ダンプは一種類ではありません。街中で見かけるダンプもよく見ると大きさもサイズも形も微妙に違うものなのです。
その中で深ダンプというのをご存知でしょうか?初めて聞く名前かもしれませんが、今回は深ダンプとは何か?どんな働きをするのかについてご紹介いたします。

ダンプは一種類ではありません。街中で見かけるダンプもよく見ると大きさもサイズも形も微妙に違うものなのです。
その中で深ダンプというのをご存知でしょうか?初めて聞く名前かもしれませんが、今回は深ダンプとは何か?どんな働きをするのかについてご紹介いたします。

まずは深ダンプというのがどんなトラックなのかを簡単にお話ししましょう。ダンプというのは運転台があってその後ろには荷台が付いているトラックの一種です。荷台には砂利や石や土砂などを積載して運びます。
運んだ砂利を指定場所に置くときには荷台が傾いて流して落とします。深ダンプは荷台の部分が通常のダンプよりも高いので、同じサイズでもより多くの荷物を輸送することができます。
ただし砂利や土砂などの重いものは運べません。基本的にはプラスチックや木材、石灰や産業廃棄物といった軽いものを運ぶためのダンプなのです。
この事から「土砂禁」などという呼び方をするトラックドライバーもいます。効率よく荷物をたくさん運べる特徴的なダンプなのです。

深ダンプを運転するのに必要な運転免許は基本的に中型免許や大型免許です。これらの免許の取得条件、取得方法、取得費用についてを簡単に説明いたします。
中型免許で運転できるのは車両総重量11t未満のトラックで、最大積載量が6.5t未満のトラックとなります。
取得条件としては普通免許などの免許を取得して2年以上運転経歴がある方が取得できるので、20歳から取得が可能な運転免許となります。特例教習の場合は19歳から可能です。
免許の取得方法としては「一発免許」「合宿免許」「通学」で取得ができ、一発免許は4万円程度、合宿・通学共に20万円~30万円程度の費用がかかります。
大型免許の取得も中型免許同様に18歳以上だったら誰でも取得できるというわけにはいきません。大型の場合は21歳以上(普通免許取得後3年以上の運転経験が必要なため)の方が取得資格を得られます。こちらも特例教習の場合は19歳以上です。
車両総重量が11t以上で最大積載量が6.5t以上のトラックを運転する事が可能です。運転免許の取得方法は一発免許が4万円以上で、合宿で20万円以上、通学で25万円以上の費用が目安になります。
可能であれば合宿もしくは教習所に通って取得した方が得かもしれません。なぜなら、一発免許は確かに安いですが合格率がそれほど高くはないので、何度も受けた結果教習所に通った方が安かったという事もあるからです。
ダンプ運転手に必要な免許が気になる方はこちらもご覧ください。
関連記事:ダンプカーで必要な免許/資格はコレ!取得の条件や費用、期間はどのくらい?
ここでは深ダンプで何を運べるのかについてをわかりやすく解説していきます。
産業廃棄物といっても色々なものがありますよね。深ダンプで運ぶ産業廃棄物の代表的なものが『金属くず』です。金属加工では金属を切削(削る)して製品の加工を行いますが、この時切りくずが大量に出るものなのです。
その金属くずを業者に依頼して廃棄したり売ったりするのですが、この切粉などを運ぶのに深ダンプを活用している業者が非常に多いです。
切粉(切りくず)は非常に軽いのですが、カールしているので非常にかさばるのであおりが大きい深型ダンプが最適なのです。
農場や牧場などで使用する飼料などを運ぶ時にも深ダンプが活躍しています。飼料には色々な種類がありますが、例えば家畜に与える藁などを使った飼料を運ぶ時には、やはり深ダンプの方がより多くの飼料を輸送する事ができます。
また、農場などでとれた作物を運ぶ時にも深ダンプの方が、より多くの作物を輸送することができるので多くの農家で深ダンプが活躍しているのです。
飼料の形状にもよりますが軽くてかさばるものを運ぶのに深型ダンプは適しているのですね。
ウッドチップというのはどういうものなのかというと、木の幹の部分を小さくチップのように粉砕したものです。
ウッドチップは建築素材にはならないけれど別の用途で使う分には問題の無い木材で作られていて、園芸用として活用されているものです。これらのウッドチップを輸送するのに深ダンプを活用します。
一度に大量に運べるので輸送回数を減らす事ができ、燃料費や時間の削減ができるため、普通のダンプではなく深ダンプが選ばれるわけですね。

例えば10tダンプと同じ大きさでも深ダンプだとはるかに多くの荷物を輸送する事ができます。そうであれば土砂や砂利なども運べたら効率が良いと思われるかもしれませんが、深ダンプは土砂禁なので土砂を運ぶことができません。
理由は簡単です。もしも深ダンプいっぱいに土砂を積載してしまうと、バランスを崩してしまいやすいので横転などの事故につながってしまいます。
大きなダンプなだけに万が一横転などをしてしまうと、大事故になりかねないので土砂禁になっているのです。
しかも、もしも深ダンプで土砂などを満載にしてしまうと、本来の最大積載量をオーバーしてしまい、過積載になってしまうでしょう。そうなると道路交通法違反になるので深ダンプには土砂の積載はできないのです。
深ダンプは法律で厳しく土砂などを運搬するのを禁止されています。一般的にダンプというのは土砂や汚泥を運ぶものなので、あまり規制は無いように感じるのでちょっとぐらい大丈夫かも?なんて考えていてはいけません。
もしも土砂禁である深ダンプに禁止されている土砂を積み込んでいるところを捕まってしまったとしたら、厳しい罰則を受けてしまう事になるので注意が必要です。ダンプ規制法違反で罰金3万円が科せられます。
他にも整備命令を受けます。当然運転手にも罰則がありますが会社もダメージを受ける事になります。土砂を積み込みたい場合には変更許可申請をしなくてはなりません。許可が下りてから土砂を積めばダンプ規制法違反にはなりません。
今回は深ダンプとは何か?深ダンプにはどんな荷物を積載する事ができるのか?運転をするんはどんな免許が必要なのか?
もしも土砂禁なのに土砂を積んでしまったらどうなるのかについてをご紹介いたしました。この記事が深ダンプについて知りたい方の参考になれば幸いです。

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