4tトラックは現在、一番需要の高いトラックです。そのため事業者はもちろん、個人でも購入を検討することが珍しくありません。
しかし、いざ購入を検討してみると、気になってくるのが維持費ですよね。
そこで今回は、4tトラックの維持費がどれくらいかかるのか、また節約する方法はあるのかについて詳しく紹介していきたいと思います。

4tトラックは現在、一番需要の高いトラックです。そのため事業者はもちろん、個人でも購入を検討することが珍しくありません。
しかし、いざ購入を検討してみると、気になってくるのが維持費ですよね。
そこで今回は、4tトラックの維持費がどれくらいかかるのか、また節約する方法はあるのかについて詳しく紹介していきたいと思います。


トラックと聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるのは運送会社だと思われますが、実際のところ、4tトラックは運送業以外にも様々な場面で活用されています。
たとえば食品加工業者や製造業者は、自社製品を出荷するなどの用途で白ナンバートラックを所有していることがあります。
また個人でも、農家や建設業に従事する人などは自家用に白ナンバーのトラックを持っていることが多いのです。
4tトラックはある程度の荷量を捌くことができますし、大型車と比べれば小回りもききます。なにかと融通の利く車両ですから、それだけ需要も幅広いのです。
一口に維持費と言っても、税金からランニングコストまで様々な切り口が存在します。どのような費用がかかるのかを押さえておきましょう。
車を所持するためには2種類の税金を払う必要があります。その1つめが自動車税です。自動車を購入した翌月から支払い義務が生じ、毎年4月1日に課税されます。事業用車と自家用車とで税額が異なることに注意が必要です。
4tトラックの場合、事業用車であればエコカー減税適用なしで15,000円、自家用車であれば同じくエコカー減税適用なしで20,500円が目安。事業用車のほうが税金が安いとわかりますね。
車を所持するために払う必要のある2種類の税金のうち、2つめが自動車重量税です。車検証の交付や車両番号の指定を受ける際、車種や車両重量、車検期間に応じて課税されます。
1年ごとに課税され、車検の際にまとめて払うことになります。こちらもやはり事業用と自家用とで税額が異なります。4tトラックの自動車重量税は、事業用車で20,800円、自家用車で32,800円となっています。
自動車を継続的に運用していくうえで車検は欠かせません。その車検自体にも費用がかかります。トラックの場合は新車登録から2年後に車検が必要。そして、その後からは毎年車検をするように定められています。
つまり、トラックを使うのであればランニングコストとして車検費用を考慮に入れておかねばならないわけです。
トラックの車検費用は、前述の自動車重量税を除けば、あとは自賠責保険の料金で大きく変わります。事業用車の自賠責保険料例は42,610円、自家用車であれば30,980円です。

4tトラックのランニングコストとして、もちろん整備費用も計算に入れる必要があるでしょう。
車両の整備料金は交換する部品や工賃が含まれますし、整備工場によっても違ってくるため一概にこの価格と提示することは難しいのですが、目安としては56,000円ほどと言われています。
トラックを走らせるには燃料が必要ですよね。ということは当然、燃料費もかかってくることになります。走らせれば走らせただけ燃料を消費しますから、燃料費はトラックの維持費の中でも特に高額になるものの一つ。
軽油やガソリンの料金が変動しやすいものであることを考えると、工夫している人としていない人では料金に大きな差が出るでしょう。燃料費をいかに節約するかが維持費削減における重要なポイントであると言えます。
それでは、上記の維持費を節約するには具体的にどのようなことを心がければよいのでしょうか。方法はいくつかありますので、順番に紹介していきます。
減トンとは、通常の積載量よりも少ない最大積載量にして登録を行うことです。当然ながら積める荷物の量は少なくなってしまうわけですが、維持費の節約という観点から見ると、減トンは有効な手段と言えます。
なぜなら、自動車税と自賠責保険料が安くなるからです。自動車税は最大積載量に比例しますし、自賠責保険料は最大積載量2tを境に変わるので、減トンを行うことでコストを抑えることができるのです。
4tクラスのトラックの最大積載量を2t以下まで抑えることはそうないでしょうから自賠責保険料については置いておくとしても、自動車税の節約だけでも減トンする価値はあるでしょう。
エコカー減税とは、環境負荷の少ない車に対して自動車税や自動車重量税が減額されるという優遇措置です。
電気自動車などの次世代車はもちろん、従来のディーゼル車やハイブリッド車であっても対象車種であれば減税を受けることができます。
4tトラックの車両総重量の上限は8tですから、国土交通省の区分では重量車(車両総重量3.5t超のバス・トラック)です。
ディーゼルもしくはハイブリッドの重量車の場合、例えば新車新規検査において排出ガス性能が平成30年排出ガス規制より50%低減していることがエコカー減税の対象になる基準です。
対象車種の場合、自動車重量税が25%~75%軽減、性能によっては免税になります。

燃費がよければよいほど燃料を消費しなくて済むわけですから、トラックの積載量を守ることは燃料代の節約に繋がります。
逆に積載量を超えて走行してしまうと燃費が悪くなりますし、走行自体の危険性も上がります。燃料代やメンテナンス代を抑えたいのであれば積載量厳守を心がけましょう。
積載量だけではなく、荷姿も燃費に影響します。前荷や後荷などバランスの悪い積載をしてしまうと、わずかながら燃費に悪影響を及ぼすのです。
短い距離を走るぶんにはそこまでの差は出ないのですが、走行距離が長くなるほどに差はどんどん現れてきます。燃料のコストを抑えるためにはバランスのとれた積載をすることも大切なのです。
ここまで見てきたとおり、4tトラックにかかる自動車税や自動車重量税は、トラックの総重量やサイズのわりには安価であると言えます。
また、減トンやエコカー減税制度の活用など、節約する手段もあるため、さらに安く抑えることも可能です。エコドライブを徹底することで燃料代を節約することもできます。
総合的に見て、4tトラックの維持費は、そのパフォーマンスに比べて決して高額ではありません。もし4tトラックの導入を考えているのであれば、割の良い投資になる可能性が高いと言ってよいでしょう。
4tトラックを所持・運用するためには様々な税金やランニングコストが生じるものの、節約の工夫を凝らすことで維持費を低く抑えることも可能です。
うまく制度を活用したり運行計画を見直すなどして、賢く運用していってください。

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