現在の物流業界で輸送の中心を担っているのが大型トラックですよね。物流業界は深刻なドライバー不足が問題になっていますが、解消されるめどは立っていません。
その中で輸送効率を高めるために、トラックの大型化が進んでいくことが考えられており、大型トラックの購入を検討する事業者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、大型トラックの維持費がどれくらいかかるのかについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

現在の物流業界で輸送の中心を担っているのが大型トラックですよね。物流業界は深刻なドライバー不足が問題になっていますが、解消されるめどは立っていません。
その中で輸送効率を高めるために、トラックの大型化が進んでいくことが考えられており、大型トラックの購入を検討する事業者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、大型トラックの維持費がどれくらいかかるのかについて、詳しくご紹介していきたいと思います。


日本の物流のおよそ9割がトラックでの輸送です。そして様々な物流手段が整ってきた現代でも、トラックに変わる物流手段はいまだに出てきていません。ですがドライバーの高齢化がすすみドライバー不足が深刻化しています。
ドライバー不足を補うために一回の輸送でより多くの荷物を運べるように、トラックが大型化しているため10tトラックの需要は高まるばかりです。そしてこの状態はこれから先もほぼ変わらず需要は伸び続けていくのです。
大型化する輸送トラックの中で特に需要が高い10tトラックですが、大きいだけに維持していくための費用がかかります。ここでは種目別に費用をご紹介いたします。
まずは自動車税です。10tトラックの自動車税は1年後に納税しなくてはなりません。区分は自家用と営業用の2つの区分があり、自家用と事業用では金額が異なります。営業用は43,600円が年間かかります。
一方で自家用の場合には59,400円の自動車税がかかります。若干ではありますが自家用として所有している方が自動車税は高くなります。
自賠責保険は全ての車の所有者に加入が義務付けられた保険で、自動車損害保障法で定められているので必ず加入しなければなりません。こちらも事業用と自家用では費用が違ってきます。
営業用の場合の自賠責保険料は12ヶ月で24,100円で、自家用は18,230円となっています。
総重量21t以下の車両の重量税ですが、エコカー減税免税で0円、75%で13,100円、50%で26,200円、25%で39,300円。は営業用・自家用共に共通です。
本則税率は共通で52,500円、減税無しで54,600円、13年経過で56,700円、18年経過で132,300円です。自家用は減税無しで86,100円、13年経過で119,700円、18年経過で132,300円と開きがあります。
日本では決められた年ごとに車検を受けなくてはなりません。車検を受けていない車は整備不良となり罰則も厳しいので、決して車検を忘れてはいけません。ちなみに10tトラックの車検の平均は130,000円前後です。
ユーザー車検を受けるとおよそ8万円程度と安くなります。車検代については自家用でも営業用であっても同じ金額がかかります。毎年受けなくてはならないので費用がかかります。
任意保険はできるだけ加入した方が良いのですが、年間で40万円前後かかるという事もあって、企業であっても加入をしていないところが多いのも事実です。
これはトラックは業務で使うものなので費用がかかるのです。ちなみに任意保険以外に社内保険に加入するというケースもありますが、どちらにも入らない企業もあるようです。
燃料が無ければトラックは走りません。毎日荷物の輸送を行っているので距離が長いほど燃料費は高くなっていきます。簡単に計算するには10tトラックの平均的な燃費であるリッター3キロで計算しましょう。
軽油の価格を160円とした場合、1年の走行距離を15万キロで計算すると、800万円もの燃料費が1年間にかかる事になります。
この他にも一般的な消耗品にかかる費用もプラスされます。タイヤやディスクホイール、冷却水やブレーキオイル、エアタンクなども必要ですし、長距離走るのでエンジンオイルの交換も頻繁です。
さらにファンベルトやランプなども振動などで破損する事もあるでしょう。窓の汚れを落とすためのウォッシャー液なども必要ですし、
ワイパーゴムにフィルターなどの消耗品費がかかります。交換を工場に頼めば工賃も計算に入れなくてはなりません。
ここではかさむ維持費を節約するためにどんな事ができるのかをご紹介いたします。
トラックの税金は総重量で金額が変わってきますので、輸送している荷物と実際に輸送できる量を比較して、余裕があるのであれば減トンを行って最大積載量を減らす事が可能です。
減らす事によって重量税などの税金の減税を行う事が可能になるため、諸費用を削減する事ができるのです。毎年納税するものなのでかなりのコストの削減になるでしょう。
しかも営業用の場合は保有している台数が多ければ多いほどその効果は高く、諸費用を抑える事ができます。
ドライビングテクニックで燃費の向上に努める事ができます。長い信号待ちの時や駐停車をする場合にはエンジンを切ってアイドリングストップを行います。10tトラックの場合は排気量が大きいのでその効果は絶大です。
アイドリングストップを行う事で燃料費が大幅に節約できるため、一部のトラックではアイドリングストップを採用しているトラックもあります。
新車購入の時にアイドリングストップ車を購入する事でその効果を実感できるようになるでしょう。
荷物の積み方によっても燃費が変わる事はご存知でしょうか?例えば荷台の前にだけ荷物を集めるような積み方や、逆に後方にだけ荷物を積み込むやり方をすると、
全体のバランスが崩れてしまうため、本来の燃費を悪くしてしまう事があります。
そのため、たとえ荷物を降ろす時に大変だとしても、できるだけバランスよく積み込んで走るよう心がけると良いですね。これは輸送する距離が長くなれば長くなるほど燃費の悪さが際立ちます。
これまで維持費がかかるのは仕方がない事だと諦めていたケースでも、ほんの少しの努力や改善を行う事で年間の維持費を削減できる事がわかりました。
最初は少しだけの変化かもしれませんが長く続けているとその効果は絶大です。
維持費を削減する事によるメリットは大きく、たとえ売り上げが爆発的に上がらなかったとしても、コストを削減するだけで利益につながっていきます。
まずは減トンをしたり燃費の向上に努めるところから始めてみてはいかがでしょうか。

今回は、10tトラックの維持費はどのくらいかかるのか?少しでもコストを削減するためにはどのような事に気を付けるべきなのか?などについてご紹介しました。
維持費の軽減で得られる多くのメリットを踏まえて、利益の向上を目指してみてはいかがでしょうか。

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