大型免許の取得には年齢制限があると聞いたことのある方は多いはずです。
また大型免許の場合、年齢だけではなく、他の免許を取得する際には問題とならないような条件をいくつかクリアしなくてはなりません。
今回は大型免許の取得を予定している方のために、大型免許取得に関する年齢制限やその他の条件、取得費用や取得期間について説明させていただきます。

大型免許の取得には年齢制限があると聞いたことのある方は多いはずです。
また大型免許の場合、年齢だけではなく、他の免許を取得する際には問題とならないような条件をいくつかクリアしなくてはなりません。
今回は大型免許の取得を予定している方のために、大型免許取得に関する年齢制限やその他の条件、取得費用や取得期間について説明させていただきます。

まずは多くの人が気になっているであろう条件、年齢制限の有無について事実を確認していきましょう。
年齢制限と言われると「○歳まで」といった意味合いで捉えてしまいそうになりますが、実際には大型免許の取得年齢に上限はありません。
たとえ高齢であろうと、学科試験や技能試験をパスできれば大型免許を取得することができます。
ただし、健康状態には注意が必要。運転に支障をきたすレベルの不自由がないことはもちろん、視力などについて基準をクリアする必要があります。
誰でも加齢とともに体が衰えてきますから、その意味では高齢になってから大型免許を取得することは難しいという見方もできます。
なお、取得年齢に下限はあり、21歳以上でなければ大型免許を取得することはできないと定められています。大型免許に年齢制限があるというのは、この下限についての話なのです。
ただし、2022年の道路交通法改正により、特例教習を受講すれば19歳からでも取得が可能になっています。
年齢に関する取得条件について、より詳しく見ていきましょう。
先述したとおり、大型免許は21歳以上でなければ基本的に取得できません。
大型免許の制度ができた1960年の時点では18歳以上だったのですが、事故が相次いだことによって20歳以上に改正。さらに2007年の法改正を経て、現在の21歳以上という規定になりました。
そして、2022年の道路交通法改正により、特例教習を受講すれば19歳からでも取得が可能になっています。
特例教習を除き、大型免許を取得するためには、普通免許、中型免許、大型特殊免許のいずれかを取得しており、かつ免許期間が通算3年以上あることが必要とされます。
わかりやすく言い換えるなら、3年以上の運転経験がなければいけないということです。なお、免停期間はもちろん3年のうちに含めることができませんので注意してください。
運転免許経歴証明書は、免許センター、自動車教習所、警察署で発行してもらうことができます。
次に、健常状態にまつわる条件について確認していきましょう。
大型免許を取得するためには、10mの距離で90デシベルの警告音が聞こえることが条件となります。このとき、補聴器を使用しても構いません。
もっとも、これは通常の会話が聞き取れるくらいの聴力があればクリアできます。普段から支障なく生活できている人ならば特に問題とはならないでしょう。

片眼で0.5以上、両眼で0.8以上の視力が大型免許の取得条件として定められています。
メガネやコンタクトレンズを使用することで視力を矯正していても構いませんので、普段からスマートフォンやパソコンを眺める時間が多いという方はあらかじめメガネ等を作っておいたほうがいいかもしれません。
また、色の識別がつくことも取得条件の一つです。赤、青、黄、すなわち信号の色を識別できない場合、大型免許を取得することはできません。
深視力とは物体の遠近感や立体感、奥行き、動的な遠近感を捉える能力のことです。
遠近感や距離感を感じる能力はドライバーにとって生命線と言っても過言ではありませんから、深視力が求められる理由もわかるというものです。
大型免許を取得するためには、2.5mの距離で深視力検査を3回行って、その誤差の平均が2cm以下であることが要件とされます。右目と左目の視力が極端に違うという人は要注意です。
自動車の運転に支障をきたすような身体障害がないことが必須条件であるとされています。
手足が満足に動かないようではハンドルやアクセル、ブレーキの操作もままなりませんから、これはやむを得ないところですね。
ここまで挙げてきた条件をすべてクリアしているようなら、いよいよ大型免許の取得に向かいましょう。
免許を取得するためには大きく分けて二つの方法があります。それぞれどのような違いがあるのか見比べてみましょう。
まずは一発試験です。試験場か運転免許センターで試験を受け、合格することによって大型免許を取得することができます。
一発試験にかかる費用は場所によって異なるため一概には言えないのですが、参考までに東京都の場合を記しておくと、受験料3,900円、試験車使用料3,000円、免許証交付料2,350円、講習受講料24,150円となっています。
ただし、試験項目には路上練習という項目もあります。大型免許取得歴3年以上の指導者のもとで試験日の3ヶ月以内で5日間練習する必要があるのですが、この指導者を確保するのは至難の業です。
そもそも練習という以上トラックや場所も用意しなければならず、会社の協力があるならばともかく個人ではハードルが高いと言わざるを得ません。
そのため一発試験での取得はあまり一般的ではなく、教習所や合宿を利用するほうが多数派となっています。
普通免許と同じように、大型免許も教習所に通ったり合宿に参加することで取得することができます。
ただし、やはり普通免許の場合と同様なのですが、教習所を利用するとなると時間とお金がかかってしまいます。

教習所で大型免許を取得する場合、時間と費用はどのくらいかかるのでしょうか。
教習所に通うための費用がいくらになるかは、普通免許を所持している人と中型免許を保持している人とで変わってきます。まず普通免許を保持している人についてです。
普通免許の中でもオートマ限定かマニュアルかで変わってくるのですが、オートマ限定の普通免許の場合であれば35万円以上、マニュアルの普通免許であれば30万円以上が相場とされています。
一方、中型免許を所持している人は20万円以上が目安です。これは教習時間が普通免許の人よりも短くて済むためです。
中型免許を持っている人はある程度サイズの大きな車に慣れている可能性が高く、再試験になりにくいのも費用がかさまない理由の一つと言われています。
平成29年3月11日の法改正以前に普通免許を取得した人は、免許区分が「8トン限定中型免許」となっているはずです。
この場合は学科教習が免除され、技能教習一本となりますから、そのぶん大型免許取得までにかかる時間が短くなります。
技能教習は第一段階が8時間、第二段階が12時間の合計20時間。教習所に通う頻度によって取得までの日数は変わりますが、最短ならば10日ほどで取得できるのではないでしょうか。
それ以外の人に関しては、マニュアルの普通免許を取得している人は学科教習1時間と技能教習30時間。オートマ限定の普通免許の人は学科教習1時間と技能教習34時間となっています。

大型免許は数ある運転免許の中で最もランクの高い免許と言えます。そのため取得には年齢制限があり、教習時間も長いため費用も多くかかりがちです。
ただし、その分需要があり給料も良いです。取得している免許によっては教習時間が少なくなる可能性もありますから、自分がどの区分に該当しているのか教習所に申し込む前に確認しておきましょう。

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