陸送とは車両を陸上で輸送すること!陸送のメリットデメリットも解説!
  • 仕事お役立ち情報
  • 2025/05/19

陸送とは車両を陸上で輸送すること!陸送のメリットデメリットも解説!

陸送という文字を目にする機会が多くなってきています。しかしこの陸送という用語、実際にはどのような運搬方法のことを指すのかわからないという方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、陸送とは何なのか、またどのようなメリットとデメリットがあるのかについて紹介します。

陸送とは?

陸送とは、車両を陸上で輸送することを意味する用語です。たとえば車を新しく購入した場合、その車を運転するか運搬するかして販売店から購入者の手元まで移動させる必要がありますよね。

あるいは、引っ越しをする際に車を自ら運転するのではなく、輸送によって引っ越し先まで持っていくことも考えられます。

また自走できる車だけではなく、事故や故障車両などによって動けなくなってしまった車をキャリアカーなどによって輸送するケースもあり得ます。

間違えやすいためしっかり押さえておきたいのは、自走も陸送に含まれる点です。さらに言うなら、道路を使うばかりでなく、鉄道を利用して輸送することも陸送のうちです。

このように、車両を陸上で輸送する際の手段や方法を総合して「陸送」と呼んでいるわけです。

陸送と輸送はどう違うの?

ところで、陸送は輸送とは違うのでしょうか。先述のとおり、「陸送」とは車両を陸上輸送することを指す用語です。

それに対して車両を「輸送」するというのは、車を運ぶ方法や行為全般を表すときに使います。

つまり、飛行機やフェリーに車両を積み込んで運搬することは「陸送」ではないが、「輸送」の定義には含まれるわけです。輸送の手段の一つとして陸送があると覚えておけば間違いないでしょう。

陸送は2つに分けられる!

陸送には具体的にどのような手段があるのかを見ていきましょう。

輸送車で陸送

まず考えられるのは輸送車による陸送です。いわゆるキャリアカーを使って運搬する方法ですね。ローダー車も選択肢の一つです。

また、陸送するのがバイクの場合は「トランポ」を使うことも多いです。トランポとはトランスポーターの略称で、改造してバイクを乗せられるようにした車両のこと。

ベースにはワンボックスカーが使われることが多いですが、これといって決まり事があるわけではなく、バイクを積載できる装備さえあればどんなに小さくてもトランポと呼べます。

事故車両など自走できない車を陸送する場合には、ウィンチつきの車やユニック車など、車体を荷台まで積み上げるための機材が備わった輸送車が使われます。

自走して陸送

先述のとおり、車を自走させることも陸送の手段の一つです。実際に車を走らせて移動するため、輸送に比べて積み込み等の手間がかからず短い時間で目的地まで辿り着くことができます。

また、キャリアカーにまとめて積み込むのと比べれば小回りがききやすく、利用者からの要望も個別案件として対応してもらいやすくなるでしょう。

ただし、車両1台に対して少なくとも1名のドライバーが必要となる都合上、どうしても利用料金が高くついてしまうという難点も頭に入れておかねばなりません。

陸送のメリットとデメリット

陸送を行うメリットは、納車までの時間が短くなること、かつ正確に予測できることの2点です。

キャリアカーなどを使うにせよ自走させるにせよ、車両を引き取って納車先まで直接運ぶパターンが多いため、中継による遅れや連絡の行き違いが起こりにくいのです。

よほどの悪天候に見舞われるなどした場合を別にすれば、基本的には納車日が大幅に遅れることはないでしょう。

また、納車先まで直接運搬するということは、車上荒らしや盗難といったトラブルに遭うリスクを軽減することにも繋がります。

ただし注意すべきなのは、陸送業者によってサービスの質がまちまちであるという点。

業者によっては時間や日程の指定が難しかったり、費用が高くついたりといったことが考えられます。依頼する際には口コミなどをよくチェックすることをおすすめします。

輸送のメリットとデメリット

では、船便や空輸を交えた輸送を行う場合はどうでしょうか。輸送のメリットとしては、移動距離が長ければ長いほど輸送費用が相対的に安くなるという点が挙げられます。

船や航空機は一度に積み込める量が多く、燃料効率もよいためトータルでのコストが安くなるのです。

このほか、キャリアカーなどでの陸送と違って高速料金がかからないこともコストパフォーマンスのよさに一役買っています。

一方で、納車までの日数が陸送の場合よりも多くかかってしまうというデメリットも存在します。

目的地までの船便や航空便は毎日あるとは限らないため、港や空港に到着してから出発までの数日間、駐車しておく必要があるのです。これによって、盗難や車上荒らしといった別のリスクも発生してきます。

また、航空機の場合はともかく、船の場合は移動スピード自体も陸送より遅いです。そのため、目的地が遠方であればあるほど到着までの時間がかかってしまいます。

もちろん船の方が遅いので、遠方であればあるほど時間は掛かります。

陸送にかかる費用について

陸送の相場や、費用を抑えるための方法を紹介します。

陸送費の相場は?

陸送費の相場は運搬する距離によって決まってきます。

たとえば中古車取引に伴う陸送であれば、近隣都道府県までの陸送なら約2~3万円。それ以上の遠方になると3万円から8万円の範囲といったところでしょう。

もちろん値段設定は業者によっても変わってくる部分なので、正式な依頼をする前に、見積り段階でしっかりと計算してもらうことを忘れないようにしましょう。

陸送費を押さえたいなら?

車両の販売店によっては、あらかじめ店頭まで自動車を運んでくれる場合もあります。そのような店舗では追加での陸送費がかからないため、コストを安く抑えることが可能です。

また、一般的に自走での陸送は高くつきがちなのですが、輸送車の在庫状況などによっては自走を選ぶほうが費用を安く抑えられることもあります。

いずれにせよ、陸送費用に関しては自分だけで判断せず、店舗スタッフなどプロの方に相談することをおすすめします。

距離によって使い分けがお得!

ここまで見てきたように、陸送にもいくつかの手段があるほか、船便などの輸送も含めれば選択肢はさらに多くなります。

運搬する距離によって最適な手段は変わってきますから、しっかりと見積りを取って使い分けていくことで、輸送費や陸送費を節約することができます。

まとめ

陸送の意味や輸送との違い、メリット・デメリットや費用について解説させていただきました。

車を購入した際や故障に対処する際など、陸送を行うシチュエーションは意外とあるものです。その都度最適な方法を選んで、賢くサービスを利用してください。

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