管工事施工管理の職務経歴書の見本・テンプレート|ダウンロード可
管工事施工管理の職務経歴書の見本は、以下の画像のとおりです。


管工事施工管理の職務経歴書のテンプレートを、今すぐにダウンロードしたい方は、以下からダウンロードしてください。
管工事施工管理の職務経歴書を作成する手順
管工事施工管理の職務経歴書を作る際は、以下のステップを踏むことで、採用担当者に刺さる内容を書くことができます。
- 自分の経歴・キャリアを棚卸しする
- 職務経歴書に基本的な情報を入力する
- 求人票の案件が空調か衛生か確認する
- 募集要項に合わせて職務要約や自己PRなどをカスタマイズする
1. 自分の経歴・キャリアを棚卸しする
職務経歴書を書く前に、自分のキャリアを棚卸し(振り返り)をしましょう。このタイミングでは、これまで携わったすべてのプロジェクトを時系列で書き出します。
具体的には、以下のような内容を覚えている範囲で書き出します。会社内にある過去データも参照して、できるだけ詳しい数字まで整理できると職務経歴書の質が上がるでしょう。
- 延べ床面積
- 工事金額
- 工期
- 管の口径や延長
- 施工した設備機器の台数
- 設備のスペック(冷凍能力○RTや風量○m³/hなど)など
また会社としての実績と合わせて、自分が現場で貢献した役割や実績も思い出してください。自分が現場で貢献した役割には、以下のような内容が当てはまります。
- 5名のチームを取りまとめて工程・品質・安全を管理し、無事故で竣工させた
- 予算内で施工完了し、コストダウンに貢献した(原価20%削減)
上記のとおり、これまでのキャリアで培った実績や役割を徹底的に振り返ることで、あなたの強みや職務経歴書でのアピールポイントが明確になります。
なお管工事施工管理の転職では、職務経歴書に加えて、工事経歴書(これまで担当した工事の一覧リスト)の提出が求められたり、面接で過去の工事内容を深ぼって質問されたりします。
つまりキャリアの棚卸しは、職務経歴書の材料になるだけではなく、工事経歴書の作成や面接対策にも役立ちます。だからこそ最初にキャリアの振り返りをすることが大切なのです。
2. 職務経歴書に基本的な情報を入力する
キャリアの棚卸しができたら、テンプレートを使って職務経歴書の基本情報を埋めましょう。
基本情報を埋めるには、上記のいずれかをダウンロードして、名前と作成日を書けばOKです。なお自分で職務経歴書を作成したい方は、上から順番に、以下の項目欄を作成してください。
項目 | 記載内容 |
|---|---|
タイトル | 中央上部に『職務経歴書』と書く |
氏名 | 右寄せでフルネームを書く(略称NG) |
日付 | 右寄せで提出日を書く |
職務要約 | 約300文字で経歴の概要を書く |
職務経歴 | 企業ごとに所属部署や業務内容を時系列で書く |
活かせる経験 | 過去の業務で応募先企業で活かせる経験を書く |
PCスキル | Word、Excel、Powerpointなどのスキルを書く |
保有資格 | 資格の正式名称と取得年月を書く |
自己PR | 約300文字で自分の経験・強みをアピールする |
また「スマホだからWordのダウンロードは面倒」や「MacだからWordやExcelをダウンロードするのにお金がかかる」という方は、無料の職務経歴書作成サービスを活用しましょう。
以下の職務経歴書作成サービスなら、スマホだけでカンタンに職務経歴書を作成できます。
上記の無料サービスを使えば、最適なフォーマットの職務経歴書を最短5分で作成できます。
3. 求人票の案件が空調か衛生か確認する
職務経歴書で基本的な情報を入力したあとは、応募企業の求人票を見て、求められているのが空調(冷暖房・換気)の業務経験か、衛生(給排水・衛生設備)の業務経験かを見ましょう。
募集要項の欄に「空調設備工事の施工管理経験者募集」や「給排水衛生設備工事の経験歓迎」などの記載があれば、自分の経歴の中で、どの分野の経験をアピールすべきかがわかります。
たとえば応募企業の募集職種が、空調設備工事がメインの仕事なら、職務要約や自己PRで「空調設備施工管理として〇年の経験があり、チラーや空調機の改修工事を担当した」などと書きます。逆に衛生設備(給排水やガス設備など)の業務内容なら、「病院やオフィスビルの衛生配管工事に従事し、主任技術者として、給水・排水設備の新設・改修を経験した」など、衛生分野での経験をアピールしてください。なお応募する企業が、総合設備工事会社で空調・衛生ともに扱うなら、両方の実績をバランス良く記載するとよいでしょう。
さらに求人票には、「新築工事(or改修)が多い」「民間案件(or官公庁案件)中心」など、企業の工事内容に関する情報が書かれています。求人票を詳しく見て、これまでの経歴から、応募先企業のニーズに合致する要素(経験分野・工事規模・発注者の種類など)を抽出して、職務要約や自己PRに盛り込んでいきます。
上記のように求人票の内容を読んだうえで、企業が求める人物像やスキルに合わせて、自分の経験や強みを書くことで、採用担当者に響く職務経歴書を作成できるでしょう。
4. 募集要項に合わせて職務要約や自己PRなどをカスタマイズする
求人票の募集要項で、企業が求めている経験やスキルを把握できれば、実際に職務要約や自己PRを作成していきましょう。
管工事施工管理の職務経歴書|項目別の書き方と例文
ここでは管工事施工管理の職務経歴書について、以下項目で書き方のポイントを解説します。
- 職務要約
- 職務経歴
- PCスキル
- 保有資格
- 自己PR
管工事施工管理で職務要約を書くときのポイント
職務経歴書の職務要約の欄には、過去の経歴と強みを約300文字でまとめた文章を書きます。
一日に数十通の書類を処理する人気企業の採用担当者の場合、最初に職務要約に目を通して、職務経歴や自己PRを読むかどうかを判断しています。そのため職務要約では、採用担当者の目を引くような応募企業に関連する実績や強みを数字ベースで端的にまとめるのが大切です。
管工事施工管理で使える職務要約の例文は、以下のとおりです。
☆管工事施工管理の職務要約の記載例☆
〇〇大学卒業後、管工事施工管理として〇年間、新築オフィスビル及び大型商業施設の主に空調設備工事に従事してまいりました。積算、施工図作成から四大管理(工程・安全・品質・原価管理)全般を担っております。〇〇タワー新築工事(管工事請負金額〇〇億円規模)では、主任技術者としてゼネコン及び他工種(電気工事)との工程調整を担当。BIM(Tfas)を用いた施工図のフロントローディングを主導し、手戻りを未然に防止することで工期遵守に貢献いたしました。過去に培ったゼネコンとの折衝能力や現場対応力を活かし、貴社のプロジェクトで品質向上に貢献いたします。
☆記載のポイント☆
- 経験年数や役職(主任技術者など)を記載
- 募集要項を読んで企業が求める内容を記載
- 経験のある専門領域(空調・衛生)を記載
- 工事規模・用途(例:データセンターなど)を記載
- 技術的な成果(例:品質管理の数値化など)を記載
なお管工事施工管理が職務経歴で使える例文は、以下でまとめたので参考にしてください。
関連記事:
施工管理の職務要約で高評価の例文と書き方
管工事施工管理で職務経歴を書くときのポイント
職務経歴の欄では、あなたの担当プロジェクトでの役割や業務内容を詳しく記載します。ただ単に業務内容を羅列するのではなく、あなた自身の工夫や成果を具体的に書いてください。
☆管工事施工管理の職務経歴の記載例☆
20xx年xx月~現在 株式会社○○○○○ | ||
|---|---|---|
事業内容:空調設備の設計・施工 資本金:xxx万円(20xx年xx月) 売上高:xxx千万円(20xx年xx月) 従業員数:xxx人 上場:上場 正社員として勤務 | ||
20xx年xx月~現在 | 〇〇施設(医療福祉施設)の改修工事 | |
【担当物件規模】 ・RC造 〇階建 〇〇平米前後 ・管工事請負金額:〇〇億円 【役割】 ・主任技術者(発注者通知済)として専任配置 【業務内容】 ・衛生設備を中心とした改修工事の施工管理(四大管理全般) 給排水・給湯設備配管(主管:150A、分岐:20A、全15系統)の更新 衛生器具(大便器・洗面器):計300台の設置管理 屋内消火栓設備(15箇所)、スプリンクラーヘッド(800個)の移設・増設 全12系統の給水管に対し、水圧試験を実施 規格値:1.75MPaに対し、実測値:1.75MPa(保持時間 3時間)ですべて合格 【主な取り組み】 ・病院稼働中のため、夜間・休日作業の工程調整にTfasを用いて主導 ・断水時間を最小限に抑え、工期遵守を達成 ・20名規模の協力会社を統括し、工期内無事故・無災害での竣工を実現 | ||
☆記載のポイント☆
- 担当工事規模をできるだけ詳しく記載
- 業務内容は応募企業で活かせる内容を数字ベースで記載
- 主な取り組みでは応募企業で求められそうな内容を記載
管工事施工管理でPCスキルを書くときのポイント
PCスキルの欄では、日常業務で活用するソフトウェアはITツールを記載します。
最低限Office系ソフト(Word・Excel・PowerPoint)の基本スキルがあると記載したうえで、管工事施工管理で使っている専門ソフトがあれば、できるだけ書きましょう。とくに求人票で「〇〇の活用経験」などと書いている場合、職務経歴書に書くと高評価を得やすくなります。
☆管工事施工管理のPCスキルの記載例☆
- Word
→社内用の資料を作成できるレベル
- Excel
→ピボットテーブルが使えるレベル
- PowerPoint
→レイアウト図の作成できるレベル
- CAD(Tfas)
→スリーブ図の作成ができるレベル
- CAD(Rebro)
→他工種とデータ連携できるレベル
- PDF
→印刷や軽度な編集ができるレベル
☆記載のポイント☆
- 最低限のOffice系ソフトスキルをすべて記載
- 業務活用の経験がある専門ソフトもすべて記載
- 求人票に記載のある専門ソフトは積極的に記載
管工事施工管理で保有資格を書くときのポイント
保有資格の欄では、業務に関連する資格をすべて記載してください。管工事施工管理の転職では、資格の有無が最も大きなアピールポイントにもなるので、書けば書くほど有利と言っても過言ではありません。
とくに国家資格である管工事施工管理技士の資格は最重要なので、有資格者は必ず記載しましょう。また他にも業務に活用できる資格(給水装置工事主任技術者・玉掛けなど)は、すべて書いてください。
☆管工事施工管理技士の資格の記載例☆
- 普通自動車第一種運転免許
→20xx年xx月取得
- 2級管工事施工管理技士
→20xx年xx月取得
- 2級建築施工管理技士
→20xx年xx月取得
- 監理技術者証
→20xx年xx月取得
- 1級管工事施工管理技士
→20xx年xx月取得
- 2級電気工事施工管理技士
→20xx年xx月取得
☆記載のポイント☆
- 業務に関連する資格をすべて記載
- 管工事施工管理技士の有資格者は必ず記載
- 資格は正式名称で取得年月も合わせて記載
管工事施工管理で自己PRを書くときのポイント
自己PRの欄では、あなたの経験から培ったスキルや強みをアピールしてください。
職務要約や職務経歴で伝えきれていないエピソードや、応募先企業で活かせる実績をアピールする箇所と言えます。過去の経験で培ったスキルや能力を示しつつ、「会社にどう貢献できるか」を伝えましょう。
☆管工事施工管理技士の自己PRの記載例☆
私の強みは、他工種との緻密な連携による問題解決力です。〇〇大学を卒業後、〇〇年間、オフィスビルや福祉医療施設の空調・給排水衛生設備の新築工事および改修工事に従事してまいりました。福祉医療施設の改修工事では、医療活動への影響を最小限に抑えるため、夜間・休日の作業計画を立案しました。とくに他工種との工程調整が難航しましたが、BIM(Tfas)を用いて 各社の作業範囲と手順を可視化し、合同工程会議で合意形成を図りました。結果、一度も稼働を止めることなく工期内に完遂し、病院側から感謝状を頂戴し、社内表彰にも選出されました。貴社においても、私の計画力・調整能力を活かして貢献できると考えております。
☆記載のポイント☆
- 自己PRは300~400字程度で記載
- 企業で活かせる内容に絞って記載
- 数字ベースで貢献できる内容を記載
- 求人票を見て求められる内容を記載
- 文末は「貴社に貢献したい」と記載
なお施工管理の自己PRの例文を、以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。
関連記事:
施工管理の自己PRで受かる書き方【例文45選+NG例付き】
管工事施工管理の職務経歴書で採用担当者が見ているポイント
魅力的な職務経歴書を作ることで、採用担当者に「この人と会って話してみたい」という印象を与えて、書類選考に通過しやすくなります。なお職務経歴書では、採用担当者は以下のポイントを見ています。
- 自社の案件に直接活かせそうな業務経験があるか
- 自社の案件で必要なスキルや資格をもっているか
- 採用後に任せるポジションで活躍してくれそうか
- 採用した後にすぐに辞めそうな人材ではないか
- 自社の案件を安心して任せられそうな人材なのか
自社の案件に直接活かせそうな業務経験があるか
採用担当者が一番重視しているのは、「応募者が自社で即戦力となるか」です。
管工事施工管理の中途採用では、「病院の空調改修」「データセンターの衛生設備」など、会社によって緊急かつ具体的なニーズがあるケースが多いです。そのため職務経歴書では、応募者の過去の業務経験が自社の案件で求めている経験と一致しているかを厳しくチェックされます。
だからこそ職務経歴書に、応募先の企業が手掛けるプロジェクトと近い業務経験を具体的に書くことで、採用担当者から『即戦力として活躍できる』イメージを持ってもらえるのです。
採用担当者が具体的にイメージできるよう職務経歴書の業務経験は、できる限り具体的に書きましょう。
- 担当した工事の種類:空調工事・給排水衛生工事など
- 工事の規模:延べ床面積〇〇㎡、請負金額〇億円など
- 工期:〇年など
- 担当した役割:主任技術者・監理技術者など
たとえば「病院の空調改修工事(500床規模、工期8ヶ月)で現場代理人を担当」などと書いていれば、企業の採用担当者は「自社にピッタリ!」と判断しやすくなります。
自社の案件で必要なスキルや資格をもっているか
管工事施工管理の中途採用では、スキルや資格の有無も採用の決め手になります。
たとえば国家資格である一級管工事施工管理技士や二級管工事施工管理技士の有資格者は、現場責任者(主任技術者・監理技術者)になれるので、書類選考は有利になりやすいです。実際、当社(プレックスジョブ)が紹介できる会社でも「とりあえず一級の有資格者は面接する」という企業もあります。
また近年は、施工管理の現場でもICT技術の導入が進んでおり、TfasやRebroなどの専門ソフトの経験が必須の現場も増えてきました。そのためIT技術を積極的に使っているかを見ている採用担当者もいます。
だからこそ応募する企業の募集要項やホームページを見て、会社で求められるスキルや資格を把握して、自分がその会社で活躍するためのスキルや資格をアピールすることが大切です。
採用後に任せるポジションで活躍してくれそうか
採用担当者は、職務経歴書にある経験や実績をみて、入社後に任せるポジションで活躍してくれそうかを判断しています。そのため職務経歴書では、これまでの現場で工夫した点や改善実績を記載しましょう。
たとえば「工期短縮を目的に新しい工法(〇〇工法)を提案・導入して、工期を1ヶ月短縮」や「素材メーカーとの折衝によりコストを5%削減」など、数字ベースの成果を書くことで説得力が高まります。他にも「若手育成を担当し、資格取得者を毎年輩出」などマネジメント力を示すエピソードも有効です。
なお職務経歴書に上記のような実績を書く際は、実績や業務の羅列で終わらせるのではなく、自分なりの創意工夫を書くことも重要です。自分なりの工夫を書くことで、採用担当者から「自社の案件で困難があっても工夫して乗り越えてくれそう」という印象を与えられるでしょう。
採用した後にすぐに辞めそうな人材ではないか
企業は管工事施工管理を一名採用するために、100万円以上の採用費をかけることも少なくありません。また教育にもコストがかかるので、短期離職されると大きな損失になります。そのため採用担当者は、「この人は嫌なことがあってもすぐに辞めないか」という点を厳しくチェックしています。
とくに転職回数が多かったり、短期離職が目立ったりする人は、面接で転職理由(退職理由)を深ぼって質問される可能性もあります。とはいえ職務経歴書の段階では、転職理由を書く必要はありません。
転職回数が多かったり、短期離職が多かったりする人は、職務要約や自己PRの文末で「腰を据えて長期的に働きたい」などと記載することで、すぐに辞めないことをアピールすることも一つの方法です。
なお施工管理の転職理由の例文は、以下の記事で詳しく解説しています。転職回数が多い方向けの例文や短期離職している方向けの例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:
施工管理の転職理由|例文7選
自社の案件を安心して任せられそうな人材なのか
採用担当者は、技術力の高さだけではなく、「この人に現場を任せて大丈夫か」の視点でも見ています。
なぜなら管工事施工管理の現場では、一つのミスが大きな事故や品質問題に直結するため、技術力以上に信頼性や誠実さといった人間性が重視されるからです。職務経歴書で言えば、書類の誤字脱字や表記揺れが多いと、それだけで「仕事が雑」や「注意散漫」というマイナスの評価につながってしまいます。
そのため職務経歴書を書く際は、基本のフォーマットどおりに誤字脱字なく、記載することが大切です。また職務経歴書の中で、安全管理に関する取り組みの成果を数字ベースで記載することもおすすめです。
たとえば「担当現場で労災ゼロを継続中」や「担当案件は全て計画工期内に完工」などの実績を書けば、採用側に強い安心感を与えられるでしょう。品質面では「検査是正指摘件数を前年より50%削減」など、具体的な成果を書くこともおすすめです。
なお守秘義務のある工事を担当した場合には、『30億円〜40億円』のようにレンジ表記を活用しつつ、記載するのもおすすめです。上記のように記載することで、採用担当者から「この人は守秘義務を適切に守れる人だ」というプラスの印象を与えることもできるでしょう。
管工事施工管理の職務経歴書のよくある質問
最後に管工事施工管理の職務経歴書に関するよくある質問に回答します。
管工事施工管理の職務経歴書では転職理由を書きますか?
職務経歴書には、転職理由(退職理由)は記載しません。
職務経歴書は、あなたの経歴や能力を客観的に示すための書類なので、転職理由を書く必要はないです。とくに「人間関係が悪かった」「残業が多すぎた」などの不満はNGです。応募企業から転職理由の記入を求められた場合のみ、「キャリアアップのため」など、前向きな転職理由を簡潔に記載しましょう。
関連記事:
施工管理の転職理由|例文7選
管工事施工管理の職務経歴書では志望動機を書きますか?
職務経歴書に、志望動機を書く必要はありません。
志望動機は、履歴書の所定欄に記載するか、面接で口頭で伝えるのが一般的です。どうしても志望動機をアピールしたい場合は、職務要約や自己PRの文末に「〇〇の経験を活かし、貴社の〇〇プロジェクトに貢献したいと考えています」などの表現を追加することで、志望度の高さをアピールしてください。
関連記事:
施工管理の志望動機・志望理由の例文30選
管工事施工管理の職務経歴書での分量の目安はどのくらいですか?
職務経歴書の分量は、A4サイズで2枚が目安です。
20代で経験が少ない方は、1枚に収まることもあるでしょう。施工管理の経歴の長い方でも、2枚~3枚にまとめるのが望ましいでしょう。極端に短いと具体的な実績が伝わらないですし、逆に4枚以上になると「端的にまとめられる能力がない」とマイナスの評価になるリスクがあります。
2ページに収めるには、エピソードは重要なものに絞り、箇条書きや見出しで整理する工夫が大切です。採用担当者の読みやすさを意識して、過不足のない情報量でまとめましょう。
管工事施工管理以外に転職する場合、職務経歴書はどのように作成しますか?
管工事施工管理から異業種へ転職する場合は、専門用語の使用を減らして、より汎用的なスキル・実績を強調する職務経歴書にするのがおすすめです。管工事施工管理の経験は、他業界でも『計画力・調整力・リスク管理能力』などの強みになります。職務経歴書では、上記スキルを裏付ける内容を書きましょう。
たとえば「工期短縮のための段取り改善」や「多職種との協働を通じた調整力発揮」などは、他業界でも高い評価を受ける可能性が高いです。なお専門的な施工用語(配管径や機種名など)は最低限に留めて、代わりに成果を示す数字(「予算を〇〇%削減」「トラブル対応件数〇〇件」など)でアピールすると、施工管理の経験がない採用担当者にも、あなたの魅力が伝わりやすくなります。
管工事施工管理の職務経歴書ではどのくらい経験をアピールすべきですか?
管工事施工管理の経験は、具体的かつ定量的にアピールすることが大切です。
基本的に、管工事施工管理として携わった工事の種類・規模・期間・役割は、すべて記載してください。なお多くの現場を経験している方は、実績をアピールしたい案件のみを詳しく書き、その他の案件は簡潔に書くことでメリハリがつきます。また数字や実績を盛り込むのも大切です。「延べ〇件の工事を指揮」「予算〇〇%削減した」などと定量的に示すことで、あなたの魅力を最大限伝えられます。
まとめ|職務経歴書の作成後は第三者へのチェックがおすすめ
管工事施工管理の転職で、採用担当者が職務経歴書で見ているポイントは、以下の5つです。
- 自社の案件に直接活かせそうな業務経験があるか
- 自社の案件で必要なスキルや資格をもっているか
- 採用後に任せるポジションで活躍してくれそうか
- 採用した後にすぐに辞めそうな人材ではないか
- 自社の案件を安心して任せられそうな人材なのか
上記を意識することで、採用担当者に最大限魅力を伝えられる職務経歴書を作成できます。
とはいえ「どのような内容が求められるかわからない」と感じる方もいるでしょう。
このような方は、転職のプロに職務経歴書の添削を任せるのも一つの方法です。
たとえば当社(プレックスジョブ)では、施工管理の転職を専門にする担当アドバイザーが、完全無料であなたの職務経歴書の作成サポートや添削をします。またアドバイザーに依頼することで、誤字脱字やフォーマット上のミスなど、自分一人では気づきにくいケアレスミスもゼロに近づけます。
またプレックスジョブは、これまでに100万人以上が利用しており、施工管理を採用する企業担当者とも密に連携を取っています。そのため書類審査に通過しやすい職務経歴書の作成をサポートできます。
「自分一人で職務経歴書を作成して審査に通過できるか心配だ」という方は、一度、無料で職務経歴書の作成サポート・添削の相談をしてください。
また「職務経歴書を作りたい。でもどうやって作ればよいか分からない」という方は、以下の職務経歴書作成サービスを利用してください。もちろん完全無料で利用できますし、スマホ一台あれば、職務経歴書を作成できます。※WordやExcelなどのダウンロードは必要ありません

















