町中で複数の車を積んで運んでいる、長い車を見たことはありますでしょうか?あの長い車はキャリアカーというもので、特殊な車体になっております。
そんな特殊な車体について、この記事では積み込みの工夫や注意点について解説いたします。

- 仕事お役立ち情報
- 2025/06/06
キャリアカーの車の積み方は?基本的なやり方やコツを紹介

キャリアカーとは
キャリアカーは自動車を運ぶ車両です。車を販売しているディーラーや大きめの中古車販売店、自動車修理工場などさまざまなところで利用されています。
そしてキャリアカーには運ぶ台数によって3種類あり、1台だけを乗せて走る事ができるのがローダーで、修理工場や小さめの中古車販売店などで利用されています。
単車というキャリアカーは2台~5台程度の車両を運ぶ事ができます。二階建てになっていて上下に車を乗せる事ができます。ベースとなるトラックは4t以上なので運転するには大型の免許が必要です。
トレーラーは最大で8台程度の車両を運ぶことができます。トレーラーなので大型免許と牽引が必要になります。
キャリアカーへの車両の積み方
ここではキャリアカーに車両を積み込むときのやり方について簡単に説明いたします。
積み込みは上段から
キャリアカーへ車を積み込む時にこうしなくてはならない、という決め事のような事はありませんが、基本は上段から車を積み込んでいきます。これは下段に車を積み込んでから上段に積み込む時に、車両に傷をつけたりしないためでもあります。
万が一、下段の車に工具が一本でも落ちてしまったら、下段の車に傷をつけてしまいかねません。さまざまな事情からキャリアカーに車両を積み込む時は、上段から車を積み込んでいきしっかりと固定してから下段に車を乗せていきます。
車両はドライバーが運転する
車をキャリアカーに乗せる時は誰が?という疑問にお答えしますと、キャリアカーのドライバーが自ら運転して車を乗せていくのです。乗せる時にはずれないように細心の注意が必要になります。積み込みをする時は車がぶれないようにする必要があります。
手の位置も12時の位置に固定してレーンを上っていくのですが、この時身体がぶれるとハンドルもぶれるので、右手でボディーを掴んでぶれないように慎重に乗せていかなくてはなりません。

車両の前後をしっかり固定
キャリアカーに車を1台ずつ乗せていきますが、そのまま輸送する事はできません。万が一ずれてしまったりしたら落下してしまう可能性もあります。そのため車の前後を固定するための器具を使ってとめておく必要があるのです。
タイヤをロープなどで縛ってキャリアカーのフックにつなぐのです。こうする事で走行中に車がずれて落下してしまったりする心配がありません。これはいくら運転に自信があったとしても必ずやらなくてはならない作業となります。
しっかり固定しておかないと違反になるので注意しましょう。
積み込む順番に決まりはない
どの車を先に積み込んでどの車を後に積み込むのかの順番は決まっていません。ある程度は下ろす順次第になるでしょう。だからといってどれから積み込んでも同じというわけではありません。例えば背の高い車を上に乗せると高さがあるので不安定になったりします。
さらに背の高い車を上段に乗せると、走行中に木の枝などに引っかかり傷が入ってしまったり、高さ制限を設けている道路を走行する時に破損してしまう可能性もあるかもしれません。自ずと背の高い車は下段、小さい車は上段といった感じになるのではないでしょうか。
高さは3.8メートルまで
先ほども説明したように、公道を走行する時には高さ制限というものが設けられています。一般的には3.8メートルで申請すれば高さは4.3メートルまでとなっているので、上段に積み込む車は低い車の方が違反になる可能性が少なくなるでしょう。
もしも高さ制限に引っかかるような積み方をしてしまうと、道路交通法違反になりますしカーブなどでかかる遠心力も大きくなり、事故や破損などの原因にもつながりかねませんので、積み込みをする際には高さの事をよく考えて積み込みましょう。
キャリアカーの積み下ろしで気をつけること
ここではキャリアカーの積み下ろしを行う時に注意すべき点をいくつかご紹介いたします。

車両に傷をつけない
積み込んでいるのはお客様の商品です。例えば故障車だけを運ぶのであったとしても、決して傷をつけないように細心の注意が必要になります。フックの位置が決まっているので車両同士が接触する事は少ないかもしれません。
中古車であっても車体に傷がつかないように気を付けなくてはなりません。ましてや新車を輸送する場合には特に気を付けなくてはなりません。自分が新車の購入をして傷があったら悲しいですよね。なので自分の車だと思って積み下ろしをしましょう。
固定は何度も確認を
ロープの締め方がゆるかったりすると、走行中に前後にずれて接触してしまうかもしれません。固定するロープの張り具合はしっかりと確認し、緩まないように固定できるように十分に注意をして積み込みを行いましょう。
固定をしっかりと行わなくては大事故になりかねません。もしも事故を起こしたら補償問題になりかねないので、固定はしっかりと行う習慣をつけましょう。
車両を下ろすときの注意点
キャリアカーから車両を下す時の注意点としては、フックからロープを一気に外してはいけないという点です。もしも一度に外してしまってレーンから落ちてしまったら、これもまた大事故につながりかねない事態が起こる可能性はあります。
特に下段よりも上段の場合は荷台を傾けますから、万が一全ての車のフックを外していたら、一気に車が下がってこないとも言えません。そのため一台一台下すたびに固定を外してゆっくりと傷をつけないように下ろしていかなくてはならないのです。
まとめ
今回はキャリアカーに荷物を積み込む時の注意点、そして目的地で荷物を下す時の注意点についてを簡単ではありますがご紹介いたしました。この記事がこれからキャリアカーのドライバーを目指している方の参考になれば幸いです。
この記事を書いた人

プレックスジョブマガジン編集部
プレックスジョブマガジンは、累計100万人以上の方にご登録いただいている求人サイト「プレックスジョブ」が運営するメディアです。 7年以上にわたりドライバー・製造職・施工管理といったエッセンシャルワーカーの転職支援に携わっており、各業界で働く方・これから目指す方のために、役立つ情報を発信しています。 仕事や転職に関する記事を通じて、キャリア支援をしています。
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