面もありますし、納期のプレッシャーが厳しくなる場面もあります。このように工事現場での長時間労働や、多方面との調整業務が多いため、高い年収が設定されているのです。
あらためて施工管理の年収が高くなる理由は、以下の5つです。
- 施工管理の需要が高まっているから
- 施工管理は高い専門性を求められるから
- 施工管理は残業や休日の出勤が多いから
- 施工管理は資格手当や責任者手当があるから
- 施工管理は体力的にも精神的にもしんどいから
ここまで紹介したとおり、施工管理は未経験でも給料が高い仕事です。
しかしキャリアステップを間違えれば、給料の低い状態が続いたり、年収が上がらなかったりするリスクもあります。そこでつづいては、施工管理で未経験から年収を上げる方法を紹介します。
施工管理で未経験から年収を上げる4つの方法
施工管理で未経験から年収を上げる方法は、以下の4つです。
- 未経験は「未経験歓迎」の中小ゼネコンに転職する
- 複数の現場で実務経験を積む
- 一級施工管理技士を取得する
- 年収の高い会社に転職する
未経験は「未経験歓迎」の中小ゼネコンに転職する
施工管理未経験の方は、未経験歓迎の中小ゼネコンに転職するのがおすすめです。
なぜなら人手不足に悩む中小規模の建設会社ほどポテンシャル採用に積極的で、未経験者でも現場監督として受け入れてもらいやすいからです。※現場監督は未資格でも可能
一方で大手企業や有名企業に転職するには、一定年数(例:3年〜5年)以上の経験が必須です。
そのためまずは未経験歓迎の企業に転職して、現場での実務スキルを身につけることが必要です。工事現場に慣れつつ、専門用語・図面の見方・職人とのコミュニケーション方法を学びましょう。
中小ゼネコンは人手不足の企業も多く、未経験でも学歴不問で雇ってくれる会社は見つかります。
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新卒・第二新卒なら大手ゼネコンもチャレンジ可能
基本的に未経験で大手ゼネコンに就職・転職するのは難しいです。
ただし新卒や第二新卒(20代前半)の方なら、未経験でも大手のゼネコン(スーパーゼネコン)に就職・転職するチャンスは十分あります。なぜなら20代前半などの若手であれば、将来性重視でのポテンシャル採用で合格できる可能性があるからです。
大手ゼネコンは研修制度が充実しているため、施工管理未経験でも一から育成させるプログラムが整っていますし、最初から高い給料水準も期待できます。そのため新卒や第二新卒(20代前半)で施工管理を目指す方なら、最初から大手ゼネコンの選択肢を含めて就職するのがおすすめです。
複数の現場で実務経験を積む
施工管理の仕事に転職できた方は、複数の現場で実務経験を積んでください。
施工管理の仕事は、同じ規模の改修工事を5年担当した方よりも、RC造の新築マンション・S造のオフィスビル・商業施設など、異なる工法や規模の現場を経験した技術者のほうが、転職市場では高く評価されやすい傾向にあるからです。たとえば入社後に民間ビル・公共工事・住宅工事現場の3案件を担当すると、単一現場のみの人より早く主任・所長クラスに昇格しやすくなるでしょう。
なぜなら現場によって、工程管理や安全管理で解決が必要な課題は異なり、その度、問題解決力とマネジメント力が鍛えられるからです。その結果、社内・社外問わずに自分の評価が高まるため、経験年数に比例して収入も上がりやすくなるのです。
そのため施工管理の仕事に転職したあとは、積極的に多くの現場で実務経験を積んでください。
一級施工管理技士を取得する
施工管理として年収を上げるには、工事現場での実務経験を積みつつ、並行して、国家資格である一級施工管理技士の取得を目指すことが大切です。
なぜなら一級施工管理技士を取得すると、監理技術者として大規模なプロジェクトの現場責任者を担当できたり、各種手当や昇進・昇格で年収が上がりやすくなるからです。
また一級施工管理技士は即戦力として活躍できるため、転職市場での評価も高くなります。実際、当社(プレックスジョブ)を使って転職する方でも、一級施工管理技士であれば、転職時の年収が高くなりやすいですし、年収1000万円以上で転職された方もいます。
施工管理で出世したり転職で年収を上げたりするには、一級施工管理技士の取得がほぼ必須です。そのため施工管理として年収を上げるには、自分の所属する業界や仕事内容にあった一級施工管理技士の資格を取得を目指しましょう。
関連記事:
施工管理技士の資格一覧!7種類の特徴と資格取得のメリット
施工管理技士資格の難易度ランキング|偏差値で例えると?
年収の高い会社に転職する
5年以上の施工管理の実務経験を積み、一級施工管理技士の資格を取得した方は、転職市場で高い評価を受けやすいです。そのため転職することで、一気に年収を上げられるチャンスがあります。
年収アップに転職が有効な理由は、年収が施工管理の技術力やスキルよりも、業界や会社の規模で決まってしまうからです。たとえば利益率の低い下請け企業で働いていると、社内で突出した成果を出しても、給料の原資がないため、年収が上がりにくくなってしまいます。
だからこそ施工管理として年収を上げるには、転職が必要な選択肢になるのです。
なお施工管理として転職するなら、プレックスジョブの利用をおすすめします。なぜならプレックスジョブは、書類選考の通過率を高めるために書類添削・書類作成の代行をしていたり、面接の通過率を高めるための面接対策(聞かれやすい質問や回答例の共有)をしたりして、転職の成功確率を最大限高めるサポートをしているからです。
プレックスジョブが施工管理の方にしているサポート内容については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:
施工管理の転職でプレックスジョブが選ばれている5つの理由
また施工管理の年収は、以下の2つに大きく左右されます
- 施工管理として所属する業界
- 施工管理として働く地域
年収の高い業界に転職する
施工管理の仕事は、業界によって年収相場が異なります。
たとえばスーパーゼネコン5社はいずれも平均年収1000万円以上ですが、中小ゼネコンになると、最高年収で800万円という会社も少なくありません。また地場の工務店や中小リフォーム会社は、競合が多く、薄利になりやすいため、施工管理の平均年収も低い傾向にあります。
関連記事:
【2025年】スーパーゼネコン5社の年収ランキング | 20代・30代の年収
実際に中小ゼネコンで年収400万円で働いている方が、大手ゼネコンに転職して、年収が200万円以上アップするケースもあります。だからこそ施工管理として年収を上げるには、年収の高い業界に転職するのがおすすめなのです。
なお業界ごとの年収ランキングについては、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
関連記事:
施工管理技士の平均年収は641万円|業界別ランキングと1000万目指す方法
年収の高い地域に転職する
施工管理は働く地域によって、年収が300万円以上変わることもあります。
ここでは施工管理について、平均年収の高い都道府県トップ5とワースト5を解説します。
まずは施工管理(建築分野※)の平均年収ランキングは、以下のとおりです。
順位 | 都道府県 | 平均年収 |
|---|---|---|
1 | 福岡県 | 736.2万円 |
2 | 大阪府 | 687.5万円 |
3 | 三重県 | 678.6万円 |
4 | 奈良県 | 678.6万円 |
5 | 東京都 | 676.9万円 |
※管工事施工管理技士・給排水設備工事施工管理者・空調衛生設備施工管理技術者・建築工事現場監督・プラント建設工事施工管理技術者・内装工事施工管理技術者
なお下位5県の平均年収は、以下のとおりとなっています。
順位 | 都道府県 | 平均年収 |
|---|---|---|
43 | 福島県 | 461.6万円 |
44 | 山形県 | 458.4万円 |
45 | 鳥取県 | 429.1万円 |
46 | 高知県 | 417.6万円 |
47 | 宮崎県 | 395.7万円 |
参照:
建築施工管理技術者|厚生労働省
土木施工管理技術者|厚生労働省
建築分野の施工管理技術者で、平均年収が最も高かったのは、福岡県の736.2万円でした。
福岡県は2025年11月時点で、鹿島建設や日立プラントサービスなど、大手企業の求人も多いです。北九州工業地帯があるため、大規模工事が多くなりやすく、平均年収が高いのかもしれません。
なお平均年収が最も低いのは宮崎県の395.7万円で、1位の福岡県と330万円以上の差があります。
上記のとおり、施工管理の年収は地域ごとの差が非常に大きいです。
そのため施工管理として、年収を上げたいなら、働く地域を変えるのもおすすめの方法です。
施工管理の将来性は高い?
結論として、施工管理の将来性は高いです。
高度経済成長期に建設したインフラの老朽化もあり、施工管理の需要は年々増加を続けています。一方で有効求人倍率は8倍以上であり、施工管理技術者の供給は全く足りていないのが現状です。
職業の分類 | 有効求人倍率 |
建築分野 | 8.56 |
|---|---|
土木分野 | 16.3 |
全職種の平均 | 1.25 |
参照:
建築施工管理技術者|厚生労働省
土木施工管理技術者|厚生労働省
一般職業紹介状況(令和6年12月分及び令和6年分)について|厚生労働省
また今後は都市の再開発や、IRの計画も進んでおり、今後も需要が高まると推測がされています。
なお施工管理は、発注者と現場職人との折衝や調整など、コミュニケーションが必要になるため、AIにも代替されにくい職業だと言われています。
オックスフォード大学の研究によると、AIで約47%の職業が雇用の危機になると言われる中、施工管理は『食いっぱぐれない』と言われるほど、将来性の高い職業と言えるのです。
参照:The Future of Employment: How susceptible are jobs to computerisation?|OXFORD MARTIN SCHOOL
施工管理の年収に関するよくある質問
最後に施工管理の年収に関するよくある質問に回答します。
施工管理は高卒や文系でも大丈夫?
施工管理は高卒や文系大学卒業でも、全く問題ありません。
施工管理の現場で必要な専門知識は働きながら習得できるため、高卒や文系出身でも活躍する人も多くいます。実際に求人票を見ても、『学歴不問・未経験歓迎』と明記されているケースが多く、高卒の方でも意欲があれば大歓迎とする企業がほとんどです。
施工管理は派遣社員や契約社員だと給料が低い?
一般的に派遣社員・契約社員の年収は、正社員より低めになる傾向があります。
なぜなら正社員は、賞与(ボーナス)や各種手当などの待遇が手厚いため、年収ベースでは派遣社員・契約社員より高く安定しやすいのが実情です。たとえば正社員の施工管理技士が残業代込みで年収520万円(20代後半)に達する一方で、賞与のない派遣社員・契約社員は労働時間が同じでも年収400万円以下に留まるケースがあります。
とはいえ派遣社員や契約社員の場合、ムリな残業や休日出勤を強いられないメリットもあります。また例外的に、期間限定プロジェクトとして募集される派遣では高時給が提示されることもあり、結果的に正社員の年収を上回ることもあり得ます。
施工管理と現場作業員だとどちらの年収が高い?
基本的には、施工管理のほうが年収が高くなりやすいです。
なぜなら施工管理は責任の重い分、各種手当(資格・役職手当等)やボーナスが手厚いからです。また施工管理は、現場経験や経験年数を積むほど昇給・昇格しやすい職種なので、将来的な年収の伸び幅も作業員より大きくなりやすい特徴があります。一方で現場作業員(職人)は、基本的に、日給月給制が多く、天候や現場の稼働状況によって収入が不安定になりがちです。
施工管理と現場作業員の年収の比較は、以下のとおりです。
職種 | 平均年収 | 手取りの目安 |
|---|---|---|
施工管理 | 597万円~642万円 | 459万円~493万円 |
建設・土木作業員 | 415万円 | 327万円 |
参照:
建築施工管理技術者|厚生労働省
土木施工管理技術者|厚生労働省
建設・土木作業員|厚生労働省
ただし独立して一人親方になった方や、特殊な技能を持っている職人の中には、施工管理の年収を遥かに上回る方も存在します。
施工管理の平均年収・中央値・生涯年収はどのくらい?
施工管理の平均年収は、596.5万円〜641.6万円です。
施工管理の中央値(※)は、560万円です。※厚生労働省が発表する施工管理技術者の所定内給与額の中央値が、34万円~35.9万円なことと、施工管理の平均ボーナスが140万円であることから試算
施工管理の生涯年収(※)は、2億6,800万円〜2億8,800万円です。※平均年収×45年間で試算
施工管理の年収は他の仕事(職種・業界)と比べて高い?
施工管理技術者と他の職業を比べた結果は、以下のとおりです。
職業 | 平均年収 |
|---|---|
建築施工管理技術者 | 641.6万円 |
土木施工管理技術者 | 596.5万円 |
電気技術者 | 755.2万円 |
自動車技術者 | 700.6万円 |
発電所運転管理 | 658.6万円 |
プラント設計技術者 | 669.4万円 |
電気通信技術者 | 628.9万円 |
とび | 506.0万円 |
建築塗装工 | 442.4万円 |
建築・土木作業員 | 415.1万円 |
施工管理と同様の建設業や技術者系と比較すると、施工管理が飛び抜けて年収が高くないとわかります。とはいえ日本全体の平均年収478万円より100万円以上高くなっているので、一般的な仕事と比べると、施工管理の年収は高いと言えるでしょう。
まとめ
本記事で紹介したとおり、施工管理の20代の平均年収は、378万円〜508万円。
手取りの目安は、298万円〜397万円(月:24.8万円〜33.1万円)となっています。
施工管理は20代・30代の若手や未経験も給料が高くなりやすく、働けば働く分だけ、自分の年収に返ってくる仕事です。
また年々、需要が高まっていることからも、今後の安定した年収のアップが期待できる職種です。
ただし施工管理は同じ会社で長期間働くと、相場より低い年収で働いている方が増える仕事です。
そのためすでに施工管理として働いている方は、「平均年収より低い年収で働いていた...」と後悔しないためにも、以下のページからあなたの適正な年収を確認してくださいね。
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