セミトレーラーというのは牽引車の一種で、よく見かける一般的なトレーラーです。
2015年に緩和された保安基準により、連結時の全長が最大18メートルまでとなりました。今回はセミトレーラーの寸法についてご紹介いたします。

セミトレーラーというのは牽引車の一種で、よく見かける一般的なトレーラーです。
2015年に緩和された保安基準により、連結時の全長が最大18メートルまでとなりました。今回はセミトレーラーの寸法についてご紹介いたします。

まずはセミトレーラーとはどんな車両なのかについて簡単にご説明いたします。
セミトレーラーというのはトラクターというトレーラーヘッドの部分と自走しないトレーラーを連結した車両の事を言います。
よく運転席の部分の事をトレーラーだと思う方がいらっしゃいますが、実は連結される方をトレーラーというのです。
トレーラーはキングピンという突起がついていて、トラクターの後部についているカプラと連結させて貨物を輸送していきます。
輸送する費用が安く済むのと大量に荷物を運べるので、物流業界には無くてはならない車両です。

トレーラーにはフルトレーラーというものもありますが、フルトレーラーは、トラクター部分の車両の前方もしくは中央に車輪があるので、自立可能です。
セミトレーラーよりも全長が長いので運転が難しいのですが、ドライバー不足を解消するために活躍が期待されている車両です。トレーラーの運転技術が高い方でも難易度が高い車両として有名です。
ここではセミトレーラーの寸法や長さ、総重量についてをわかりやすく説明いたします。
トレーラーの寸法に関しては2015年に法改正が行われ、2軸エアサストラクタの駆動軸重が10トンから11.5トンに引き上げられました。
また、特例8車種のトレーラーの車両総重量も28トンから36トンに引き上げられました。
さらに橋梁照査式適合車両の取り扱いについても、バンタイプのセミトレーラーに拡大適用されるなど、法改正が行われたのでよりトレーラーでの物流がやりやすくなりました。
物流業界にとっては喜ばしい法改正です。
セミトレーラーの長さですが、トラクターの先端からトレーラーの一番後ろまでが全長18メートル以内となっています。連結した時の全長なのでトラックと比べると長く感じるかもしれませんね。
もちろん逆に10メートルしかないトレーラーもあるので、一概にセミトレーラーの長さは〇メートルですとは言い切れません。
総重量については改定後は上限36トンまでとなっています。相当量の物資の輸送ができる車両である事がわかります。
また、幅は2.5m以内、高さは3.8m以内となっています。
ここではトレーラーの種類についてご紹介していきます。よくある8種類をご紹介いたします。
バン型セミトレーラーはいわゆる箱車と言われているアルミ合金でできた箱を利用したものです。荷崩れしそうな荷物や一般的な物資の輸送をするのに利用されます。
飲料品や食品などの輸送などにも活用されます。雨など水に濡れてしまうと困る荷物の輸送をするのに適していて、箱をフル活用して大量に物資を輸送する事ができます。
幌枠型というのは頑丈な布のようなもので枠を囲ったタイプのトレーラーです。
一般的な物資を運ぶのにも利用されますが、農業用の物資や酪農用の飼料などを輸送するのに適しています。
また、一般的な金属などでできた箱を使うよりも全体的に軽量化する事が可能なので、よりたくさん物資を運びたい時に活用できます。
よく自動車ディーラーの前に駐車して車を積んだり下ろしたりしているのが、自動車運搬用セミトレーラーですね。運ぶ車両の数にもよりますが、一階と二階で8台ほど積載して運搬する事ができます。
ちなみに自動車を積む時もドライバーが行うので、相当な運転技術が必要になるのもこのトレーラーの特徴かもしれません。

スタンション型というのは荷台の左右に支柱が数本立っていて、その間に運ぶ物資を積載していくのですが、木材など長い荷物を載せて輸送するために使われる事が多いですね。
特に木材は山間の町ではよく見かけます。かなりの量の木材を積載する事ができますが、荷崩れなどを起こさないためにしっかりと固定して走らなくてはなりません。

タンク型というのは皆さんもよく見かける事があるかもしれません。例えばガソリンなどを運んでいるトレーラーがこのタンク型です。
ガソリンの他にも液体を輸送する際にはタンク型のセミトレーラーが大活躍するのです。
ガソリンの他にも薬品や牛乳、災害時には水などを輸送するためにも使われている車両になります。運ぶものによっては危険物取扱責任者などの資格が必要になります。
コンテナ型セミトレーラーはコンテナをそのまま荷台に乗せて運ぶトレーラーです。
コンテナをそのまま載せられるという事もあって、海外からの荷物を受け取ったり輸出したりする時に利用される事が多いですね。
コンテナを使用するのには他にも理由があります。例えばコンテナで輸送する事によって輸送コストを削減する事ができたりするのです。
あおり型セミトレーラーというのはダンプカーのようなあおりが付いているタイプの荷台を連結したものを言います。例えば土砂や岩などを積載して輸送する時などに活躍するトレーラーとなっています。
大きな土木現場などで活躍していますが、広い土地が必要になるので大きなビルの建設を行うのに最適なセミトレーラーです。
船底型セミトレーラーというのは巨大な荷物を輸送する時に使うセミトレーラーです。超低床なので道路との段差が少なく、大きくても重い荷物を輸送する時に活躍しています。
ただし床が低すぎてタイヤが剥き出しになっている事もあります。
見た目はまな板のように見えますが、用途は色々とあるのですがよく見かけるのは重機など建設現場で働く車ではないでしょうか。
ここではセミトレーラーが公道を走るために必要な許可の有無についてご紹介いたします。
まずは道路法についてですが、道路法というのは道路を車両などが走行する時に、その車両の重量が道路に与える影響に関する法律の事を言います。
一方で保安基準というのは道路運送車両法で車体の安全性及び環境保全についての規定の事を言います。
例えば車検証に記載されている重量が認められている重量であっても、各道路で定められた重量、高さ、長さをオーバーする場合は特殊車両通行許可が別途必要になってくるのです。
勝手に走行しては罰せられてしまうというわけなのですね。
特殊車両通行許可というのは道路ごとに定められた規定を超える場合に、その道路を走行するために必要な通行許可証の事を言います。
許可証を申請するためには通行する予定の道路の管理者に届け出をします。複数の申請が必要になった場合には、行政書士などに依頼してまとめて申請をお願いしても良いでしょう。
また、オンラインでの申請であれば即日で通行の確認が取れるため便利です
今回はセミトレーラーの寸法/サイズについて、セミトレーラーに対しての法律改定前と後の違い、さらにセミトレーラーの種類や特殊車両通行許可についてをご紹介いたしました。
この記事がセミトレーラーについて知りたいという方のお役に立てれば幸いです。

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