プロパンガス配送の仕事には、大きく分けて、産業用、事業用などの大口配送と家庭用の小口配送があります。
大口配送の仕事をする場合は、バルクローリーの運転免許と高圧ガス移動監視者、小口配送には準中型以上の免許と保安業務員などの資格が必要となります。
ここではプロパンガスの配送に必要な資格について紹介していきたいと思います。

プロパンガス配送の仕事には、大きく分けて、産業用、事業用などの大口配送と家庭用の小口配送があります。
大口配送の仕事をする場合は、バルクローリーの運転免許と高圧ガス移動監視者、小口配送には準中型以上の免許と保安業務員などの資格が必要となります。
ここではプロパンガスの配送に必要な資格について紹介していきたいと思います。


プロパンガスと都市ガスの違いから説明すると、使用されている場所によって違うと思っている人がいますが、それだけではありません。
たしかに都市部では都市ガスが、地方ではプロパンガスが使用されることが多いのですが、基本的にガスの成分や原料が違うのです。
都市ガスはメタンが主成分であり、液化天然ガスを原料として作られています。プロパンガスはプロパンやプタンが主成分で液化石油ガス(LPガス)を原料としているガスです。
また、都市ガスとプロパンガスの大きな違いに供給方法というものがあります。
都市ガスは電気や水道などと同じようにガス導管が家庭についていて、ホースをつないで元栓を空ければ使用できるようになります。
それに対して家庭で使用するプロパンガスは液化されたLPガスを容器に入れて、その容器を各家庭に配送するという形で供給されます。
日本では国内で使用される液化石油ガスの約75%を輸入でまかなっています。
そのためまず港に到着するので、そこからそれぞれの地域の充填所まで大型タンクローリー(バルクローリー)で運ばれることになります。
そこから家庭に向けてはガスボンベ20kg(高さ80cm前後)と50kg(高さ140cm前後)の2種類で配送されることになります。
大口の輸送をする際には中型免許、大型免許、トレーラーの場合は牽引免許などが必要になってきます。中型のものもあるのですが、ほとんどが大型になるため大型免許を取得しているのが無難です。

プロパンガスの配送ですが、大口の輸送をするためには「高圧ガス移動監視者(液化石油ガス)」が必要となります。
これは質量が3,000kg以上のプロパンガスを配送する際に必要となるものです。取得のためには講習を受けることとなります。
2日間の講習で、法令に関して3時間、学識と保安管理技術に関して11時間の講義を受ける必要があります。講習を受けて検定試験を受け、合格すれば資格取得となります。この講習はオンラインで受講することになります。
この講習は年に4回、検定試験は全国15ヶ所ほどで開催されており、講習費用は15,600円+テキスト代がかかります。
高圧ガス移動監視者について詳細はこちらをご覧ください。
関連記事:高圧ガス移動監視者とは?資格の取り方や勉強方法まで徹底解説
LPガスのバルク供給設備への充てん作業を行うのに必要な資格です。
「製造保安責任者免状」を持っていてLPガスの移動式製造設備による製造の経験が1年以上ある場合は受講科目の一部が免除となります。3日間かけて講義が14時間、実習が6時間あります。
一部免除者は2日間で講義のみ10時間となります。普通に受講する場合は筆記試験16,100円と実習費32,000円が、免除される場合は筆記試験12,700円がかかってくることになります。
家庭などにプロパンガスのボンベを個別配送する際には2〜4tトラックが多く利用されています。そのため中型免許や準中型免許が必要となってきます。
また、2007(平成19)年6月までに普通免許を取得している場合はそれらのトラックを運転することができるため問題ありません。
プロパンガスの販売を行うためには「第二種販売主任者」の資格が必要となります。
この資格を取得していると一般家庭用のプロパンガス販売所の業務主任者、もしくは業務主任者代理に選ばれることができるようになります。
また、工業用のプロパンガスの販売主任者に選ばれることができるようにもなります。
プロパンガス設備工事を行うためには「液化石油ガス整備士」の資格が必要になりますし、プロパンガス設備保安点検を行うためには「保安業務員」の資格が必要となります。
これらの資格は勤務している人のステップアップの資格として利用されています。
仕事を始めてから資格を取得できるということもあるのですが、運転免許に関してはできるだけ入社前から取得しておいた方が良いでしょう。
ガスの点検などの資格については入社後に取得していくというケースがあります。
会社によってはそういった資格取得について支援してくれる体制が整っていることがあります。できればそういった教育・資格取得支援制度がある会社がおすすめです。

プロパンガスは誰でも運べるというものではないので、配送の仕事をするには資格が必要となります。
その分、給料は高めに設定されている仕事でもありますので、興味がある人はぜひ資格取得を目指してみましょう。

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